後列左から:桜井ユキ、中川大志、池内博之、栁俊太郎、塩野瑛久
前列左から:矢本悠馬、玉木宏、山﨑賢人、山⽥杏奈、舘ひろし
大ヒット映画『ゴールデンカムイ』の続編となるドラマシリーズ第1弾「連続ドラマW ゴールデンカムイ ―北海道刺⻘囚人争奪編―」が10月6日(日)よりWOWOWにて独占放送・配信される。それに先駆けて8月27日(火)、都内劇場にて完成披露試写会が行われ、山﨑賢人(杉元佐一役)、山⽥杏奈(アシㇼパ役)、矢本悠馬(白石由竹役)、栁俊太郎(二階堂浩平/ 洋平役)、塩野瑛久(奥山夏太郎役)、桜井ユキ(家永カノ役)、中川大志(鯉登少尉役)、池内博之(キロランケ役)、玉木宏(鶴⾒篤四郎役)、舘ひろし(土方歳三役)という豪華なキャストが登壇した。
本作は、明治末期の北海道を舞台に描く、アイヌの埋蔵⾦を巡るミステリーで、魅⼒的なキャラクターたちが相まみえる冒険活劇だ。
劇中、山﨑演じる杉元の前に強敵たちが次々と立ちはだかる。山﨑は「(印象に残った強敵は)全部です。全部ですと言いたくなるぐらい、ドラマから登場する人たちのキャラクターが濃く、印象に残っています」と言いつつ、「何話で出てくるかはまだ言えないんですけど、満を持して発表となった鯉登少尉。撮影も楽しかったです」と中川を指名。「大志と共演するのも本当に久しぶりだったので嬉しかった。大志の鯉登少尉が出てきて、ドラマの成功を確信したってみんなが言ってました」と中川との共演を喜んだ。
中川は「10代の頃から(山﨑を)知っていて、矢本くんも玉木さんも久々に現場で一緒だったので、照れくさかった。僕は後から合流させていただいたのでドキドキしてました」と心境を語った。
続いて山田は「アシㇼパの出生にまつわることや、金塊争奪戦にどう関わっているのか、ドラマの中でだんだんと明らかになってくるので、そこを楽しみに見ていただけたらなと思うのと、あとはグルメです。映画に引き続きグルメもたくさん出てくるので、そこを楽しみに」と見どころを語り、「変顔は漫画と見比べながら家で練習してました」と山田が披露する変顔も楽しみだ。
映画では“対峙しているだけで怖くなる(山﨑)”という異次元すぎる完成度で評価を得た玉木演じる鶴⾒篤四郎。玉木は「(鶴見の姿)あの見た目なので、僕がどうこうっていうより特殊なメイクであったり・・・、そういう意味で完成度がすごく高かったのかなと思っていますし、見た目に追いつくように頑張らなければと思って演じてました」とコメント。さらに「第1弾は本当にヤバいやつしかいないからどうしようかなと。それぐらい見応えのあるクセの強い方がたくさんいます」と見どころを披露した。
矢本には、8ヶ月という長期間の撮影現場あるあるを求められ、「オレだけ質問の質が違う」と苦笑しつつ、「池内さんがいつも辛いソースとか七味を持っていて、僕も賢人も杏奈ちゃんも辛いのが好きで、いつも食事の時間に辛いソースをかけてもらって体がポカポカした。キロちゃん(池内)のスパイスで冬の寒さを乗り切れたあるあるはあります」と現場での仲良しエピソードを披露した。
人気もあって超個性的なキャラクター鯉登少尉を演じる中川は、演じるにあたり「まずビジュアルの部分から一つひとつ打ち合わせをしながら作り込んでいった。まず眉毛ですかね(笑)。鏡を見て“鯉登じゃん!”と、本当にスイッチを入れてくれて感謝しています」とビジュアルについて述懐。さらに撮影初日の山﨑・矢本とのシーンについて「二人とは50メートルくらい離れていて、二人がずっと笑っている・・・。一生懸命やってるんですけど、初日ですごい緊張もしていたんですけど、なんでだろうな?と思ってやりづらかったです」と山﨑・矢本に問いかけた。矢本は「大志が好きなんです」、山﨑も「(中川が)走ってくるだけで、愛おしくなった」と中川愛を明かした。
栁は「ヘッドギアをかぶっている(二階堂の)ビジュアルはインパクトあります」、塩野は「演者・スタッフの原作愛がすごく感じられた現場だったというのを感じていたら、いつの間にか終わってしまった」、桜井は「ネタバレというか、誰とは言わずあの女優さん(山田杏奈)の目玉を舐めたのは初めて」、舘は「崖の上から見下ろすシーンではギリギリのところまで立たされた」など見どころやエピソードを披露した。
「連続ドラマW ゴールデンカムイ ―北海道刺青囚人争奪編―」
WOWOWにて10月6日(日) 午後10時より独占放送・配信(全9話/第1話無料放送)
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