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2025年4月5日 23:14

五百城茉央(乃木坂46)「皆さんに届いて放送されるのはめっちゃ不安です」 ドラマ『MADDER(マダー)その事件、ワタシが犯人です』完成発表トークイベント

左から:濱正悟、武田梨奈、五百城茉央、山村隆太、樋口幸平、山下永玖

 

カンテレ・フジテレビ木曜深夜放送のカンテレ×FODドラマ『MADDER(マダー)その事件、ワタシが犯人です』の1話先行上映&完成発表トークイベントが4月5日(土) にフジテレビ・マルチシアターで行われ、トークイベントには、主演の五百城茉央(乃木坂46)、共演の山村隆太(flumpool)、武田梨奈、樋口幸平、山下永玖(ONE N’ ONLY)、濱正悟が登壇した。

本作は、偏差値78超の天才高校生・仲野茜(五百城)が、ある殺人事件の犯人と思われる青年・黒川悠(山村)と出会い、学校で小さな事件を起こしたことをきっかけに、やがて日本を震撼させる連続殺人事件に発展してしまうミステリーエンターテインメント。

地上波連続ドラマ初出演かつ初主演の五百城は「テレビドラマは、小学校のときは録画してあるドラマを楽しみに帰ったり、このドラマを観るために、今日はこの仕事を頑張ろうと思ったり、小さい頃から私の生きがいの一つでした。出演の話を聞いたときは、純粋にすごく嬉しかったんですけど、初主演だと聞いて、正直不安でいっぱいでした。脚本を読んでも、茜の気持ちが全然分からなくて、何度も何度も読み返していくうちに、やり甲斐のある役だなと思ったので、精一杯頑張らせていただきました」と心境を語り、さらに「茜は傍から見ると、頭も良く、きっといろんな人から羨ましがられる存在だと思うんですけど、茜自身の心の中は空っぽ。感情が動かない日々を送っている中で、殺人事件が起こって、黒川という人物に出会い、少し心が動かされたことが、茜にとってはすごい物珍しいことだったから、きっとその沼にどんどんハマっていってしまうというお話なんです。つまらない人生を変えたい、人生を面白くしたいという気持ちは、私もすごく分かるなと思って・・・。なので、ひとシーンひとシーン、この感情は私にとってのこれかな?とか考えながら演じていました。だけど、皆さんに届いて放送されるのはめっちゃ不安です」と雄弁に語った。

黒川を演じた山村は「脚本を読んだときは、すごい展開、どんでん返しで、すごく魅力的な脚本だと思いました。その中で黒川という役はとても大切な役で、自分が演じていけるか、すごく不安がありました。黒川はミステリアスで、天才の茜でさえもなかなか理解できない存在。僕は黒川にどう向き合っていくか、それは月を追いかけているような、近づけば近づくほど遠ざかるような、暗闇の中で探しても何も見つからないような、そういった気持ちになることが多かったんです。でも、黒川とはこういうことを考えながら、人っていうのはこういうことを考えて、生きているのかなと思いながら演じてました」と難役だったことを明かした。

五百城は山村との共演について「(山村と二人で)インタビューを受ける機会があって、私はまだ19歳なので、人生経験も浅くて・・・。やっぱりいろんな経験をされてきた方(山村)から出てくる言葉っていうのはすごく深いなというか、私もすごい学ぶなと思うことがたくさんあって、その日は印象に残っています」と話すと、山村は「いや、その言葉はそのままお返ししたい。自分は不器用な人間なんで、演技をこうやれって言われても、自分の中で解釈してやるのが難しくて、でも五百城さんは監督からこうやったらどう?って言われたときの瞬発力とか適応力、茜に対しての読解力が素晴らしい。どういう19年を生きたらこんなふうになるんだ? 年齢をごまかしてるんじゃないのかなって思うぐらい素晴らしい落ち着き、対応力だったと思いました」と逆に五百城の演技力を称賛した。

茜の同級生で中学校全国クイズ大会優勝者・江藤新を演じた樋口は「とてもミステリアスな話でもありつつ、ギャグパートだったり、いろんな要素が詰め込まれていて、キャスト・スタッフ含めた愛の詰まった作品で、かついろんなところに伏線が散りばめられ、ものすごく面白い作品になっていると思います。その中で、江藤新は茜に対していろんな感情を持っているキャラクターだったので、とても楽しくやらせていただきました。江藤は茜に対しての心情の変化だったり、茜に対しての思いが、物語終盤になっていくにつれてより深くなっていきますので、楽しんでいただけたらと思います」と江藤を売り込んでいた。

同じく茜の同級生・宮内大翔を演じた山下は「宮内は数学オリンピック優勝の実績を持っていて、考察することが何より大好き。でもお調子者というか、ちょっと可愛げのある部分もあるし、偏差値78以上の学園でお調子者を演じる姿に注目してもらえたら嬉しいです」と自身の演技をアピールした。

捜査一課刑事・梶谷美和役を演じた武田は「ここに登壇している役の中では一番全うというか、正義感が強い役。バックボーンが描かれてない分、ただ捜査事件を追っているだけでなく、人間らしい部分もにじみ出るような役にしたいという思いで演じさせていただきました」とコメント。

捜査一課梶谷の部下・森野真治を演じた濱は「真っ当な梶谷先輩とは対極にあるようなキャラクターで今まで出会ったことないような刑事の役柄で、セリフも自由度がある役柄なので、いろいろアイデアを持って演じました」と話した。

最後に、五百城は「この作品にいろんなことを教えてもらったという気がしています。本当に大切なものは何なのか、このドラマが作るメッセージにもなっているかなと思いますし、自分も改めて考えさせられました。きっと観ている人にも考えさせるような作品と思うので、その部分に注目して楽しんでいただきたいです。この約二ヶ月間、本当にいろんな方々に支えられて自分は頑張ることができたので、感謝も伝えたいと思います」と話し、イベントを締めくくった。

カンテレ×FOD 新ドラマ 『MADDER(マダー)その事件、ワタシが犯人です』
2025年4月10日(木) スタート
カンテレ:毎週木曜24時15分~24時45分
フジテレビ:毎週木曜26時15分~26時45分
※放送時間は変更になる可能性があります。
カンテレ1話放送直後からFODにて1週間の先行配信

 

 

 

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