2月3日、東京・渋谷公会堂にて、ドラマ『私の期限は49日』のファンミーティングが開催され、主要キャストのチョ・ヒョンジェ、チョン・イル、ナム・ギュリが来日し、ファンからの熱い声援を受けた。
韓国中を涙で包み、日本でも昨年フジテレビ韓流αで放送し高視聴率を獲得、現在BSフジで放送中のドラマ『私の期限は49日』。交通事故で昏睡状態に陥ったヒロイン・ジヒョン(ナム・ギュリ)が生き返るために必要なものは、自分を本当に愛してくれる3人の涙。過酷な運命に立ち向かう彼女に与えられた期限は49日間。ジヒョンを密かに想い続けるワインバーの経営者にチョ・ヒョンジェ、死者をあの世に送る仲介人をチョン・イルが演じている。あなたのために心から泣いてくれる人はいますか?・・・真実の愛を探すファンタジーラブストーリーにはまる女性が続出中。
イベント開催に先立ち記者会見が行われ、来日した3人が登壇した。
まずは、それぞれが「初めましてチョ・ヒョンジェです。宜しくお願いします。」、「初めまして、ナム・ギュリです。今日はとっても嬉しいです。」、「皆さん、こんにちは。スケジューラー、ソン・イス役のチョン・イルです。このドラマは私の人生の中で大きな意味を持つ作品です。(韓国で)放送されて1年たっても、まだ余韻が残っています。」と挨拶し、ドラマについての思い入れや、イベントへの意気込みを語った。
Q:チョ・ヒョンジェさんが、除隊後初めての出演に本作品を選んだ理由は?
チョ・ヒョンジェ:今までのドラマとはまったく違ったファンタジーラブストーリーで、とても新鮮に感じました。ハン・ガンという役もたくさんの魅力をお見せできると思ったし、物語が心に響きました。
Q:チョ・ヒョンジェさんにとって、ご自身の中での本作品の位置づけは?
チョ・ヒョンジェ:私にとって、本当に大きな意味のある作品になりました。除隊後初の作品であり、たくさんの方に愛していただき嬉しいです。海外でも人気が高いと聞き、とても光栄に思っています。
Q:ナム・ギュリさんは、イ・ヨウォンさん、チョ・ヒョンジェさん、チョン・イルさんとの共演はいかがでしたか?
ナム・ギュリ:イ・ヨウォンさんは、『善徳女王』で高い人気を得ていて、その後の作品ということで、私自身もとても期待していました。二人で息を合わせないといけないキャラクターだったので、ドラマに入る前にもリーディングをし、イ・ヨウォンさんも努力して下さいました。たくさん助けていただきました。
チョ・ヒョンジェさんは、食事をよくおごっていただきました(笑)。「しっかり食べて頑張って演技をしないといけないよ。」と言って、とても優しく親切にして下さって楽しかったです。
チョン・イルさんは、とても情熱的な方で学ぶことが多かったです。
3人とも私にとっては、とても大切な俳優さんです。
(ギュリの話に、チョ・ヒョンジェとチョン・イルも嬉しそうな笑顔。)
Q:演じる上で一番難しかったことは?
ナム・ギュリ:“魂”を演じるという役だったので、一人で演じるのが大変でした。気持ち的にも辛く、壁にぶち当たることもありました。感情の部分をどう演技しなくてはいけないのか、まだまだ経験がたりなかったので大変でした。
Q:チョン・イルさんは、若手の中でも最も期待されている俳優さんですが、この作品に出演して、俳優として成長したところはありますか?
チョン・イル:この作品は、僕にとって大きな意味を持っている作品でした。たくさんの事を感じることができ、それを表現することができました。また、相手と呼吸を合わせるということがどういうことか悟らせてくれた作品。イギョンとの別れのシーンでは、自分の一部がちぎれ落ちたような痛みを感じました。僕を役者として成長させてくれた作品だったと思っています。
Q:撮影時の忘れられないエピソードは?
チョン・イル:この作品を演じた後、共通点ができました。『私の期限は49日』の中で、本当にたくさん洋服を着替えましたが、その後の作品でもそうなんです。今撮影中の『太陽を抱く月』でも、時代劇にも関わらずたくさん着替えました(笑)。思い出に残るシーンは、救急病院の中でイギョンと会うシーン、コーヒーショップでイギョンと会うシーン、最後にイギョンと別れるシーンの3つです。
Q:では、普段着は多いですか?
チョン・イル:僕は洋服が大好きなんです。だから、ファッショナブルな役柄が多くて嬉しいです。素敵な洋服を着ることができ、それを選んでくれるスタイリストさんたちに感謝しています。
Q:ドラマの中では、魅力的な二人の女性(シン・ジヒョンとソ・イギョン)が出ていますが、どちらがタイプ?
チョ・ヒョンジェ:僕は、ドラマの中で二人とも愛する役なので、実際にも同じ思いです。お二人ともとてもお綺麗ですので・・・。
チョン・イル:僕の役柄から言うと、ギュリさんに対しては助けてあげたり怒ったりする役で、ヨウォンさんは僕が愛する役でした。お二人とも本当に美しいのですが、やはり僕がドラマにどっぷりハマっていたので、ヨウォンさんです。
Q:脚本の素晴らしいところは?
チョ・ヒョンジェ:2つの“魂”が登場し、その謎が徐々に明らかにされていく。僕が演じたハン・ガンという役の、胸に切なさを感じる内面的な描写もよかったし、表向きはとても冷たく見えるけれど、内面はとても温かい心を持ったキャラクターという点もよかったです。
最後に、今後の目標と日本のファンへのメッセージを伝えてくれた。
チョン・イル:昨年は本当に忙しい1年でした。今年もすでに時代劇『太陽を抱く月』の撮影をしていますが、俳優として成長できるような1年にしたいと思っています。日本のファンの皆さんとは、2年ぶりにお会いすることができて光栄です。久しぶりに会えるのでとてもドキドキワクワクしています。これからも皆さんに恥ずかしくない俳優になれるように頑張ります。
ナム・ギュリ:今、中国でドラマ撮影をしています。今年1年は、映画やドラマ、それ以外でも皆さんにお会いできると思います。公式に皆さんの前に立つのは、See Yaの活動以後初めてで、ドキドキしています。ドラマと共にナム・ギュリのことを知っていただけるようにこれからも頑張ります。
チョ・ヒョンジェ:『私の期限は49日』を愛して下さってありがとうございます。除隊後、久しぶりに皆さんとお会いできて嬉しく思っています。これからも日本の皆さんに頑張っている良い姿をお見せするため、次の作品も今構想中です。日本でも活動できるように努力していきます。
ドラマの中のキャラクターが、そのまま登場したかのような雰囲気の3人。ひとつひとつの質問に丁寧に答える姿からも、このドラマに対する愛情が感じられた会見となった。
その後開催された、“『私の期限は49日』ファンミーティングin TOKYO”では、シン・ジェがドラマOST「涙が出る」を歌ってスタート。
3人が揃って登場すると、割れんばかりの拍手と大歓声で最初から会場は大興奮。
途中、チョ・ヨングァン監督も登場し、トークコーナーでは、ドラマを振り返りながら撮影エピソードを披露。マイナス20℃を下回る寒さの中の撮影で、衣装がとても薄くて震えたり、寒くて口が回らなくNGが多く出たこと、ワインバーのオーナー役のチョ・ヒョンジェは、実際にもファンからのワインのプレゼントを大切に飲んでいる等を明かした。
また、ドラマに関する○×クイズコーナーでは、彼らの愛用品、その場で作成されたHAND PRINTINGのプレゼントがあり大いに盛り上がった。さらに3人がOSTの歌を熱唱し、その甘い歌声に観客は酔いしれ、楽しい時間はあっという間に過ぎて行った。
イベントの後には、参加者全員とのハイタッチ会が行われ、ファンとの交流をさらに深めた。
イベントの終演後のファンたちの笑顔から、ドラマ同様、彼らはこれからも愛される俳優になっていくだろうと確信した。益々の活躍に期待したい。
「私の期限は49日 DVD-BOX1&2<ノーカット完全版>」
発売日:発売中
価格:各¥19,950(税込)
発売元:フジテレビジョン/ポニーキャニオン
販売元:ポニーキャニオン
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