2013年6月28日 20:20

K（ケイ）、除隊後初のフルライブ開催！変わらぬ甘い歌声でファンを魅了！

透き通るような歌声と、ユーモアあふれる絶妙なトークで人気を博す歌手K（ケイ）が、6月1日、東京・中野サンプラザホールにて、『live K 2013～641～』を開催した。 P1840451-2 2011年11月に行われた日本武道館ライブ以来、約2年半ぶりとなったフルライブ。今年5月29日にリリースした、活動再会後初となるミニアルバム『641』を引っさげファンとの再会を果たした。この日の公演チケットは即完売。久しぶりのKの歌声を聴くため、そして笑顔を見るために集まったファンで開演前から会場は熱気で溢れていた。 P1840886-2 会場が暗転するとステージは青いライトが照らされ、場内に時計の秒針の音が響きわたる。彼の登場を待ちわびた時間をカウントするかのように･･･。すると、黒のハットに、赤と黒のストライプのスーツをファッショナブルに着こなしたKが登場！大歓声で迎えられ、1曲目のアルバムタイトル曲「641」から客席は総立ちに。彼の指はピアノの鍵盤の上をダンスするように滑らせ、甘い歌声とともに会場を包み込んだ。続いて「スニーカー」を披露し、一気にKの世界へといざなった。 P1840678-2 「641」とは、彼が母国韓国で兵役を務めた日数のこと。641日間の心の変化や成長を歌にしている。軍隊生活で得たもの、学んだこと、人生の中で気づく小さな幸せなどを綴った、初の書籍『幸せを数える。』（幻冬舎刊）も5月24日に発売された。同タイトルのアルバム収録曲「幸せを数える。」を歌いだすと、自然と会場から手拍子が。「みんな、待っていてくれてありがとう！！」と感謝の気持ちを伝えると、会場からは割れんばかりの拍手が送られた。

さらに、アルバムのカップリング曲で、自身の祖父の話を楽曲にした「ハラボジの手紙」をひと言ひと言、語りかけるように歌う。温かい歌詞とメロディが心に染み渡り、一心に聴き入るファンの頬に涙が伝った。また、「Don’t Stop the Music」をカバーして初披露したり、アコースティックなステージ・コーナーも用意された。“ただ会いたくて･･･ただ愛おしくて･･･”とアカペラで歌い始める「Beyond the Sea」も、いつものピアノバージョンとは少し違った雰囲気に。「今日はあまり喋らないようにしているんですよ～(笑)。」と言いながらも、「すごく気持ちいいよー！」と上機嫌なK。音楽で会話し、心から楽しんでいる仲間たちのアットホームなライブは、とても大きな会場で行っているとは思えないほどリラックスした様子だ。それを嬉しそうに見つめるファンたちに囲まれ、会場は一つになって盛り上がった。

終盤は、インストで華麗なピアノパフォーマンスを見せつけ、会場はさらにヒートアップ。そのまま「Y.E.S」へと続き、ボルテージはMAXに。この日初めて公演で披露した「Director’s Cut」では、タオルを投げて、みんなでジャンプ、ジャンプ！ P1840836-2 アンコールでは、名曲「Only Human」をしっとりと聴かせ、「やっぱり僕のファンは温かい。いつもエネルギーをもらっています。改めて、ありがとうございます。これからも宜しくね！」と挨拶。「Bye My Freiens」のラストでは大合唱となって、思わず客席に飛び降りる場面も。2時間半に及び全19曲を熱唱し、最後までKの魅力をたっぷりと堪能したライブは、大興奮のまま幕を閉じた。 P1840648-2 なお、6月6日に、大阪フェスティバルホールで行われたライブも大盛況のうちに終え、ライブ中には、8月10日（土）福島県福島テルサ・FTホールを皮切りに開催される全国ツアー「K style」を発表し、ファンを喜ばせた。