2013年6月30日(日)、梅雨明け宣言はまだだが、まるで真夏のような太陽が顔を出したこの日。その太陽に向かって咲くひまわりのような笑顔のイ・ジヌクが久々に日本のファンの前に姿を見せる。
1年半ぶりとなるファンとの楽しい時間「イ・ジヌク Fan meeting in Japan 2013 ロマンスをあなたに」が開催され、ファンとの再会の時を前に、記者会見が開かれた。
さわやかなブルーのシャツにデニムというマリンテイストのスタイルで颯爽と登場したイ・ジヌク。
これから始まるドキドキ、ワクワクする時間の前にファンへの感謝の気持ちと意気込みを語り、フォトセッションではその大輪のひまわりのような笑顔を振りまいた。
「お会いできてうれしいです。イ・ジヌクです。」との彼の性格を表すかのような礼儀正しい挨拶から始まった。
そして、質疑応答ではときに照れながら、真摯に答えていた。
Q1:久しぶりのファンミーティングを控えたいまの心境は?
A1:1年半ぶりです。その間にいろいろ活動をしてきました。こうして、日本のファンのみなさんにお会いできることとなり、ワクワクしています。早く会いたい気持ちです。
Q2:入隊前と除隊後では演技に対する自身の考えに変化はあったか?
A2:軍に入隊するということは人生においてとても重要なこと、役割を果たすことだと周囲の人にも話してきましたが…。俳優としても個人としても、きちんと周囲の人とコミュニケーションを図らなければならないということを学びました。除隊後は私個人としてもコミュニケーションをうまくとることができるようになったと思います。これは俳優として演技することにも良い影響を与えていると思います。
Q3:一緒に旅行に行くほど仲が良いというキム・ジソクと、この「ロマンスが必要2」でも共演しているが、どんなエピソードがあるか?
A3:ジソクさんとは軍隊でもこの作品でもご一緒しています。とても親しくしてもらっています。旅行も一緒に行ってきました。エピソードは本当にたくさんあるのですが、ここでみなさんにお話できるようなことがなく…。普段もよく2人で出かけます。ただ、なぜだか、わかりませんが、2人でいると笑われることがあるんです。それがエピソードでしょうか。(笑)
Q4:「ロマンスが必要2」のソクヒョンと自分自身に似ているところがあるか?撮影中のエピソードは?
A4:俳優なら誰でも同じ思いをしていると思いますが…。演じるキャラクターと自分自身とがどこか似ているところがあると思っているのではないでしょうか。ソクヒョンとは…何か悩みや秘密を抱えたときに誰かに相談したりすることによって、相手を巻き込んだり、誰かを傷つけてしまったりするくらいなら、最後まで自分一人で解決しよう、自分の胸に留めておこうと思うところが似ていると思います。
エピソードというと…。この作品は最初からキスシーンが多かったということでしょうか。親しい間柄という設定だったので、初めて会ったときからキスシーンの連続でした。
役に没頭できたおかげで、明洞で喧嘩をするシーンでは本当にマジギレして、まるで喧嘩をしているかのようでした。(笑)
Q5:「ロマンスが必要2」で彼女に向けた笑顔と甘い雰囲気、そして何よりソクヒョンがするスキンシップでファンになった人も多いが、1人の人間、イ・ジヌク、個人としてはどうか?
A5:そんなに甘かったでしょうか?(照)僕自身はソクヒョンよりもっと甘いですよ。(笑)でも、それは僕自身が判断できることではないので…。でも、そう感じてもらえていると信じたいです。
最後に「今日、暑いなか、貴重な時間をいただき、ありがとうございました。久しぶりにみなさんとお会いできることに期待に胸が高鳴ります。そして、これからもすばらしい作品、良い演技でみなさんにお目にかかれればと思っています。ありがとうございました。」と挨拶をし、始終、笑顔を絶やさず、誠実さをそのまま表現したような記者会見を終え、ファンとの楽しい時間を過ごそうと再び準備に戻っていった。