ドラマ「天国の階段」でチェ・ジウ演じるヒロインの少女時代を見事に演じ、その後大ヒットドラマ「美男(イケメン)ですね」ではチャン・グンソクの相手役としてブレーク、最近では話題のドラマ「相続者たち」に出演し人気を博したパク・シネが、韓国で大ヒットした映画『7番房の奇跡』が来年1月に日本公開になることが決まり、2013年12月20日に来日記者会見を都内でおこなった。
本作品は韓国で動員記録1289万人を樹立し、第50回大鐘賞映画祭の主演男優賞他4部門を受賞し観る人に感動を与えた作品。脇を固める俳優陣の豪華キャストの名前を聞いただけでも興味が沸かない人はいないだろう。そんな実力派俳優陣の中での主演女優としての気持ちはどうであったのだろうか。映画撮影を振り返って、そして来年に向けての抱負などをパク・シネ自身が語った。
ベージュの半袖の清楚なイメージのワンピースで会見場に登場!
少女時代を演じた、カル・ソウォンちゃんとは直接触れ合いがあったのでしょうか? パク・シネ:はい、彼女が演じているところを実際に何度か訪ねていますし、台本の読み合わせでも一緒でしたし、インタビューでも頻繁に会っていました。周りの方々から、私たち二人がよく似ていると言われました。そして、どんなふうに演技しているかも注意深くみていました。
観客から寄せられた感想の中でもっとも印象深いものがあったら教えてください。
パク・シネ:大きくなって父とは縁が疎遠になりましたが、この映画を見て父の愛情について考えさせられたというコメントをたくさんいただきました。状況が違ったとしても娘と父親にかよう特別な感情があると思います。今まで韓国では母性愛については何度も描かれてきましたが、父性愛についてはそれほど多くはありませんでしたので、この作品を通して、父親の愛情を考えるきっかけになったと言われました。私は小さい頃からとても父親になついていましたので、そのような意見はとても記憶に残っています。
今回の来日は何回目ですか?そして日本で楽しみにしていることはありますか?
パク・シネ:2009年以降は数え切れないほど来ていると思います。多分10回は来ています。私は温泉が大好きなので行きたいのですが、今回もスケジュールの都合で行けないです。日本は美味しい食べ物とスイーツがたくさんありますよね。来るたびに食事することがとても楽しみです。冬の札幌の雪まつりにも行きたいですが、今回は無理そうなので、来年は必ず行きたいです。大阪のお祭りにも行ってみたいですね。
今年はこの映画のヒットから始まり良い1年だったと思いますが、来年に向けての抱負をお願いします。
パク・シネ:今年は本当に私にとって意味深い一年になりました。年頭から忙しい一年を過ごしていましたが、映画だけでなく「となりのイケメン」や短編映画も撮影しました。私の新しい姿に気づかされた年でもありました。今は次回作を検討中で、年明け2月か3月頃には撮影に入ると思いますので、またよろしくお願いいたします。
【ストーリー】
春になれば黄色いランドセルで学校へ。と夢見ていた知的年齢が6歳の父ヨングと、しっかりものの6歳の娘イェスンに突然の事件が影を落とす。ヨングは逮捕、収監。けれどもヨングが入れられた7番房の仲間たちが、イェスンを潜り込ませる大作戦を買って出たのだ。作戦は見事に成功。けれども二人の幸せな時間は長くは続かず・・・・。
すべての人に贈るこの冬一番の父と娘の物語『7番房の奇跡』は2014年1月25日(土)より、シネスイッチ銀座、新宿武蔵野館他全国ロードショー!
キャスト:リュ・スンリョン(『王になった男』)パク・シネ(『美男ですね』)カル・ソゥオン(『お願いキャプテン』映画初出演)チョン・ジニョン(『トンイ』)オ・ダルス(『オールド・ボーイ』)
パク・ウォンサン(『外事警察 その男に騙されるな』)他
監督:イ・ファンギョン 脚本:イ・ファンギョン、ユ・ヨンア、キム・ファンソン、キム・ヨンソク
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