初日の終演後にはユナクと綿引さやかが記者による囲み会見が行われ、感想を語った。
―今回、稽古期間というのはどのくらいあったのでしょうか?一番大変だったことは何ですか?―
ユナク:稽古はだいたい1ヶ月くらいしていました。一番大変だったことは、韓国人がいて日本人がいる。そして台詞も日本語があって韓国語もあって、曲も日本語も韓国語も・・・となると頭の中が複雑になって、どうすればいいのか?と思いました。(綿引)さやかさんにも韓国語で言ってしまったり、『瞳を閉じて』を歌うとき、日本語でも韓国語でも(語尾が)イ~♪となるとこがあるんですよ。次が日本語なのか・・・めっちゃ困って・・・
綿引さやか:私に日本語を訳してくれたこともありましたね。(笑)
―稽古は韓国でされましたよね。日本語主体の公演ですが韓国での稽古はいかがでしたか?―
綿引さやか:私、今回韓国が初めてだったので、韓国語もわからない状態でとても不思議な感覚でした。リハーサルはすべて韓国語ですし作っていくことや色々文化も違いますし、発見も刺激も大変なことも多々ありました!
―スパークのジェイさんとしてお聞きします。今日の初ステージはいかがでしたか?―
ユナク:そうですね~、いつもは初日だと事件が起きたりするんですけれど、う~ん、そうですね僕が稽古で心配だったところもミスが無くて、アンサンブルの皆と野島さんにも感謝しているし・・・明日からも、もっといい舞台を見せようと思っています。よろしくお願いいたします。
―会場の観客の方々から、今日のキャストのように日本人と韓国人が仲良くしていけたらいいと先ほど聞きましたが、今日はどのように感じて演じられましたか?―
ユナク:そうですね、日本でドラマも映画も出てみたのですが、ミュージカルは初めてで、やっぱり違いますよね~。稽古の仕方も違うので色々事件もあったけれど(笑)そういうことも乗り越えて僕はみんなに感謝していますが、どうですか?(と綿引さやかにふるユナク)
綿引さやか:今ユナクさんもおっしゃっていたように、本当にまず違いをいっぱい感じました。最初は慣れていないので話し合いを重ねて何度もお互いの意見をぶつけました。その分絆が深まっていったし、最後はこの「ON AIR」を成功させたいという思いがひとつのエネルギーに変わっていって、違いがあって大変でしたが、それがプラスのエネルギーになって千秋楽まで行くのではないのかなと思いました。
―お客様参加型ということだったのですが、それ以外に超新星のメンバーがビデオで出演されたりしていましたね。電話のシーンは毎日メンバーが変わったりするのですか?―
ユナク:はい、僕からしてみればライブ以上の緊張感があったりするのですが、先程はソンモ君に電話して「出なかったらどうしよう」とか思って、次はグァンス君の番号を入れてみたりしていたんですけれど、ソンモ君が出てくれて嬉しかったし、毎回新しいシーンが出ると思うので期待して欲しいです。またファンの方々と面白いことがあると思います。
―最後にファンの方々へメッセージをお願いします。―
ユナク:今回は韓流も扱っているし、見て満足感があってこういうミュージカルいいなと思われたら凄く嬉しいし、これからもっと発展して良いミュージカルを作れるよう頑張ります。よろしくお願いします。
綿引さやか:日本と韓国が色々な違いを乗り越えて、「ON AIR」を通してお客様も一緒に新しい絆を深めていけたらと思っています。皆様最後まで応援よろしくお願いします。ありがとうございました。