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2014年9月9日 19:01

韓国ミュージカル界“最強の4人”がひとつに!プレミアムコンサート『ONE』上演!

韓国ミュージカル界“最強の4人”がひとつに!オム・ギジュン、ユ・ジュンサン、ミン・ヨンギ、キム・ボムレがプレミアムコンサート『ONE』上演!

『三銃士』『Jack the Ripper』で観客を熱狂の渦に巻き込んだ、オム・ギジュン、ユ・ジュンサン、ミン・ヨンギ、キム・ボムレの4人。圧倒的歌唱力を誇る彼らが2014年8月29日(金)、東京渋谷、Bunkamuraオーチャードホールにて“Premium Concert ONE”と題したジョイントコンサートを行い、ソロコンサートでは実現できなかった素晴らしいコラボレーションと、4人の発案によるファンサービスを存分に行い、多くの韓国ミュージカルファンで会場が埋め尽くされた。

Premium Concert ONE宣伝写真1a

会場が暗くなり、スクリーン上で次々に4人の写真と名前が映し出されると、すでに期待でいっぱいの観客からは拍手が。そして、スポットライトに一人ずつ照らし出されたオム・ギジュン、ユ・ジュンサン、ミン・ヨンギ、キム・ボムレが『Le temps des cathedrales カテドラルの時代(ノートルダム・ド・パリ)』をソロから4人の厚みのある歌声で歌唱しながら登場!観客から大歓声を受け、コンサートが華々しくスタートした。

ユ・ジュンサン「皆さん、僕たちはONEです!こうしてたくさんの方々に来ていただき、心から感謝しています。今日の公演が気に入ったら、すぐに外で明日の公演のチケットも買ってくださいね。もしダメならそのまま家に帰ってもいいですよ。」と彼のキャラクターそのものの、ユーモアたっぷりな挨拶で会場を沸かせた。

そして各、俳優からの挨拶

オム・ギジュン「(日本語で)いらっしゃいませ!僕はオム・ギジュンです!(会場からは割れんばかりの拍手が)」

ミン・ヨンギ「こんにちは、ミン・ヨンギです。」

キム・ボムレ「いらっしゃいませ~。(独特の低音ボイスの日本語で)」

『三銃士』や『Jack the Ripper』の他にも日本から韓国まで、わざわざ韓国ミュージカルを観にきて下さった方々がとても多いので感謝しているが、そのことに対してのお礼をしたいといつも考えていたことが、今回このようなコラボレーションになったこと。そしてどうしたら、日本ファンの皆様に喜んでいただけるのかを4人が自ら発案して、ファンサービスを行うというレアなコンサートであることを強調した。そしてこのことは自分たち4人の「お。も。て。な。し。」です!と日本語で話したあと「恥ずかしくて穴があったら入りたい!」とコメントし会場は大爆笑。

今日のテーマは「今、伝えたい愛」。あまりに多くのことがあって伝えきれるか?と意気込みを語って『今この時(ジキルとハイド)』を披露。続いて『僕の足が離れない(若きヴェルテルの悩み)』『STARS(レ・ミゼラブル)』『あの日々(あの日々)』『Lost in The Darkness&Confronation(ジキルとハイド)』など各パートを生かした素晴らしい歌声で熱唱。

ここでサプライズが!会場が暗転し舞台上にはイントロが流れているが、俳優の姿が無い・・と思っていると、なんと1階後方の左右からユ・ジュンサンとオム・ギジュンの二人が歌いながら登場し、通路をゆっくりとファンの近くを通りながら熱唱。思わぬ二人の登場に会場のファンは大喜び!エンディングでは、舞台上に上がった二人が恋人同士のように顔を寄せ合い、大喝采を浴びた。

続いて舞台上に4つの着替え場所がシルエットになって見えるボックスが現れ、俳優たちのちょっと恥ずかしいシルエットがファンに向かって公開されたまま、次の衣装へとチェンジ。会場のファンからはその日一番の大きな反応を得ていた。

あまりにその行為が衝撃的だったようで、オム・ギジュンは長い間、笑いが止まらなくて困っている様子。出演者本人達も会場と一体になって楽しんでいるのが、よく伝わってきた。

そしてコンサートが佳境に入っていよいよ、ここからはお待ちかねのファンサービスコーナー。まずは事前に募集されたメッセージから、各俳優が1名ずつファンを選び、それを叶えるという企画が行われた。キム・ボムレから「私達、ぜ~んぶ読みましたよ!」とコメントがあると大きな拍手が起こった。

「10秒間、俳優たちに何をして欲しいか?」ということがファンへの質問であったが、まずはミン・ヨンギ。「後ろから抱擁しながら、名前を呼んで欲しい。」とのリクエストに答え、客席まで行き、当選したファンを優しく抱擁。周囲の観客からは羨ましそうな声が・・・2人目はユ・ジュンサン。「ハグ!でも無理なら2ショット撮影をして欲しい。」とのリクエストにジュンサンは「プライベートな気持ちがありすぎ?お互い既婚者だしいいのかな?」といいつつ熱いハグと携帯でのセルフショットの両方をプレゼントして大サービス。

3人目はキム・ボムレ。これは面白いお願いで、ダイエットのためにボムレの渋い声で「甘いもの食べちゃダメダメ!」と言って欲しいというお願い。そこでは今までに聴いたこともないボムレボイスが炸裂。あの低い独特な魅力的ボイスのしかも、日本語で「ダメダメ!だめよだめよ!」と発音した後更に、可愛く!とリクエストされ「だ~め~よ~!」とお茶目に言うと、会場は大爆笑の渦に。

4人目はオム・ギジュン。「顔を近づけて、壁ドンして欲しい。」とのリクエストに、ジュンサンの背中を壁にするという贅沢な設定で、今にもくっついてしまいそうな感じでギジュンがファンに顔を近づけると、会場のファンからは悲鳴にも似た歓声が上がっていた。

後半ではMCにフリーアナウンサーのYumi氏を迎え、更にふれあいコーナーが盛り上がった。平均年齢43歳なので「オッパ!」と呼び込みましょうとの提案で会場全員の「オッパ~!」の声で4人が真っ白なスーツ姿で再登場。

4人でのコンサート開催の感想は?との問いに本当に幸せな気分だとキム・ボムレ。オム・ギジュンは末っ子(40歳)ということで「1人でするのは寂しいが、今日は信頼できるお兄さんたちと公演できるので祝福してください。」と語った。

そして4人の個人的愛用品のプレゼントコーナー。事前にHPでアピールポイントをファンが書き込み、これも本人達が一人ずつ当選者を選びプレゼントするというレアな企画。

まずはユ・ジュンサンのファン「4人のような友達が私にはいます。」と書いたファンを選んで、自身が書いた本とジュンサンの姿が彫り込まれたクリスタルカレンダーがプレゼントされた。ジャック・ザ・リッパーの時に握手してもらいファンになったそうだ。

オム・ギジュンは「明日、誕生日なので祝ってください。」というファンを選び、壇上でバースデーソングを歌ってあげ、2009年に20時間以上をかけて自身が作成した、ガンダムのプラモデルをプレゼントした。

ミン・ヨンギは「レベッカを10月に観に行きます。」というヨンギの大ファンを選び、ジュンスと共演したエリザベートの貴重なCDと、ジャック・ザ・リッパーに出演した俳優だけが持っている帽子をサイン入りでプレゼント。横からボムレが「あれは僕が俳優の皆にプレゼントしたものだよ!」と付け加え、またまた会場から大きな笑いが起こった。

キム・ボムレ「100歳になってもと渡韓して応援します。」とのファンを舞台に上げ「あなたおいくつですか?」と聞くと「20歳です。」との答え。そこでボムレから驚きの発言が!「あなた、20歳じゃないですよね?僕の知っている限りでは僕よりちょっと年上で、誕生日は明後日です!」とコアファンの誕生日まで覚えているという、ナイーブなボムレにファンもうっとり。ジャックの初演時につけていたブレスレットと自分で漬けたゴボウ酒をプレゼント。また、ファンになったきっかけが原宿でクレープを食べている姿が可愛くて好きになってしまった、とのコメントにファンの頭を食べるようにして、同じ仕草もして更にサービス。大満足のひと時となった。

後半は『踊ろうエスメラルダ(ノートルダム・ド・パリ)』『神よ(レベッカ)』『あの日ふたたび』そしてユ・ジュンサンが東京に滞在中に作ったという『In Tokyo』などがそれぞれの歌で披露され、『俺たちはひとつ(三銃士)』を圧巻の4人の歌唱力で魅せた。

アンコールではこのコンサートのために日本語で、ユ・ジュンサンが作曲し、日本語の博士号を持つという、ジュンサンの妹の指導のもと全員が日本語で『ONE』を4人で熱唱。この曲はitunesでもダウンロードできるので、是非聴いて欲しいとPRしてコンサートは終了した。

初めて見せる、4人のリアルでユーモアな姿が存分に楽しめ、また一人ではなく4人だからこそ出せる音色を味わえる素敵なコンサートであった。会場を出るときに、観客全員にハイタッチでお見送りしてくれる姿も、朝9時からずっと準備していたというハードさにもかかわらず笑顔だった。今後も必ず、この4人は間違いなく日本で益々活躍の場を広げていくことであろう。大いに期待が高まった。

 

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