2014.10.14 取材:記事・写真/RanRan Entertainment
14日の午後2時、ソウルの木洞にあるSBS本社ビルで、その名も食欲の秋にびったりのタイトル「モダンファーマー/現代農夫」というSBSの新週末ドラマの制作発表会があった。
海外からも花輪を送る代わりに、お米や卵、ラーメンのお祝いの飾りが届いていた(これは最近のトレンドで、この後これらの食品は寄付される。)中国からのもあるが、圧倒的に日本のファンからのものが多かった。
この場に、オ・ジンソクプロデユーサー、キム・ギホ脚本家、FTILANDのイ・ホンギをはじめとして、イ・ハニ、パク・ミヌ、イ・シオン、クァク・ドンヨン、AOA のミンア、キム・ブソンらが参席した。
「モダンファーマー」はイ・ホンギをはじめとする4人のロックバンドの若者たちが、人生の脱出口として農村に帰農し、田舎の自然の中で繰り広げる愛と夢、友情を愉快に描くヒューマンコメディドラマだ。
地球が滅亡する日が来ても白菜を一株植えようというテーマがある。
韓国ドラマ史上こんなポスターは初めてと言われる、ドラマ撮影のために実際に購入したという白菜畑の大型ポスターの前でのフォトタイムに入る。
インタビュー
キム・ギホ脚本家は、コミカルな明るい青春ドラマをつくろう。
農村に行った若者たちの姿を描いて週末の夜、気楽に笑いながら眠りにつけたらと思って作ったという。
オ・ジンソクプロデューサーは、無謀な挑戦だったといえる。突然、青春ドラマでいいのかとも思った。同じ時間帯にコメディ番組もあるし。
勧善懲悪や深刻な話はないけれど、最近われわれの周辺に笑えることがなかったので、週末だけでも心置きなく笑える冗談のようなドラマを作った。
作る過程は面白かったと制作の動機を話した。
イ・ホンギは、ロックバンド“エクセレントソウルズ“のリーダーである自分の役柄についてイ・ミンギは熱血漢で、コメディアンの情熱が溢れていて度が過ぎるほど明るいつかみどころのないキャラクターだと説明した。また、韓国でこんなドラマがつくれるのか。スペクタルに現場の撮影が行われている。僕は本は大嫌いなんだけど、とても面白くて台本を一生懸命読んだ。こんなのは小学校以来はじめて。とても気分がいいですとドラマがいかに面白いかを何度も強調した。
イ・ハニは、未婚の母であり、里長(日本で言う村長)であるカン・ユニを演じる。ドラマについて、有機農ドラマだと言えると思います、やりながらヒーリングできる。意味があり面白いと語り、更に役柄に対して心配な面もあるが忠実に演じていき、気分のいいエネルギーを視聴者に届けたいと決意を語る。
ミンアは、ミステリアスなスヨンを演じる。とても面白いので、本放送を必ず見てくださいと強調する。
イ・ブソンは、とても暖かいドラマだ。私は済州島で生まれ田舎ではみんな家族のように過ごしてきた。代理満足していて特に演技が必要ないほどだと言う。篤実なクリスチャン イ・ヨンニョを演じる。
そして、イ・ハニが未婚の母の役で、自分も未婚の母だが、自分は不幸だと時には悲観しながら生きてきたが、楽しく愉快に演じているイ・ハニの姿を見て、代理満足していると語った。
イ・シオンは、エクセレントソウルズのメンバーユ・ハンチョルを演ずる。いつもやる作品ごとに片思い。今回もスヨンに片思いする役柄だ。肝臓がん末期でいつ死ぬかわからない。このドラマはミーティングの段階からこんなドラマがあるんだな。もし自分がキャスティングされなくても面白く作ってほしいと思うドラマだったとその愛着を語った。
クァク・ドンヨンはエクセレントソウルズの末っ子の役柄だ。
パク・ミヌはやはりエクセレントソウルズのメンバーであり、病院長の息子、カン・ヒョクを演じる。母親の愛を受けずに育ったけど友達の前では明るく振舞う役柄だ。
ミーティングの時にあまり質問もされなかったのでだめだと思ったけどキャスティングされて嬉しかったと言う。
俳優たちのコメントについで、プロデューサーや脚本家は、キャスティング難しかった。コメデイは初めてだし、こんなジャンル〔ドラマでありながら、シットコムのように一話完結〕は初めてなので、できるどうかわからなかった。
この4人とハニさんがいなかったら、できなかったと感謝し、既存のドラマより感度が高くて笑ってくれる人が多い、おとなしそうに見えるけど、俳優も脚本家も面白い人たちだ。満足できる作品になったと、すべてが初めてずくしの当初の心配を一笑した。