『第20回釜山国際映画祭(BIFF)』、映画『ピンクとグレー』に主演の島裕翔、菅田将暉が海雲台ステージに登場!
2015/10/13 01:04
2015.10.02 取材:記事・写真/RanRan Entertainment
10月2日午後、釜山市海雲台(へウンデ)区BIFF VILLAGE(ビフ・ビレッジ)にて映画『ピンクとグレー』の野外舞台挨拶が開かれ、主演の中島裕翔(Hey!Say!JUNP)、菅田将暉、行定勲監督が会場を訪れた。
今回釜山国際映画祭(以下、BIFF)に初めて参加した中島裕翔と菅田将暉は、二人で海雲台の周辺を散歩したというエピソードを披露。「皆さんも一緒に行きますか?」と話す場面も見られた。
映画の内容についての質問を受けた菅田将暉は「うちの可愛い中島裕翔くんのスクリーンデビュー作なんで」と話し始め「なんといいますか、青春映画です。現実の中にある非日常と非日常の中にある日常を描いた青春映画です」と説明した。
今回中島裕翔と菅田将暉のキャスティングについて行定監督は「二人のキャスティングが決まって撮影を始めて感じたのはとてもポテンシャルが高いということです。すごい未来が開けている二人が演技の中での自由をどんどん勝ち取っていく姿にものすごく日本映画界の俳優の底力と誇りを感じました。『GO』以来の手ごたえのある作品をこの二人が作り上げてくれたなと感じます」と絶賛した。
中島裕翔については「ベッドシーン、暴力シーン、心の弱い部分、アイドルらしいきめのきいた歌のシーンなどいろんなことをやってもらいましたがいろんなことができると思いました。全部がさまになっています。前半と後半ではそれぞれの俳優のまったく違った魅力が見れる映画なのでそういった部分もすごく楽しみにして欲しいです」と伝えた。また菅田将暉については「ピンクの髪をしていますが(笑)非常に奇抜でありながら繊細。たぶん今の日本映画界で彼を必要としている監督はたくさんいると思います。それくらい逸材だと思います。かつての窪塚洋介を彷彿とするくらい、フレームからはみ出るような芝居をしてすごく繊細だと思う、今後も組んでいきたい俳優の一人」と太鼓判を押していた。
最後に中島裕翔は「自分の中にこういった感情があるなとたくさん共感していただける作品だと思います」、菅田将暉は「国境を越えてたくさんの方に見てもらえるという機会があることに感謝しています。ぜひご覧になってたくさんの方に伝えてください。僕たちもがんばります」と挨拶した。