2016.06.19 取材：記事/RanRan Entertainment
SE7ENが6月19日、東京・NHKホールにて「SE7EN LIVE 2016 in Japan -RAINBOW-」を開催。7月7日に3年ぶりにリリースされるビクター移籍第1弾シングル『RAINBOW』に先駆けて神戸と東京で行われた今回のライブは、日本デビュー曲の『HIKARI』から最新の『RAINBOW』まで、新旧の楽曲を盛り込んだ構成でファンとの絆を新たにするものとなった。
ステージ上のスクリーンには雨があがって空に虹がかかる映像とともに、レインボーカラーのSE7ENのロゴが。場内が暗転し、7色のレーザーとともに白のジャケット姿のSE7ENがステージに登場すると、会場のファンから大きな歓声が上がった。
躍動感あふれるナンバー『RAINBOW』をオープニングに、『LOVE AGAIN』『HIKARI』とダンサブルなナンバーを立て続けに披露した後、「皆さん、こんにこんに〜！」とおなじみの挨拶。3階席までファンで埋まった客席を見て「こんなにたくさんの人が来てくれてうれしい！」と感謝の気持ちを伝えた。そして、7月7日に発売するシングルについて、「4年ぶりのシングルなのですごく意味がある」と、思いを込めて作ったと報告。
「今日はいろいろなスタイルの曲を準備しましたので楽しんで下さい」と語り、10年ぶりの披露となった『BELIEVE』と『I’M GOING GRAZY』を熱唱。歌い終わると「どうだった？」と客席の反応を確かめる姿にファンは優しく目を細めた。また、今回のライブオリジナルの7色に色が変わる無線ペンライトが気に入った様子で、SE7ENの合図「５、６、セブン！」で一斉に色が変わる瞬間を体験して楽しむ一幕も。そして、来月7日7日の“SE7ENの日”に開催されるファンミーティングについて、「皆さん来てくださいね！」と忘れずにアピール。
『BE GOOD TO YOU』、『LALALA』、『RAINBOW』のミュージックビデオのメイキング映像の後には、黒のロングジャケットに着替えて再登場し、終了したばかりの韓国ドラマ『モンスター』のOSTの『ケンチャヌンゴンジ』を初披露。「（初めて人前で歌うので）恥ずかしいけど、気持ちはいいですね」と率直な気持ちを口にしファンも思わず笑顔に。続く『RAINBOW』のカップリングで初披露となる『君が好きだよ』、『ありがとう』『COME BACK TO ME』と続けてパフォーマンス。
ライブも後半となり、トークパートでは久しぶりにデビュー当時の曲を歌った心境を、「デビュー当時の歌を歌うと、20代の当時の気持ちを思い出しますね」とポロリ。そして近況として、日本でのシングルリリースのあとに韓国でカムバックするためにスタジオにこもって準備していると明かした。「皆さんの応援が力になっています」とファンの存在が大きな力となっていることを改めて感謝しつつ、『ANGEL』『スタートライン』を歌い上げた。
6月10日、11日に期間限定でオープンしたコンセプトカフェ「BOOM BOOM CAFE」を訪れた際の映像を挟んで、革ジャンとデニムに着替えてステージに現れると、『BETTER TOGETHER』『DEGITAL BOUNCE』で相変わらずのキレのあるダンスを見せた。片手で倒立する、“SE7EN倒立”も！さらには、「皆さんからの応援が僕にやる気を起こさせてくれた。皆さんへのプレゼントみたいな曲だと思う」と語る、自身で作曲を手掛けた『ケンチャナ』、『UNDER STAND今更』、『SOMEBODY ELSE』と最後までパワフルな姿を届けた。
そしていよいよ、「今日は良い雰囲気ですね。だから時間が経つのがいつもより早く感じます」と、次が最後の曲であることを言うと、客席から「え〜っ」と名残惜しい悲鳴が。その反応にちょっと困りながらも、すかさず、「アンコールがあるから大丈夫」と、最後まで笑いを起こしたSE7EN。『PASSION』で舞台袖に消えるも、宣言通り、アンコールに再び現れ、『君が好きだよ』『RAINBOW』で客席と最後の盛り上がりを楽しんでこの日の本当のライブを終えた。
「ラッキーセブン（ファンの愛称）の皆さん、ありがとうございました！本当に雰囲気が良くて楽しかったです。良い思い出になりました。次のライブではもっとかっこよく、もっとキレイな曲で来ますから、ちょっとだけ待っててください。また会いましょう！」と客席に近い再会を約束した。
昨年日本デビュー10周年を迎えたSE7ENは、今年、新たなスタッフを結集し7月7日（木）、ビクター移籍第一弾シングル『RAINBOW』をリリース。同日、東京・中野サンプラザにてファンミーティング「SE7EN FAN MEETING 2016 in TOKYO」を開催する。
