2016.11.22取材:記事・写真/RanRanEntertainment
映画『ハリー・ポッター』シリーズの新シリーズ『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の主要キャスト陣によるスペシャル・ファンイベントが都内で開催され、主人公ニュート役のエディ・レッドメイン、クイニー役のアリソン・スドル、ジェイコブ役のダン・フォグラー、監督のデヴィッド・イェーツ、デイヴィッド・ヘイマンプロデューサーが出席した。
本作は、「ハリポタ」シリーズの原作者J・K・ローリングが初めて脚本を手掛けたファンタジー映画。ホグワーツ魔法魔術学校の魔法動物学者のニュート・スキャマンダー(エディ)が、滞在先のニューヨークで、魔法のトランクに詰め込んでいた魔法動物たちをうっかり逃がしてしまい、大騒動を巻き起こす様や魔法界と人間界を揺るがす危機に立ち向かうさまが描かれる。すでに5部作での製作が決定している。
この日招待された400人のファンの前にエディ・レッドメインらが登場すると会場からは大きな声援が沸き起こり、キャスト陣を喜ばせた。エディが「コンニチワニホンアイシテイマス」と上手な日本語でご挨拶。アリスンも日本語で「ニホンダイスキ」と満面の笑み。会場は黄色い声援で盛り上がった。エディは壇上から「ハリポタ」のコスプレイヤーたちを見つけ、「すごく嬉しい」とにっこり。
この日はファンからの質問コーナーが設けられており、エディに「子どもにかけたい魔法は?」という質問が投げかけられた。エディには今年6月に、ハンナ・バグショーとの間に、第一子となる女児が誕生したばかり。エディは「2つあるんだ。僕には『子どもを守りたい』という気持ちがある。だから子どもを守ってくれるような魔法がいい。もう1つは、夜泣きに悩まされているので、一晩だけでもちゃんと寝てくれる魔法をかけたいんだ」と告白して、会場を沸かせた。
アリソンには「(劇中に出てくる)無限に広がるとランクの中で何をしてみたい?」という質問が。「トランクに入った行き先が日本ならサイコーね!桜や富士も見たいし、お茶もやってみたいわ」と満面の笑みで回答して、ファンを喜ばせた。
日本の魅力について聞かれたダンは「日本はとても穏やかで癒される。落ち着いているね。日本にはまたすぐに来たいよ」とすっかり日本がお気に入りの様子。キャスト陣の日本愛は止まらない―。
イェーツ監督は、ファンタビの魅力を聞かれると「変わらないのは、原作者J・K・ローリングの素晴らしいストーリーだね。そして親しみのあるキャラクターが魅力だよ」と回答した。
最後にエディは「J・K・ローリングが『日本は素晴らしい!』と言っていた通り、本当にみんなの愛を感じるよ。ハートを込めて作ったこの映画が、みんなのハートに届いて、みんなが愛してくれることを願っています!」とメッセージを送った。
この日のイベントは、キャスト陣とのQ&Aに加え、キャストからのプレゼントが贈られるなど、ファンにとって夢のような時間となった。
『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は11月23日(水・祝)より全国にて公開中。