2016.12.08 取材:記事・写真/RanRan Entertainment
オリヴィエ賞&トニー賞 最優秀衣装デザイン賞 W受賞作、ミュージカル『プリシア』が日本初上陸!演出 宮本亜門、主演に山崎育三郎、陣内孝則、Wキャスト ユナク(超新星)、古屋敬多(Lead)で、12月8日(木)から12月29日(木)まで東京・日生劇場にて上演される。これに先立ち、8日の初日にはゲネプロ公開が行われた。
――本物の愛を探す感動の物語。
オープニングは宙づりで登場する3人のDIVAによる「オーバーチュア」でショーの幕開け。そんな華やかな舞台とは裏腹に、不運続きで仕事も私生活もダウン気味な様子のドラァグクイーンのティック(山崎育三郎)は、別居中の妻・マリオン(和音美桜)の誘いで、砂漠の真ん中にある街、アリス・スプリングスで開かれるカジノでパフォーマンスをしようと決断する。せっかくだからと、2人の“仲間”を道連れに、1台のバス「プリシラ号」をチャーターし、砂漠を縦断する旅へ出ることに…。
悩めるドラァグクイーンのティック(芸名:ミッチ)を山崎育三郎が見事に演じ、夫を亡くしたばかりで沈んでいるトランスジェンダーのバーナデット役を陣内孝則、若くて美しいが生意気なアダム(芸名:フェリシア)役をユナク/古屋敬多が好演。山崎の表現力豊かな歌声はもちろんのこと、ゲネプロではユナクが魅せたアダムのセクシーダンスや次第に強まっていく3人の絆も見どころ。
さらに、旅の途中で繰り広げられる珍道中をマドンナ、ドナ・サマーなど往年のディスコ・ヒッツにのせ、キラキラ輝くゴージャスでファビュラスな世界を展開。宙づりのDIVA&アンサンブルの素晴らしい歌声や懐かしいナンバーのオンパレードには、思わず膝でリズムを刻みだしてしまうほどだ。ドラァグクイーンの笑いあり涙ありの人生と、豪華絢爛な衣裳で歌って踊るエンターテイメント満載な舞台に心奪われること間違いなしだろう。
<ストーリー>
舞台はオーストラリア。
シドニーに住むドラァグクイーンのティック(芸名:ミッチ)(山崎育三郎)は、最近何だか不運続きで仕事も私生活もダウン気味。
そんなとき、別居中の妻・マリオン(和音美桜)の誘いで、砂漠の真ん中にある街、アリス・スプリングスで開かれるカジノでパフォーマンスをすることに。
せっかくだからと、2人の仲間―夫を亡くしたばかりで沈んでいるトランスジェンダーのバーナデット(陣内孝則)と、若くて美しいが生意気なアダム(芸名:フェリシア)(ユナク/古屋敬多)を道連れに、1台のバス「プリシラ号」をチャーターし、砂漠を縦断する旅に出ることにした。
道中、ティックは2人に、目的地で妻子が待っていることを告白する。
ティックにとって、自分の存在を知りながらまだ会ったことのない息子・ベンジーと対面することは、とても大きな決断であった―。
ミュージカル『プリシラ』
演出: 宮本亜門
<出演>
ティック(ミッチ):山崎育三郎
アダム(フェリシア)※Wキャスト:ユナク(超新星)/古屋敬多(Lead)
バーナデット:陣内孝則 他
2016年12月8日(木)~12月29日(木)
日生劇場
ホームページ http://www.tohostage.com/priscilla/