取材:記事/RanRanEntertainment
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斬劇『戦国BASARA』天政奉還 初日挨拶・公開ゲネプロが7月12日(金)にヒューリックホール東京で行われ、眞嶋秀斗と松村龍之介、沖野晃司、永田聖一郎、井上正大、久保田秀敏ら出演者と構成・演出・映像のヨリコジュン、企画・原作監修の小林裕幸(CAPCOM)が登壇した。
本作は、戦国時代を舞台にしたアクションゲーム「戦国BASARA」の舞台化シリーズ第16作目にして10周年記念作品。伊達政宗役の眞嶋と真田幸村役の松村が今作をもって卒業することも発表されており、さまざまな意味で節目となる作品だ。
初日挨拶で眞嶋は「開幕直後から、とてつもない熱をお届けできるかなと思っています」と熱い思いを吐露すると、「今回は武将の数が多くて、全員が舞台上に集まるとスクランブル交差点のよう。その密度の中で殺陣をやっています。高濃度のBASARAをお届けできるよう頑張ります」と力を込めた。
松村は「僕自身、このBASARAに参加して10作目となる節目の作品をここにいる武将となる方たちと迎えられることができて感謝しています。この歴史に敬意を払いつつ、全力で楽しんでいきたいと思います」と開幕を直前に控えた思いを語った。
石田三成役の沖野は、「10周年を迎えたということで、いい歴史はこのまま紡いでいって、悪い歴史はぶち壊しながら、皆さんに楽しんでいただける作品を作り続けられたらなと思います。歴史のある舞台に出られることは幸せだと思います」とコメント。本作からシリーズに参加する徳川家康役の永田は「初参加でプレッシャーもありますが、皆さん暖かくて、自分らしくやれています。皆さんの期待に応えられるよう全力で精進してまいります」と意気込んだ。
また、演出のヨリコは「いつも通り、一切、手を抜かずに、俳優部の皆さんとディスカッションを重ねて熱量のある作品を作ったつもりです。『天政奉還』と銘打った作品で、龍之介さんと秀斗さんが卒業されるということで、それはBASARAの皮肉でもあり、愛でもあるのかなと感じます。ぜひ愛のある作品を歴史の一つとして目に焼き付けてくれたら」とアピールした。
斬劇『戦国BASARA』天政奉還は7月12日(金)〜21日(日)にヒューリックホール東京、7月26日〜28日(日)に大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティで上演。
(文/嶋田真己)