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2020年2月8日 23:03

衛藤美彩、太賀さんが鯛焼きを美味しそうに食べてくれました!映画『静かな雨』公開記念舞台挨拶

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

映画『静かな雨』の公開記念舞台挨拶が、2月8日(土)、東京・シネマート新宿で行われ、W主演の仲野太賀と衛藤美彩、共演のでんでん、中川龍太郎監督、さらにスペシャルゲストの宮下奈都(原作者)が登壇した。

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行助(仲野)が出会った鯛焼き屋を営むこよみ(衛藤)。こよみは事故に遭い、過去の記憶は残ったが、朝、目覚めるたびに昨日の記憶は失っている。本作では、愛しく、切ない二人の日々が綴られる。

冒頭、中川監督は「宮下さんの原作を初めて読んだのが1年前。初めて原作がある作品を作ったので、最初は不安もあったんですが、素晴らしい仲間や先輩方に囲まれて作れたので、ここに立てて光栄だと思っています」と語った。

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続く、衛藤も「映画初主演というオファーをいただいたときには不安のほうが大きかったんですけれども、素敵なキャストとスタッフの方々に支えられ、1年を経て、今日皆さんに見ていただける。ここまでの過程が全て初めてで、こんなに嬉しい気持ちになったのも初めてです」と満足げに語った。

そして、仲野は「(1年という)濃密な時間が刻まれた映画になっているので、どういう風に皆さんの元に届いて、どういう風にこの映画が広がっていくのかなって興味もありますし、楽しみです。本当に、感謝の気持ちでいっぱいです」と語った。

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さらに、本作をビデオで観たというでんでんは「耳が遠くなったんじゃないかと思うくらい無言のシーンが多く、太賀くんと衛藤さんのきめ細かい芝居が同じ役者から見ても素晴らしいなと思いながら観ていました。静かで淡々と流れる映画の中で、深い感情の起伏を太賀くんと衛藤さんが演じているのを観ていて、共演者としても痺れました」と二人を絶賛した。

中川監督は、撮影にあたって「未来に住みたくても、過去に戻ってしまう、ここにしか生きられない、このみさんの寓話というか、おとぎ話を作ろうと思ったんですが、どういうところをとっかかりにしていいか苦しんで・・・。太賀とぶつかり気むずかしくなることがあったんですが、衛藤さんがいなかったら、現場の空気はめちゃくちゃ暗かったかもしれないです」と打ち明ける。仲野も「確かに、中川監督とは、意見交換で激しめのディスカッションがあったかもしれないんですけど、衛藤さんが現場を明るくするパワーを持っているので、本当に助けられました」と衛藤に感謝した。当日が衛藤とは“初めまして”で、残念がっていたでんでんは、「太賀は何となく朗らかな、いい感じ。二人のほんわかとした感じでお芝居していたけれど、中川監督は確かにテンパっていた感じ」と暴露した。

実際に鯛焼き屋に通って修行したという衛藤は「鯛焼き屋さんをパチンコ屋の前でやっている女の子ってなかなかいないし、監修していただいた方のお店に行って教えていただきました。やっときれいに焼けるようになって、実際に映画の中で食べているシーンは、私が実際に焼いたものもあって、それを太賀さんがすごく美味しそうに食べくれました。美味しそうに食べる姿に励まされました」と笑顔で語った。

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そのあとには、原作者の宮下奈都氏がサプライズで登場。公開日の2月7日に誕生日を迎えた仲野に花束を渡してのバースデーお祝い。突然のサプライズで太賀は驚き、破顔するシーンも。

そして、最後に仲野が「1年前に作った映画なんですけど、中川監督と素敵なキャストの皆さんとご一緒できたことが嬉しくて。また、宮下さんの原作が素晴らしく、中川監督の新しい作品のひとつになったと思います。そして、衛藤さんの輝ける初主演映画になっていると思います。今日は、本当にありがとうございました」と締めくくった。

映画『静かな雨』はシネマート新宿ほか全国順次公開中
©2019「静かな雨」製作委員会 / 宮下奈都・文藝春秋

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