取材:記事・写真/RanRanEntertainment
WOWOW開局30周年記念『連続ドラマW コールドケース3 ~真実の扉~』の完成報告会見が11月28日(土)に都内で行われ、吉田羊、永山絢斗、滝藤賢一、光石研、三浦友和、波多野貴文監督が登壇した。
波多野貴文監督 光石研 三浦友和 吉田羊 永山絢斗 滝藤賢一
本作は、アメリカのテレビドラマシリーズ『コールドケース 迷宮事件簿』のリメイク作品で、吉田羊が演じる主人公の女性刑事・石川百合と、神奈川県警捜査一課の仲間を演じる永山絢斗、滝藤賢一、光石研、三浦友和が「コールドケース」と呼ばれる未解決殺人事件の真相を探り解決していく姿を描く物語の第3弾!
主人公演じる吉田は、「コールドケースは私にとってホーム。家族みたいなチーム。ここに帰ってくるとホッとします。ゲストの皆様が素晴らしいお芝居を持ってきてくれださるので、それリアクションしていれば成立してしまうという、相手のお芝居に心を震わせるというお芝居の基本というか当たり前のことを教えてくれ、俳優としての原点にもう一度帰らされる場所です」と主演作に対する熱い思いを語った。
今日の吉田の衣装が素敵で、背中が綺麗に見えるデザインということでサービスショットも披露。
永山は、「顔合わせをした時にチームのみなさんに久しぶり会えて、嬉しくてニタニタしてしまいました」と笑顔を見せた。そして「シーズン作品をあまり経験したことがないのですが、クランクアップを迎え、みんなで写真を撮る時に、シーズン3なのに4をやろうよって4のポーズをしました。まだ今終わったばかりなのにもう4をやりたいと同じ気持ちでいれて、こんなに幸せなことはないなと思いました」と思いを語った。
滝藤は、「本日はサイレント・トーキョー…」とふざけ会場を笑わせ、「8話は僕が中心になる回なんですけど、その直前で撮影が中断したのでめちゃくちゃふてくされていました(笑)。無事に撮れてめちゃくちゃ嬉しいです」と撮影の思い出を語った。
光石は、「前作から、2年も経っているという感覚が無く、いつものメンバーが笑顔で迎えてくれて、ホームに帰ってきたような感じがします。自粛期間明けの撮影再開時に、現場に行ったら何事もなかったようにスタッフの皆さんが用意してくださって、淡々とやっていたのがすごくかっこよくて感動しました」とスタッフを称えた。
三浦は、「本当に素晴らしい作品になっているので、是非見ていただきたいです。自粛期間明けの撮影時には、本当はみんなとハグしたかったんですけど、そんな訳にもいかないので、ちょっと残念でした」とお茶目な1面を見せた。
波多野監督は、「ファンのみなさんのおかげで、第3弾作ることができました。本当に感謝しております。コールドケースという作品自体が、もうニュースでは取り上げられなくなった事柄や事件などにスポットライトを当てるような作品なので、また携われるのが嬉しかったです」と語った。
吉田・光石・三浦が撮影後、編集に立ち会うエピソードを披露され、吉田は「過去と現在のパートに分かれているので、自分がお会いできなかった俳優さん達がどんなお芝居をされたのかなって興味で見させていただきました」と作品に真摯に向き合う姿勢を感じさせられた。
吉田は「コールドケースは5年かけてチームワークと絆を築いてまいりました。シーズン1・2を経て、さらに進化・成熟したシーズン3が出来上がりました。皆様の期待を決して裏切らない作品が出来上がったと自負しておりますので、是非皆さん楽しみにお待ちいただきたいと思います」と呼びかけ、会見を締め括った。
WOWOW開局30周年記念『連続ドラマW コールドケース3 ~真実の扉~』は、12月5日(土)よりWOWOWプライムにて放送スタート。毎週土曜日22時〜全10話。第1話無料放送。