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2023年1月28日 19:56

賀来賢人&浜辺美波、やさしさや人を想うあたたかさがお客様に伝わって! 映画『金の国 水の国』公開記念舞台挨拶

取材・撮影/RanRanEntertainment

映画『金の国 水の国』の公開記念舞台挨拶が1月28日(土)、丸の内ピカデリー2で行われ、W主演を務める賀来賢人と浜辺美波、そして渡邉こと乃監督が登壇した。

 

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本作は、「このマンガがすごい!」で2017年に第1位(オンナ編)に輝いた岩本ナオの同名マンガをアニメ映画化。商業国家で水以外なんでも手に入る“金の国”の王女サーラ、そして豊かな水と緑に恵まれる“水の国”の建築士ナランバヤルは、両国の思惑に巻き込まれ<偽りの夫婦>を演じることになるが、二人のやさしい嘘は国の未来を変えることができるのか。

『両思いに尊みが爆発し、涙腺が崩壊』、『全人類が観てほしい』、『毎日仕事をしているなか、冷めきった心がこの映画を観てあたたかくなる』といった、一足先にご覧になった方々からのSNSが紹介。

 

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公開を迎え、賀来は「こだわりにこだわり抜いた作業。何十テイクも重ねて、全員が納得するまでとことん妥協せず作って、ものすごいクオリティの仕上がりになったので、携わった者としてはやっと公開できたという思いです。試写を観て覚えた感動を皆さんと共有できることを嬉しく思います」とコメント。

 

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浜辺は「原作を読んで、私自身も一読者として劇場版をすごく心待ちにしていましたし、アフレコに参加したときには、何年も前から映画の制作が始まっていて、その過程もちょっとずつお聞きしていたので、いろんな目線でこの映画の公開でき、拡がっていくことの嬉しさを感じています」と公開への想いを噛みしめていた。

渡邉監督は、「ほっこりと心が温まるような作品。世界がシビアな状況なので、よりこの時代性に合う作品として公開されるのはとても嬉しい」と感慨深げに語った。

 

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本作で二人が<偽りの夫婦>を演じているが、本物の夫婦であり続けるために、大切なことは?といういきなりの質問に、「なんちゅう質問をするんですか(賀来)」と悩む二人・・・。そして、賀来は「“会話”じゃないですか。口頭での会話だったり心の会話だったり。常にお互いを思い合うという気持ちさえ忘れなければ、夫婦でも友人でも恋人でも家族でも、そういう気持ちがやっぱり大事」と究極の答え。最近された会話は?と問われ「乾燥機から出して、また乾燥機を回したよ」と家庭での会話を披露した。

 

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一方、未婚の浜辺は戸惑いつつも「心の会話というのは興味深いですね。心で会話するっていうのは、あまり育んだことがなかったです」と納得するも、賀来は「偉そうなこと言いましたけど、ただの若造ですから」と恐縮していた。

この後は、本作で共演した神谷浩史(サラディーン:金の国・第一王女の愛人で左大臣を務める)、木村昴(ジャウハラ:ナランバヤルの水路建設をサポート)、沢城みゆき(ライララ:神出鬼没でナランバヤルとサーラを助ける)からのボイスメッセージが流された。

賀来は、「男ながら一番キュンとしたのがジャウハラ。一見堅物に見えて、実は頭脳派だったり肉体派だったり、正義か悪かも分からなかったり。最終的に“キュン”ポイントのあるキャラ。女子だけでなく男子も惚れる人続出なんじゃないかと思います」とイチ押し。

浜辺は「まさか沢城さんからボイスメッセージが頂けるなんて! ライララの時とはまた違った可愛らしい声が響いてきて…これは別音源でいただきたいと思います!」と感激。

また、賀来は神谷を「心の師匠だと思っている。アフレコ本番以外もずっとお話ししていてめちゃくちゃ楽しくて、テクニック的なことも教えてくださり、人格者ですごくありがたかった。神谷さんとは“心の会話”をしました!」と感謝していた。

 

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イベントの最後には、渡邉監督「絵や声や音楽や美術など、全て原作の世界観を表現できるように、より良い映画になるように、精魂込めて作らせていただきましたので、楽しんで、やさしい気持ちを持ち帰っていただけたら」、浜辺「人の気持ちは伝染すると思っていて、映画のキャラクターたちのやさしさや人を想うあたたかさがお客様に伝わって、さらにお知り合いにもという輪が拡がっていくことを祈っております。これからもこの映画が広がるように尽力していきたい」、賀来「今はいろんなことが起きている時代で、明日はどうなるんだろうと考えてしまうこともあります。ですが不安定な時代だからこそ、こういうやさしさに包まれた映画を、このやさしい輪を、みなさんにぜひ体感していただきたい。そして、自分が大切に思っている人と一緒に観ていただいたり、大切な方を想い浮かべながら観ていただいて、やさしさの輪を色んな方に広めていただけたら」と三人がメッセージして、イベントを締めくくった。

映画『金の国 水の国』 (配給:ワーナー・ブラザース映画)
絶賛公開中
©岩本ナオ/小学館 ©2023「金の国 水の国」製作委員会

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