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2023年10月13日 17:15

髙橋ひかる、千葉雄大らが舞台×配信の新たなスタイルで観客を巻き込んだエンターテインメントを繰り広げる 『あの夜であえたら』開幕直前会見レポート

ニッポン放送とノーミーツが手がける舞台演劇番組イベント生配信ドラマ『あの夜であえたら』。ロビーや客席、楽屋など、会場全体が舞台となり、舞台上で行われる番組イベントとその裏で進む物語をカメラで追いかけるという、舞台演劇であり番組イベントであり生配信ドラマでもあるエンターテインメントだ。
2022年3月に上演された、ニッポン放送を舞台にした生配信舞台演劇ドラマ『あの夜を覚えてる』は、2日間の生配信でチケット購入者が合計2万3000人を超え、ラジオファンを中心に大きな話題となった。続編となる本作が14日・15日に開幕するのを前に、髙橋ひかる、千葉雄大、工藤遥、中島歩、相田周二(三四郎)による囲み取材が行われた。

左より)相田周二(三四郎) 中島歩 髙橋ひかる 千葉雄大 工藤遥

今の気持ちを聞かれると、工藤は「いよいよ始まるんだなという気持ちと、今までやったことのないチャレンジングな企画への緊張や不安もありつつ、とにかく楽しみです」と笑顔を見せる。千葉は「すごく広い劇場なので、僕たちのエネルギーがお客さんに伝わるように本番に臨めたらと思っています」と意気込み、髙橋は「今もどうなるかわからないなと思っています。この物語は次々起きるハプニングに立ち向かっていくのが面白いですが、実際にハプニングが起きるかしれない。役も一生懸命だし役者としても一生懸命。全力で挑みたいと思います」と気合十分。

今回初参加となる中島は「生配信で舞台でしかも国際フォーラムで、さらに仕掛けがたくさん詰まった前代未聞の舞台です。まだ詰めきれていない部分もあるし大変ですけど、お客さんにそういう部分も感じてもらえたらいいのかなと思っています」と話し、相田は「前作から昨日までの稽古の間にパーフェクトにできたことが多分1回もないです。絶対にトラブルが起きるのでどう対処していくのか。もちろんストーリー上のトラブルもありますし、臨場感を楽しんでほしいです。体験型エンターテインメントと言いますか……」と語った。前作から1年が経過したストーリーということで、ポジションが変わっているキャラクターも。相田は「今回は役的に出世しまして、編成局長です。一番偉いので金髪でもいいんじゃないかということで、このまま行かせていただきます」と自らのビジュアルについて話した。

また、前作は配信のみだったが、今回は有観客での公演と配信を組み合わせた新たなスタイルでの上演。髙橋は「本作は舞台だけじゃなく、今会見をしているロビーでもお芝居をします。国際フォーラムの全エリアを使ってお芝居をするのが本当に面白いですし、画面越しに見てくださっている方も巻き込んでどんどん一体感が生まれていくと思います。物語と現実の境目がなくなっていく感じがこの作品の魅力だと思います」とアピールする。

千葉は「前作との1番の違いはお客様がいるところ。配信の方は物語を追っていけると思いますが、劇場で見る方はステージ上で繰り広げられる物語に加えてロビーや楽屋の映像も見られます。リピートしてくださる方は、ストーリーを把握してから細かい部分まで楽しめて2度美味しいと思いますね」と今回の魅力に言及した。

ちなみに、ハマり役なキャストを聞かれると一同「誰だろう?」と顔を見合わせる。工藤が「相田さんはめちゃくちゃ素敵でかっこいいセリフをいうシーンがあって、私は出ていないんですが見ていてしびれます!」と言うと髙橋も「かっこいいだけじゃなく面白さも詰め込んでくださいます。毎回違うアドリブを入れてくれるのでぜひ楽しんでいただきたいですね!」と頷き、相田は「ハードルを上げるな!」とたじたじに。

初参加ということで役柄を聞かれた中島は「今回はラジオ番組のイベントをやる話で、ラジオ番組チームを率いるのが髙橋さん演じる植村さん、僕はイベントを仕切るイベントチームのプロデューサー。イベントを作る上でぶつかる敵キャラです」と語る。「敵キャラはしっくりきますね、本当に悪い人間なので」と笑いを誘う中島に、工藤が「ラジオ好きの植村さんとまだラジオのことをわかっていない都築さんの対立です」と補足し、髙橋は「ご本人はラジオが大好きだそうなんですけど」と笑う。「オールナイトニッポンに関われると思って今回参加しました」と明かす中島に、相田も「収録でスタジオに入った時にすごくはしゃいでました(笑)」と頷いていた。

稽古場の雰囲気を聞かれると、相田が「(監修の)佐久間宣行さんが佐久間さん役で本当にちょっとだけ出るんですが、めちゃくちゃアドリブ入れてきます」と話し、キャスト陣も大きく頷く。髙橋が「どの役者さんよりアドリブを入れてくるので怯えます(笑)。そのシーンが一番緊張するかも」と困り顔をし、工藤も「緊張してそうなのにアドリブを入れてくるからメンタルがすごい」と笑いながら話していた。

また、今回はVTRゲストも豪華。工藤は「両日とも個性豊かな方々からVTRをいただいています。ちょっと大喜利っぽいので、皆さんの個性を楽しんでいただけたら」と話し、相田は「(相方の)小宮が一番ウケたらいいなと思っています」とちょっぴり心配そうに語る。

最後に髙橋は「エンタメとして楽しんでいただける作品になっています。舞台上で巻き起こるアクシデントや舞台を使った歌やダンス、殺陣まであるので、お客さんも何を見せられているんだろうと思うでしょうし、配信でご覧くださる方もてんこ盛りだなと感じると思います。でも、見終わった時に「明日からも頑張れる」と思っていただけたり、好きなものへの向き合い方や頑張る意味など、ある種の答えを提示できたりする物語になっていると思います。日々頑張る皆さんに届いてほしい作品ですので、ぜひ会場や配信で楽しんでいただきたいです。毎日不安と楽しみで眠れないんですが、この気持ちを全力で届けて、皆さんの心をグッと掴めたらいいなと思っています!」と締め括った。

『あの夜であえたら』
 10月14日(土)・15日(日)東京国際フォーラムホールA
公式HP:https://event.1242.com/events/anoyoru2

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