沖縄出⾝のバンド・HYの名曲からインスパイアされた映画『366⽇』。叶わぬ恋を歌った失恋ソングとして2008年に発表され、今なお世代を超えて愛され続けている「366⽇」。 映画では主演を⾚楚衛⼆、ヒロインを上⽩⽯萌歌が務め、楽曲をモチーフに全く新しいオリジナルストーリーが紡がれる。
2003年、沖縄に住む⾼校⽣・湊(⾚楚衛⼆)は、同じ⾼校の後輩・美海(上⽩⽯萌歌)と出会う。同じ⾳楽が好きな2⼈は⾃然と惹かれ合っていき、湊の卒業式の⽇に告⽩し付き合うことに。⺟を病気で亡くし、⾳楽を作るという⾃分の夢を諦めかけていた湊だったが、「いつか湊先輩が作った曲、聴きたいです」という美海の⾔葉に背中を押され、東京の⼤学へ進学。2年後、美海も上京し湊と再会、東京での2⼈の幸せな⽇々が始まる。⾳楽会社に就職が決まった湊と、通訳という⾃分の夢に向かって頑張る美海。「こんな幸せが、365⽇ずっと続きますように」そう願っていた2⼈。しかしある⽇、湊は突然別れを告げ、美海のもとを去ってしまう ――。
新たに解禁となった8名のキャスト。美海に想いを寄せながらも、優しく⾒守り続ける幼馴染・琉晴(りゅうせい)役には中島裕翔。湊と同じ⼤学の⾳楽サークルに所属し、彼に恋⼼を抱きながらも、親友として湊と美海の恋を応援する⾹澄役には⽟城ティナ。20年後の現代で美海の娘・陽葵(ひまり)を演じるのは、映画『そして、バトンは渡された』での演技が絶賛された稲垣来泉、陽葵の幼馴染・琥太郎役に映画『カラオケ⾏こ︕』の熱が記憶に新しい齋藤潤、湊の会社の先輩・諒太役には溝端淳平、湊の⺟・由紀⼦役に⽯⽥ひかり、美海の⺟・明⾹⾥役に国仲涼⼦、美海の⽗・⼀⾺役に杉本哲太。湊と美海の20年に渡る物語に深みと彩りをもたらす、幅広い世代の豪華俳優陣が集結した。
中島が「⼈とのご縁を⼤切にして、出会いや別れを⼀つ⼀つ刻みながらも⽣きていきたいなと思わせてくれる作品」とコメントするように、登場するキャラクターたちが出会いや別れを通して成⻑していく様⼦も本作の魅⼒の1つ。また「過去の⾃分を肯定するような明るいテーマを持っていて、すごく共感できました」(⽟城)と語るように、別れや切なさを内包しつつも、それ以上にたくさ んの愛や優しさを感じられる前向きなメッセージが込められたストーリーになっている。
映画『366⽇』 2025年1⽉10⽇(⾦)公開
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント 松⽵
©2025映画「366⽇」製作委員会