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2024年9月28日 21:15

髙石あかり、伊澤彩織 客席に向かって「ただいま!」 シリーズ3作目 映画『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』公開記念舞台挨拶

『ベイビーわるきゅーれ』シリーズ3作目となる阪元裕吾監督の最新作『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』の公開記念舞台挨拶が、9月28日(土) に新宿ピカデリーで行われ、W主演の髙石あかり、伊澤彩織に加え、本作よりシリーズに参加した池松壮亮、前田 敦子、本作含めてシリーズを支えてきた水石亜飛夢と中井友望、そして阪元裕吾監督が登壇した。

社会にまだまだ馴染みたくないプロの殺し屋コンビ杉本ちさと(髙石あかり)、深川まひろ(伊澤彩織)のモラトリアムな日常と、観客のド肝を抜くガチすぎるアクションを融合させた唯一無二の世界観で熱狂的なファンを生んだ『ベイビーわるきゅーれ』シリーズ。本作では、“史上最強の殺し屋”冬村かえでに扮した池松壮亮と、口が達者な先輩殺し屋、入鹿みなみ役に扮した前田敦子がシリーズ初参戦している。

冒頭、髙石は「昨日初日を無事に迎えることができました。そしてここ新宿ピカデリーにまた戻ってくることができました。今ものすごく嬉しいです。ありがとうございます」と挨拶。

そして、伊澤は「以下同文って感じなんですけど(苦笑)。大スクリーンにこれだけの人が集まってきてくれて・・・。(髙石と一緒に)ただいま!」と呼びかけ「温かい気持ちで皆さんが観てくれてるのがすごい嬉しいです」と感謝の言葉を贈った。

イベントでは、まず一番好きなシーンや印象に残っているシーンを各自発表。髙石は「好きなシーンは絞るのが難しい。思い入れのあるシーンで言うと、(宮崎)県庁でかえで(池松)とまひろ(伊澤)が闘い終わった後に、その危険を察知してみさと(髙石)がまひろの元に向かっていくシーン。リハーサルをやった時には二人とも涙が止まらなくて、監督に『涙が出てしまうんですけど、どうしたらいいですか?』って聞いて、今までだったら『絶対泣かないでください』とか言われたんですけど、今回は『分からないです』と言われ、どうしたらいいんだろう? みさととしての気持ちも分からないし、とりあえず場は抑えようという気持ちでやっていたんですけど、スクリーンを見たら泣いていて、それぐらい、感情がコントロールできなかった思い入れのあるシーンになりました」と振り返った。

伊澤も「私も思い入れのあるシーンだらけ。一番と言われたら、県庁でのアクションシーン。どうやって撮ったんだろうと記憶が無いぐらい、アドレナリンの力でみんな乗り切った撮影だったんです。ちょうどそのあとに撮休があって、池松さんと私の体がバキバキだったので、(二人で)マッサージに行って、一緒にご飯も。その時に、あかりちゃんとの交換日記を池松さんに渡したら、『体が壊れました』って書かれて戻ってきたのがすごい思い出に残ってます」と超ヘビーな撮影を述懐した。

一方、池松は「やっぱりオープニング。タイトルが出るまでの流れはかっこよすぎ。2人がダラダラ旅行に来て、そこからアーケードの中のアクションがすごい! それだけで始まったというか『ベイビーわるきゅーれ』が帰ってきた。すごいなと思ってます」と一気にもっていかれるオープニングに惹かれたという。

水石とともに死体処理業者を演じた中井は「私と水石が撮影しているシーンの思い出しかないんですけど・・・。完成した作品を観ると、こんなにすごい世界に私もいたんだ、この作品関わらせてもらってすごく光栄だなと思いながら、私は何やってたんだろう?と思うこともありました」と水石とともにアクションのすごさをアピールした。阪元監督はラストシーンを挙げたが、そこは是非映画館で確かめていただきたい。

本作はちさと、まひろの二人が“史上最強の殺し屋”に挑むという物語。これにちなみ、史上最強の敵と感じる人、あるいは史上最強のライバル的な存在を各自発表。

髙石は「最近、Xを覗いていたら、すごい女優さん2人の中に自分の名前が挙がっていて。見たらファニーフェイスと書いてあった。ファニーフェイス?調べましたよ。個性的、魅力的、どこか欠けている? 私はそのお二方に負けないようにファニーフェイスと思って頑張ろう!」と対抗心を燃やし、伊澤が「誰か?気になる人はファニーフェイス、女優で調べて」と補足した。

そして、伊澤は「大喜利ですよね(笑)」とテレながら「戦国時代の無敵の武将。無敵の意味は敵がないぐらい強いという意味ではなく、敵を作らない人という(意味の)無敵の武将」と発表。髙石は「いいじゃん!かっこいい」と賛同していた。

池松は「やっぱり3(作目)から入る中で、シリーズをずっと観てきた方が自分にとって一番プレッシャーだった。『池松、前田が入って何やってんだ』って言われたくないし、ベイビーわるきゅーれを支えてきたファンの方が最大の敵でした」と模範回答。

殺し屋協会に所属する先輩殺し屋を演じた前田は池松の回答に「ハードルが上がってきた。でも亜飛夢の答えを知ってるから大丈夫!」と前置きした上で「ニンニク、ネギ以外思い浮かばなかった。好きなんだけど、匂いがあるじゃん。だから人のことを気使うと、今日は食べちゃいけないかもしれないっていうのを毎日ずっと考えている」と匂いを気にしながら好物を食していることを明かした。

死体処理業者の田坂を演じた水石は「皆さんいいことを言いますね。でも私は変えません」と前置きをし「田坂はありがたいことに不憫なところが可愛いとご好評いただいておりまして、そういう意味で言ったら、やっぱり不憫可愛いの敵は“おぱんちゅうさぎ”と“ちいかわ”が田坂の敵になってくるのかなと思ってます」と発表。すると伊澤が「『ちーかわ、おぱんちゅうさぎみたいな不憫かわいいキャラクターが流行っている』と水石さんに伝えたのは私です」と暴露。前田は「自分で考えたんじゃないんじゃないの?」とあきれていた。

中井は「私は普通に怖いものを言います。カラスがめっちゃ怖くて、他に怖いものあまりないんですけど、カラスがいると道を変える」と嫌っていた。

阪元監督は「『Cloud クラウド』(菅田将暉主演映画)」と同時公開のライバル映画を挙げ、「アクション映画を全部観て盛り上げていけたら」とアピールしていた。

イベントの最後には、髙石「ぜひ!何度も見ていただいて、いろんな方にも勧めていただけたら嬉しいなと思います。ぜひまた劇場でその日にそしてこの皆さんに会いに来てもらえたら嬉しいです」、伊澤は「監督から3(作目)は一人じゃないっていうのがテーマと言われ、自分もどっか人間は一人だと思って過ごしてたんですけど、ぜひ“ちさと・まひろ”を思い出してくれたらと願っております。本当にここまで口コミで広がってきた映画なので、これからまた皆さんの周りとかにも広めていただけると嬉しいです。グッズもお願いします」などと呼びかけ、イベントを締めくくった。

映画『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』
新宿ピカデリーほか全国公開中
配給:渋谷プロダクション   ©2024「ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ」製作委員会

 

 

 

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