
第30回釜山国際映画祭が9月17日(水) に開幕。約5000人の観客で埋め尽くされた釜山センタムシティに、A Window on Asian Cinema部門に出品の映画『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』より、真利子哲也監督とキャストが、華やかなレッドカーペットに登場した。
ニューヨークで暮らすとあるアジア人夫婦。ある日、息⼦の誘拐事件をきっかけに夫婦が抱える秘密が浮き彫りとなり、崩壊していく家族を描いたヒューマンサスペンス。
本作の主演は、米アカデミー賞で最優秀国際長編映画賞に輝いた『ドライブ・マイ・カー』や、A24製作のシリーズ『Sunny』など国際的な活躍の場を拡げる俳優・西島秀俊。その妻役には、『薄氷の殺人』や『鵞鳥湖の夜』に出演するなど、人気と実力を兼ね備えた、台湾を代表する国民的女優のグイ・ルンメイ。

西島にとって、釜山国際映画祭は『CUT』(‘11)や、日韓合作映画『ゲノムハザード ある天才科学者の5日間』(‘14)などで登壇、昨年は審査員として参加しており、なじみ深い映画祭。「会場全体がとても盛り上がっていてびっくりです。たくさんの観客の方に迎えていただいて、とても感謝しています」と語り、釜山映画祭と来場したファンへの感謝を述べた。
ルンメイは「(釜山国際映画祭は)尊敬する映画人が多く参加し、観客もとても情熱的な人ばかりです。盛大に暖かく迎えてくれました」と熱気あふれる会場の様子に感動を覚えた様子。西島のエスコートに対しては、「(西島さんは)本当に温かく優しい先輩です。ニューヨークから釜山まで共に歩いてこれたような気持ちでいます」とコメントし、信頼と尊敬の深さを見せた。
釜山国際映画祭初参加となる真利子監督は「初めての海外プレミアとなるため、これからたくさんの人に作品を見てもらえるのが楽しみです」とコメント。
「実は最近けん玉に熱中している」と初日舞台挨拶で明かした西島は、釜山にもけん玉を持参し、ルンメイにプレゼント。国を超えるそのけん玉愛とルンメイの驚いた様子に、役者やスタッフ含め周囲も笑いに包まれた。
今回の釜山国際映画祭のレッドカーペットには、日本からも『8番出口』の二宮和也や『イクサガミ』の岡田准一らが参加。さらに、オープニングセレモニーの司会は俳優のイ・ビョンホンが務めるなど、まさにアジアを代表するトップスターたちが一堂に会した。その中で、『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』のチームもまた、世界に向けて作品の魅力を力強く発信した。
映画『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』9月12日(金) TOHOシネマズ シャンテほか 全国公開
配給:東映 ©Roji Films, TOEI COMPANY, LTD.

