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2012年6月14日 14:11

『アメイジング・スパイダーマン』来日記者会見に、アンドリュー&エマのカップル登場!

6月13日、東京・六本木にて、映画『アメイジング・スパイダーマン』の来日記者会見が行われ、主演のアンドリュー・ガーフィールド、エマ・ストーン、コナーズ博士役のリース・イーヴァンス、マーク・ウェブ監督、プロデューサーのマット・トルマック、アヴィ・アラドが登壇した。

2002年に映画化された『スパイダーマン』から2007年の『スパイダーマン3』までの3作が全世界で25億ドルを超える大ヒットとなった“スパイダーマン”シリーズ。1962年にアメリカンコミックに初めてスパイダーマンが登場してから50周年となる今年、この大人気シリーズがストーリー、キャスト、スタッフも一新し、すべて生まれ変わって登場。3D映像で、6月30日より世界最速公開される。

全国各地から集まった報道陣の数に、驚きを隠せない様子の6人。多くのフラッシュがたかれる中、会見がスタートした。

マーク・ウェブ監督

リース・イーバンス(カート・コナーズ)

アンドリュー・ガーフィールド(ピーター・パーカー/スパイダーマン)

エマ・ストーン(グウェン・ステイシー)

 

マーク・ウェブ監督とリース・イーヴァンスは、「日本という素晴らしい国で映画を紹介できて光栄です。温かい歓迎をありがとうございます。」と初来日を喜び、アンドリュー・ガーフィールドは、「また日本に戻って来れて嬉しいです。スパイダーマンというキャラクターにとって日本という国はとても大切ですし、皆さんにとっても大切なキャラクターだと思います。スパイダーマンを皆さんとシェアすることが出来て嬉しいです。」とし、エマ・ストーンは「本当に緊張しています。スパイダーマンが皆さんに愛されるキャラクターになると嬉しいです。私は、ヒロイン役のグウェン・ステイシーを演じられて大変名誉に思います。日本は世界中で5日も早く観れるのですね。ぜひ楽しんで下さい。」と映画をPR。

アヴィ・アラドとマット・トルマックの両プロデューサーは、他のメンバーより一日早く来日し、日本の滞在を楽しんだとのこと。「日本では、以前にもプレミアを行なってヒットになったことがあります。今回もそうなるといいですね。東京の街はスパイダーマンがいつ現れてもおかしくない場所ですよね。」と、アヴィ。マットは「素晴らしい作品を完成させて、日本に戻って来れて嬉しいです。東京は大好きな街、まるで故郷に戻ってきたような感慨深いものがあります。」と挨拶した。

アヴィ・アラド(プロデューサー)

マット・トルマック(プロデューサー)

 

Q:新シリーズとなったスパイダーマンの、前作とは違う魅力は?

マット:最初は、スパイダーマンの物語すべてを伝えたかったのですが、今回は、主人公のピーター・パーカーの秘密に迫るというアイディアでした。前シリーズが、スパイダーマンの起源とすれば、今回は、ピーター・パーカーの起源ということになります。

スパイダーマンがマジカルな存在として観客に受け止められているのは、誰でも感情移入できるキャラクターということもあるが、ニューヨークの街を彼と一緒に摩天楼を飛び回る爽快感を疑似体験できるということもあります。それをもっと素晴らしいものにするために今回3D映像を選択しました。

アヴィ:今回の作品は、未来を見据えた新しい物語にしようと思いました。今の時代に生きている我々に合う作品。エマ・ストーンが演じたグウェン・ステイシーは、自分というものを持っていて賢い女性。ピーター・パーカーと経験する様々なこと通して責任を自覚し自分の運命に向かっていきます。悪役も、感情的で、情にもろい悪役となって登場し、観客の感情に訴えます。

このような物語を形にしたのが「(500)日のサマー」で様々な実績をもつマーク・ウェブ監督。彼の現代的感覚をもった、恋愛や人生をリアリティな映像化の力で、素晴らしい作品ができあがりました。

Q:監督に質問します。監督2作品目で、「スパイダーマン」シリーズのリブート(新シリーズ)を監督するのはかなりプレッシャーだったのでは?どのように臨まれましたか?

監督:もちろんプレッシャーは大きかったですが、それよりも17歳のころからの夢がやっと叶ったという気持ちが大きかったです。2年間かかって完成しましたが、素晴らしいキャストやスタッフと協力して仕事ができ、毎日が光栄な気持ちの連続でした。この作品は、若者の人間像を描いたもの。彼の成長の旅路をひとつひとつ描くことによって、大きなアクションがリアルに感じられると考えました。

Q:キャストの方々に質問します。最初に完成した映画を観た感想と、お気に入りのシーンを教えて下さい。

アンドリュー:僕は、3歳のころからスパイダーマンの大ファンでした。彼の困難や犠牲、そして運命は、僕の人生にとってとても重要なキャラクターでした。僕がそのスパイダーマンのスーツを着てピーター・パーカーを演じたことに僕自身が圧倒されています。前シリーズのトビー・マグワイアの仕事を継げたのも名誉に思っています。

そんなキャラクターの姿を3Dで観れるのは素晴らしいアイディア。自分が飛んでいるような興奮は、まさに自分がスパイダーマンになったかのようで・・・。僕はスパイダーマン自身なわけだけど・・・、混乱しながら観ていました(笑)。

お気に入りのシーンは、僕の代わりを務めたスタントの方が出ているすべてのシーン。そして映画全体が見どころです。(話が長くて)ゴメンナサイ(日本語で)」

※「ゴメンナサイ」の日本語を通訳に聞いて謝るアンドリューの姿に会場から笑いがこぼれた。

エマ:映画本編を観るのは楽しかったけど、自分を観るのはおすすめ出来ないです。だって3Dは巨大なんだもの(笑)。スパイダーマンと3Dは完璧なマッチング。スパイダーマンのために3Dがあるみたい。ニューヨークの街もきれいに描かれていて素敵。お気に入りのシーンは、ピーター・パーカーがだんだんと力をつけていく、ユーモアたっぷりのシーンです。

リース:僕は本当は日本語が上手いんですが、今日は英語で話したいと思います(笑)。

7フィートもあるトカゲになった自分を3Dで見たのは初めてで奇妙でした。トカゲにされたとしても、そのリアルさに良くも悪くも映画技術の向上には感動しました。お気に入りのシーンは、スパイダーマンが壁に押し倒されてニューヨークの空を見上げるところと、最後におばさんに約束した卵をちゃんともって帰るところです。世界を悪から守るスパイダーマンが大きなことをしながらも、小さな約束も忘れないというところが、スパイダーマンの人気が続く理由だと思います。

Q:アンドリュー・ガーフィールドさんに質問です。スパイダーマン役に決まった時の気持ちと、初めてスパイダーマンのスーツを着た時の感想は?

アンドリュー:キャスティングが決まった時は、夢がかなったと純粋に喜びました。言葉では表せられないくらい。今まで生きてきた中で一番素晴らしい気持ちでした。スーツは痒くて、着心地も悪くてトイレにも行きにくくて、夢はそこで崩壊しました。・・・というのは冗談で(笑)、不便はあるものの監督と衣装デザイナーが作ってくれたスーツはとても美しいです。今でも時々喜びが込み上げてきます。

Q:リース・イーヴァンスさんに質問です。リースさんが考えるモンスターとはどのようなものですか?

リース:モンスターというのは色々な映画に登場しますが、この作品に登場するリザード(というモンスター)は、たくさんの人の生活を改善したいという飢えのような情熱から生まれます。彼は、冷血動物の性質や心が人間のモラルに影響してくることを見逃していました。リザードの存在は、科学技術の人間への警告だと思います。そして、彼を怖いと思うのであれば、それはその警告が怖いということ。つまり、モンスターを生み出した人間が怖い。モンスターは私たち人間の中に存在するということだと思います。

Q:エマ・ストーンさんにお聞きします。「素敵なキスシーンがあるから見逃さないでね。」と仰っていましたが、キスシーンの感想と、今後のピーター・パーカーとグウェン・ステイシーの恋愛関係はどうなっていくのでしょうか?

エマ:今のリースの答えが素晴らしくて・・・。リース、代わりに答えてくれる?(笑)

リース:じゃあ、僕がアンドリューにキスしてみようか?(笑)

会場が大爆笑に!

エマ:キスシーンについては、とても気に入っているけれど、これがこの作品のアイコンになるかは、皆さんが映画を観て決めて欲しいですね。ピーターがスパイダーマンだと分かった瞬間にキスをするところは、発見と同時に秘密を共有することでもあって、そこがとても素敵だと思いました。

ピーターとグウェンの今後の展開は、私も聞きたいくらいです。コミックにはたくさんの要素があるので、どうなるのかとても気になっています。

 

Q:マーク・ウェブ監督に質問です。監督は、ヒッチ・コックがお好きなんですか?『裏窓』に似たシーンがあったと思いますが。

監督:ヒッチ・コックを嫌いな人などいるんでしょうか。ピーターの部屋に『裏窓』のポスターが貼られているのですが、これはアウトサイダーでありながらインサイドの内側を覗き見ているという象徴。カメラもそれを連想させるものですね。

エマ:私は、この映画の撮影中に初めて『裏窓』を観たのですが、ジェームズ・スチュアートのリアクションが、ブルースクリーン撮影のいいお手本となりました。

Q:アンドリュー・ガーフィールドさんとエマ・ストーンさんに質問です。ハイスクールの生徒役を演じるのに抵抗はありませんでしたか?二人がバルコニーで喋っているシーンは恋している大人のカップルにしか見えなかったのですが。

アンドリュー:演技というのは難しいですね(笑)。10代を演じるにあたり、その頃に戻ってどんな気持ちだったか、体の動きはどうだったのかと思い出すようにしました。思春期はだれでも経験があり、初恋は人生を変えるような大事なもの。何よりも初恋の人が大事で気になって仕方がない。それでも、ピーターは街を救い守るという運命を選んでいくんです。

エマ:私は高校生役であればいつでも引き受けます。だって、これからは歳をとっていくばっかりだもの(笑)。

 

Q:最近「アメイジング」だった出来事があったら教えて下さい。

アンドリュー:東京に来て、今朝体験しました。朝目覚めて、カーテンを開くと眼下に東京の街が広がっていました。まさにその光景が「アメイジング」(凄い!)でした。

予定時間を大幅にオーバーするほど数々の質問が飛び交い、活気あふれる華やかな会見となった。また、アンドリューとエマは会見中も仲睦まじい姿を見せ、アンドリューがスマートフォンで逆に取材陣をカメラに収める場面も。和気あいあいとした雰囲気の中に、新生「スパイダーマン」チームの結束力の強さを感じさせた。

新「スパイダーマン」誕生!目撃せよ!スパイダーマン誕生の真実を。

ピーター・パーカーはなぜ、スパイダーマンになったのか・・・。

映画『アメイジング・スパイダーマン』は、6月23日(土)24日(日)世界最速3D先行上映、6月30日(土)よりTOHO『シネマズ日劇全国公開!!

『アメイジング・スパイダーマン』オフィシャルサイト

http://www.amazing-spiderman.jp/

 

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