11月23日、ソウルのCGVワンシンリにて、ソン・スンホン、松嶋奈々子主演映画「ゴースト もう一度抱きしめたい」の記者会見が行われた。
試写会は先週行われ、今回松嶋の訪韓と共に記者会見が行われ、主演のソン・スンホン、松嶋奈々子が出席した。
松嶋奈々子はまず韓国語で流暢に挨拶。韓国の訪問に関しては「5年前に事務所のスタッフとともにおいしいものを食べるツアーを企画して来たんですが、おいしいものをたくさん食べてまた来たかったのですが、今回ゴーストの宣伝のために来ることができて本当にうれしく思います。」と話し、ストーリーの展開についても説明した。
ソン・スンホンは「1990年の「ゴースト」のリメイクですが、この原作を超えようという作品を作ろうというのではなくて、日本の代表的女優である松島さんと競演できる機会でもあり、「ゴースト」のファンであった立場から作品に参加できること自体がとても光栄に思います。」と話した。日本語での演技については、
「大きな挑戦でした。しかし作品の依頼があった時に受けるべきであると思ったので受け入れました。現場では松嶋さんが毎回韓国語を毎日ひと言ずつ覚えては話してくださるという心遣いに感謝しています。」とチームワークのよさを伝えた。
また、松嶋は「20年前に見たオリジナルの「ゴースト」が完成度が高く、まさか自分が女優になって演じることになるとはは思わなかった。ハリウッド映画の雰囲気をアジア版のゴーストにも匂わせたいし、できれば韓国の俳優さんが相手役ではどうかと提案したところ、ソン・スンホンさんがそれを受け入れてくださいました。」と配役のエピソードを証し、「言葉は通訳を通して話したが、二人共役になりきっていたので、初体面の撮影でも目線で共感しながら演じることができました。」と話した。
ソン・スンホンのイケメン度ついて質問が出たが、横でスンホンが松嶋に愛嬌を振るうと会場が沸き、松嶋も「どれくらいイケメン俳優さんかということですが、見るからにイケメン俳優さんです。(笑)いつもレディファーストで、日本でもたくさんのファンの方々にとても優しく接していたのでとても紳士な方だと思います。」と笑顔で伝えた。
さらに配役についての質問で松嶋は「この映画は「愛してる」というのがテーマでしたが、日本人は愛してるということをいうのが照れくさくていえない文化でもありますが、韓国の方は気持ちを素直に表現されると聞いていますし、本当に気持ちを伝えたい時に素直な言葉と通して伝えるのがこの作品にはいいのではないかということで、韓国の俳優さんを御願いしました。」と自らの提案だったことを伝えた。また、スンホンは自らの提案で「日本人同士のロマンスになっていたところを、韓国と日本のロマンスの設定に変わった。」というエピソードも話した。
会見の最後に松嶋が韓国語の挨拶を準備。「マニ、サランへジュセヨ~^^」(たくさんの応援御願いします~)と愛嬌たっぷりに伝えていた。
また、この日の夜からは、VIP試写会も開かれ、ソ・ジソプ、チソン、キム・テヒなど豪華スターが訪れた。
20年前のオリジナルファンには懐かしさを、新しい世代には新しい愛の形をみせるアジア版「ゴースト もう一度抱きしめたい(韓国タイトル:ゴースト 見えない愛)」は11月25日韓国で公開。