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2026年3月1日 22:14

【後編】山田健登&島太星インタビュー 旧知の2人が挑む、ミュージカル『ブラッド・ブラザーズ』「今しか見られない僕たちを観に来ていただきたい」

山田健登        島太星

――山田さんはこれまでに島さんがお芝居をしている姿を観たことはあったのですか?

山田:今回、初めてなのですが、面白いです。僕はまだまだお芝居のことは分からないですが、たいちゃんのお芝居を観ていると、他の人が持っていないものを持っているなと思います。狙っているのか狙っていないのか分からないですが、例えば、空気感やテンポ感は天才だなと思う瞬間がたくさんあります。

――同じエディでもまた違うものになっているのですね。

山田:全然違うと思います。自分のことは分からないですが、たいちゃんが演じているのを観ると、「こういう表現の仕方もあるんだな」と発見がたくさんあります。

――島さんは、山田さんが演じるエディをどのように見ていますか?

:健登は自分でも言っていたように人見知りで、自分から打ち明けるタイプではないのは知っていましたが、エディを演じることで開けていなかった扉をこじ開けていく根性を感じています。もちろん役に入っているからということはあると思いますが、これまで僕が見ていた健登とは全然違う姿で、健登が持っている強い芯がエディにも投影されていて、普段とのギャップがあるなと思います。自分なら怖くてできないようことにもバーッと進んでいく熱さもあって。勉強になりますし、見ていて飽きない。でもマネてしまってはダメだという、強い意志で今、頑張っています。

――それぞれのペアとなるミッキー役の小林亮太さんと渡邉蒼さんの印象は?

山田:亮ちゃん(小林亮太)は年齢が1つ上の先輩ではありますが、稽古初日から「ご飯に行こう」と誘ってくれて。そこで仲が深まって、「ああ、これは大丈夫だ」と思いました。その日に5時間くらい話し込んだんですよ(笑)。亮ちゃんは人の懐に入るのがうまいのかな。惹き込まれて、何でも話してしまうんです。それに優しい。そうした人柄がお芝居にも出ている気がします。

――その5時間でどんなお話をされたんですか?

山田:そのときは作品についてというよりは、どんな人生を歩んできたのかを話したりしました。今は、稽古が進んできて、より仲が深まってきているので、きっと開幕する頃にはもっともっと仲良くなっていると思います。

――島さんから見た渡邉さんの印象は?

:蒼くんの中に何人の蒼くんがいるんだろうなと思います。自分も似たようなところがあって。全てを一気にさらけ出せないんですよ。もしかしたら、蒼くんも一緒なのかなと感じていて、今、蒼くんのことをずっと偵察しています。蒼くんのお芝居は、ミステリアスで深みがあって、不思議です。蒼くん本人は本当に優しくてめちゃくちゃ真面目。それから、頭が良い。芝居の話をすると、深いところまで話してくれるので、すごく勉強になります。小さい頃からお芝居の仕事をしてきて、いろいろを経て今の蒼くんが出来上がっていると思うので、もっともっといろいろな蒼くんを見たいです。

――4人でご飯を食べに行くこともあると聞いています。

山田:先日、初めて行きました。めちゃくちゃ楽しかったです!

:楽しかったね。

山田:そのときも、稽古が終わって、5、6時間は一緒にいましたね。

:とにかく仲が良いよね。

山田:ペアでというより4人で仲が良い。

:亮太くんが、座長的な立ち回りをしてくれて、僕たちを引っ張ってくれるんですよ。きっと3人だったら、ご飯にも行けてないよね(笑)。お互いに「疲れているのでは?」と探り合うばっかりで。だけど、亮太くんは「無理しなくていいけど、行ける?」という感じで聞いてくれるから、すぐに仲良くなれたんだと思います。(4人でご飯に行ったときは)3軒くらい行ったんですよ。健登はずっと変わらない。ずっとほんわかして優しい。

山田:(渡邉は)だんだんと21歳になってきたよね。普段、お芝居しているときは21歳には見えない深さがあって、21歳のフリをした35歳なんですよ(笑)。

:深みがすごいよね。本当に不思議な人です。

――山田さんはミュージカル『レ・ミゼラブル』、そして島さんはミュージカル『フランケンシュタイン』などの大作を経て今回、この作品に挑みますが、改めてミュージカルへの思いを教えてください。

山田:僕はミュージカルがどんどん好きになっています。僕たちはもともと音楽畑からスタートしているので、その当時は考えてもいなかった未来になっているんですよ。でも、飛び込んでみたら本当に魅力に溢れた世界でした。すばらしい人たちに出会い、現場にも恵まれて、よりミュージカルが好きになっていることを感じています。「レ・ミゼラブル」で学んだことは度胸でした。毎日、押し潰されそうなプレッシャーの中でステージに立っていたので、心が少し強くなったような気がします。あの環境に飛び込めたことは、自分の中で大きな財産になったし、軸となっていくと思います。

:僕は素敵なものを皆さまにお届けしたい、そして学びたいという思いで舞台に出演しています。「フランケンシュタイン」では、学ばせていただくことが本当にたくさんありましたが、それを、一旦フラットにして、新たに吸収しようというスタンスでこの作品に臨んでいます。僕は、本当に好奇心が旺盛なので、稽古場で「こういう表現はどうやっているんですか」「今のこの感情はどうやったんですか」ととにかく皆さんに聞いています。これまでの作品でもそのスタンスでやってきました。だから、最近、怖いんです。1月で28歳になったんですが、本当に歳をとりたくない。35歳くらいになったときに、なかなか20歳の子に「吸収したいから教えて」とは言いづらいから(笑)。僕は心から教えてもらいたいし、聞きたいのですが、周りから見たら「お前が教えろよ」と思われるじゃないですか(笑)。でも、聞きたいんです。この世界は、すごい人ばかりだから。だから、歳をとりたくないです。

――ところで、本作ではエディとミッキーが親友になるところから物語が始まりますが、お二人が考える親友の定義とは?

山田:親友の定義と聞いて明確に挙げられるのは、「自分をさらけ出せるかどうか」ということです。それは、知り合ってからの期間の長さによるものなのかもしれませんが、どれだけ腹を割って話せるかが大事かなと僕は思います。

:僕も似ていますね。普段は気を遣って、この発言をしていいか考えながら話していますが、「これを言ったら相手がどう思うかな」と考えずに話せるのが親友です。だからといってお互いに貶し合うのはダメ。親友はそもそもそうはならないので、運命や奇跡的なものなのではないかと思います。

――これまでの人生で「これぞ友情」と感じたエピソードはありますか?

:最近のことですが…健登と毎日話をしていて、家に帰ったとき、ふと「あいつ、めちゃくちゃ良いやつだな」と独りで言った瞬間に思いました(笑)。「今回、本当に健登と一緒で良かったな」って空を見上げたこともあって。これが友情だなと。本当に大好きなんです。勝手に幸せを感じています。

山田:(稽古は)まだそれぞれのシーンを作っている段階なので、空き時間があるんですよ。エディが休みの時間は、僕たち2人とも休みになるので、空いている部屋に行って2人で話をしているんです。その時間が僕もすごく好きです。「僕がミッキーやるよ」とお互いに言いながら、読み合わせをしたりして。その時間がすごく楽しい。

:この作品が終わったら、きっと健登を思い出して泣くと思う。

山田:あはは(笑)。終わってからも会いたいね。

:会いたいね。

――ありがとうございました! 最後に改めて本作への意気込みをお願いします!

山田:この素晴らしい物語をより深く伝えていけるように、全力で頑張ります。それが全てです。

:20代のキャスト4人が舞台の中心に立たせていただけることがすごくありがたいです。力を合わせて頑張っていきたいと思っていますので、ぜひこの機会に、今しか見られない僕たちを観に来ていただきたいです。そして、最後まで僕たちのゆったりしたトークを読んでいただき、ありがとうございました(笑)。

ミュージカル『ブラッド・ブラザーズ』
【東京公演】2026年3月9日(月)~4月2日(木) シアタークリエ
【大阪公演】2026年4月10日(金)~12日(日)サンケイホールブリーゼ
スタッフ  脚本・音楽・歌詞:ウィリー・ラッセル
演出:日澤雄介
キャスト  ミッキー 役(Wキャスト):小林亮太/渡邉蒼
エディ 役(Wキャスト):山田健登/島太星
リンダ 役:小向なる
サミー 役:秋沢健太朗
ナレーター 役:東山義久
ミスター・ライオンズ 役:戸井勝海
ミセス・ライオンズ 役:瀬奈じゅん
ミセス・ジョンストン 役:安蘭けい
菊地まさはる、白鳥光夏、菅井理久、田代明(スウィング)、千葉由香莉、花咲まこと(スウィング)、平山トオル
公式サイト  https://www.tohostage.com/blood_brothers/index.html
公式SNS   @toho_stage

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2026年4月12日 23時59分
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山田健登 ヘアメイク:SUGA NAKATA(GLEAM)
        スタイリング:MASAYA(PLY)
島 太星    ヘアメイク:YAHAGI RITSUKO     
                     スタイリング:小林洋治郎  

取材  文:嶋田真己  撮影:有田純也

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