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2016年12月17日 11:00

12月24日公開の映画『ワイルド わたしの中の獣』。美女と本物のオオカミ共演!

『ワイルド わたしの中の獣』

肉食女子がイケメンオオカミをお持ち帰り?!

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今年のサンダンス映画祭を震撼させた『ワイルド わたしの中の獣』を12月24日(土)より新宿シネマカリテほかにて公開される。そして、この度オオカミと出会う重要な本編映像が一部公開された。

今回解禁された映像は、主人公のアニアが自宅のマンション前に広がる森で初めてオオカミと出会う重要なシーン。日々の仕事に追われ無機質な毎日を過ごすアニアは、出勤の途中で森の前に差し掛かった時‘何か’の気配に気づく。そこには森の中から自分をじっと見つめてくるオオカミの姿があった。初めて触れる‘野性’に息を呑み、目が離せなくなるアニア。やがてオオカミはふいっと踵を返し、森の中へと姿を消していく。一瞬でオオカミに心を奪われたアニア。彼女は、まるで恋に落ちたかのように来る日も来る日もオオカミの事を考え、やがて、その執着心からオオカミをなんとしても手に入れようとする。まず上司を騙し、オオカミを捕えたときの運搬用の車を用意する。そして麻酔針を作り、吹き矢の準備をするのだった。餌として森に放っていた兎のオオカミに襲われた死骸をみながらほくそ笑むアニア。果たして彼女はオオカミを捕獲できるのだろうか?

オオカミに惹かれ、野性化していくヒロイン、アニア役には『アイヒマンを追え!ナチスがもっとも畏れた男』に出演し、人気急上昇中の女優リリト・シュタンゲンベルク。アニアと関係を持つ嫌味な上司には『ファウスト』のゲオルク・フリードリヒ、アニアの妹には『さよなら、アドルフ』のザスキア・ローゼンダールなど今のヨーロッパを代表する俳優達が揃った。

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この衝撃的な作品の脚本を手掛けたのは、監督も務めるニコレッテ・クレビッツ。ドイツの女子刑務所でロックバンドを結成した4人の女性の友情を描いた音楽青春映画『バンディッツ』(99)で美女のエンジェルを演じるなど、女優としての顔も持つ。その後も、ドイツ分断の象徴であった‘ベルリンの壁’に隔てられ愛する人を救うために壁の下にトンネルを掘った実話を元にした『トンネル』(02)など数々の映画に出演し注目を集める。2000年からは監督や脚本も手がけるようになり女優業と並行し、活躍している。

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本作は本物のタイリクオオカミを使い撮影に臨んでいる。オオカミは一般的にはかなり凶暴というイメージがあるが、人を襲うことは稀である。約3万年前の大昔の頃には、オオカミが人から食物をもらい、人の住居に近づく他の猛獣に対し吠えて追い払ったりと共生関係を築いていたのである。そして、本作の製作国であるドイツには、オオカミを保護しながら一緒に暮らす研究者も存在する。

【ストーリー】職場と自宅の往復で無機質な毎日を過ごす女性アニア。彼女はある日、自宅マンションの前に広がる森で一匹のオオカミを見かける。冴えない日々を過ごしていたアニアは、初めて触れる‘野性’に心をかき乱され、激しく惹かれていく。次第にオオカミに執着するようになった彼女はあらゆる手を尽くし、ついに捕えて自分の高層マンションに連れ込む。狭い部屋で暴れるオオカミに最初は命の危険を感じるが、次第に“彼”と心を通わせ、彼女が秘めていた欲望が露わになっていく。彼女は次第に野性に取り込まれ、人間として常軌を逸脱する行動をとり始める。その様子に戸惑う周囲の人々。しかし、上司のボリスはそんな彼女の変化を気に入り関心を寄せる。そして心の隙間を埋めるかのようにアニアは上司と関係を持ってしまう。果たして人と獣の狭間で生きている彼女を待ち受ける運命とは———。

出演:リリト・シュタンゲンベルク『アイヒマンを追え!ナチスがもっとも畏れた男』、ゲオルク・フリードリヒ『ファウスト』、ザスキア・ローゼンダール『さよなら、アドルフ』
監督・脚本:ニコレッテ・クレビッツ
2016/ドイツ/カラー/ドイツ語/97分 原題:WILD  配給:ファインフィルムズ  © 2014 Heimatfilm GmbH + Co KG  映倫:R15

12月24日(土)より新宿シネマカリテほかにて公開

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