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2019年5月25日 09:59

【前編】吉沢悠、10代から続けるサーフィンを劇中でも披露!「大切なものを残してくれた作品」『ライフ・オン・ザ・ロングボード 2nd Wave』インタビュー

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

大杉漣主演で、定年後にサーフィンを始めた中年男の第二の人生を描いて社会現象を巻き起こした『ライフ・オン・ザ・ロングボード』の世界観を受け継いだ映画『ライフ・オン・ザ・ロングボード 2nd Wave』が531日より上映される。本作では、2020年に開催される東京オリンピックで、公式競技に初めて採用されたことでも注目される「サーフィン」を通して、主人公・光太郎が自身と向き合い、人生の輝きを取り戻していく物語が描かれる。主演を務め、数多くの映画・ドラマでも確かな演技力を見せる吉沢悠に、役作りについて、そしてサーフィンへの思いを聞いた。

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——本作は、全編、種子島で撮影されたんですね。劇中では美しい景色が目を引きました。

僕も今回の撮影で初めて訪れたんですが、喜多(一郎)監督からは「とにかく島に行ってくれればいい。光太郎が初めて島に行ってどんどん成長していくというのと、吉沢くんが初めて島にいって、地元の方と触れ合って、美しい海に触れて感じることがリンクすると思う。そこに素直に気持ちを乗っけてくれたら嬉しい」って最初に言われたんです。監督は、前作の撮影でも種子島にいらしていたので、空気感がわかっていたんですよ。実際に、撮影で島に入ったら、僕も島の美しさに魅了されました。それから、監督からは「ドキュメンタリーみたいな雰囲気は残したい」とお聞きしていました。サーフィンシーンもそうですが、「吉沢くんの役を通して、素の表情を押さえていくから、変に固くならないで」という指示もあり、なるべく自然体でいるようにしていましたね。

種子島のサーファーは移住組の人が多いそうです。元々、彼らも(現地の人に)受け入れてもらって、その場に移住したという経緯があるので、ビジターにも優しいですよね。地元の方たちが暖かく迎え入れてくれたので、約1ヶ月の撮影期間中、本当に充実した日々が送れました。

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——撮影時以外の時間でも、地元の方と交流もあったんですか?

はい、ありました。今回の撮影では、ナイトシーンが少なかったので、夜は地元のお店に行ったりもしていました。一度、地元の方のお家にも招待していただいたこともあるんです。劇中で安納芋を作られている方なのですが、その方のお宅にお邪魔して、ご飯をご馳走になり、種子島名物の細長い竹の子「ニガダケ」を食べさせていただきました。かなり充実した日々でしたし、スタッフさんも含め、交流は深められたと思います。

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——非常に充実した撮影が伺えます。改めて、本作への出演が決まった時のお気持ちをお聞かせいただけますか?

もともと、僕は10代の後半からサーフィンをやっていたので、サーフィンに関わる仕事ができるという嬉しさがあった反面、それを結果として残していかないといけないというプレッシャーもありました。サーフィンが好きな人が観てくれた時に、「こんなのサーフィン映画じゃないよ」って思われないようなものにしたいなっていう思いがありましたから。

それから、今回、喜多監督は脚本にも関わられているのですが、台本を初めて読んだ時に、監督は人が大好きなんだろうなと感じたので、それを表現できたらという思いもありました。種子島の地元の方たちの医療や福祉を描いたシーンもありましたし、人と出会うことで変化していく様(さま)が描かれていたので素敵な作品だということも感じました。

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——この作品の魅力をどこに一番感じましたか?

年配の方や目上の方たちと交流することで、人生の中で何かが変わるきっかけやヒントになるようなことを教えていただいたことが僕自身もあったので、共感できる作品だということです。自分の中の気づきがうまく描かれていますし、劇中での年配の方とのシーンは心に響きました。

——吉沢さんが演じる光太郎は、サーフィンの才能に恵まれながらも、挑戦することから逃げ出して、その日暮らしを送っているという青年ですが、吉沢さんご自身と似ているところはありましたか?

一番はサーフィンが好きだというところです。サーフィンをしている人って、海からの恩恵をいっぱいもらっているんですよ。自然と触れ合う中で、当然、危ない目にもあうことがありますが、命に関わるようなケガをすることなく助かれば、自然と感謝の気持ちが生まれます。それに、うまくいかないこともありますが、それをどうとらえるかは自分のメンタル次第です。例えば、わざわざ2時間かけて海に行っても、波が悪くて全く乗れないということもありますが、その1日をどうとらえるかはその人次第ですよね。こういうことは、サーフィンをやっている人は必ず体験することなんですよ。なので、サーフィンをする人は、いい面も悪い面も全部ひっくるめて楽しめる人だと思うんです。劇中では、そういった“サーフィンの恩恵”に光太郎が気付いているのかは描かれていませんが、僕はきっと光太郎自身も感じることがあったと思います。なので、そういう「サーフィン好き」ならではの思いも、僕と光太郎の共通点だと思います。

——なるほど。では、それほど苦労せず、すんなりと役に入れました?

そうですね。キャラクターの部分では、分からなくて苦労したということはありませんでした。むしろ、体作りやサーフィンのスキルという実務的なところの方が大変でしたね。

後編に続く~

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映画『ライフ・オン・ザ・ロングボード 2nd Wave

 出演:吉沢悠、馬場ふみか、香里奈、立石ケン、森高愛、大方斐紗子、泉谷しげる、松原奈佑、南美沙、TEE、角田信朗、勝野洋、榎木孝明(特別出演)、竹中直人

 監督:喜多一郎
脚本:喜多一郎、金杉弘子
プロデューサー:半田健
制作プロダクション:オフィスアッシュ

 公式サイト http://lifeonthelongboard2.com

 531日(金)より、新宿バルト9、鹿児島ミッテ10ほかで全国ロードショー

 ヘアメイク:山崎惠子  スタイリスト:大迫靖秀
白シャツ、デニムパンツ:DEMHAM(デニハム)
写真撮影:篭原和也

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