トップ > PICK UP > 中条あやみ、笑福亭鶴瓶 “耳フーフー”の関係! 映画『あまろっく』完成披露舞台挨拶

2024年3月14日 05:00

中条あやみ、笑福亭鶴瓶 “耳フーフー”の関係! 映画『あまろっく』完成披露舞台挨拶

映画『あまろっく』の完成披露舞台挨拶が3月13日(水)、都内で行われ、江口のりこ、中条あやみ、笑福亭鶴瓶、中村和宏監督が登壇した。

大阪アジアン映画祭で観客賞を受賞した本作は、尼崎を舞台に、《江口のりこ  39歳の独身娘、笑福亭鶴瓶 65歳の能天気な父、中条あやみ 20歳の父の再婚相手》の3人家族が繰り広げる笑いあり、涙ありの《ご実家コメディ》。

江口、中条、鶴瓶、3人とも関西の出身。江口は「関西で1ヶ月滞在して、仕事ができるっていうのはすごく嬉しかったです。中古の炊飯器を尼崎で買って、ホテルでご飯炊いて食べてました」と笑わせた。

中条は「私は実家から尼崎に向かってたんですけど、お母さんが朝ご飯作ってくれたり、本の読み合わせで相手役(江口)をお母さんがやってくれたり、こんな時間を過ごしながら現場に行けるってないから、すごい幸せな時間」と話し、「こんながっつり関西弁でお芝居っていうのはないし、これからも多分ないんじゃないかなって思います」と関西での撮影を振り返った。

江口と中条からお父さん役は鶴瓶にとの熱烈ラブコールだったという。鶴瓶は「2人がやるんだったら、是非にと。一緒にやってよかったです」と笑顔で答えた。中条は「全然関西弁で喋ってくださいねって」と言うと、鶴瓶は「いや、これが関西弁。“そうでっか”なんて、おかしいやん」と応酬した。

さらに鶴瓶は「この仕事をしてほんまに嬉しいです。初対面でも全く気を使わないんです」と話し、「(中条は)耳に息を吹きかけてくるし」と中条を睨むと、中条は「クランクインしていきなり商店街のシーンがあって、監督が『もっと夫婦っぽく仲良くしてください』って言われたので、距離を詰められる方法を考えたのが、“耳フーフー”だったんです(笑)」とその時の状況を説明した。

中村監督は尼崎を舞台に本作を作った理由を明かす。「6年ぐらい前に関西に大きな台風が来たとき、尼崎は尼ロック(尼崎閘門)があったから被害が少なかったみたいな記事を読んだんです。調べてみたら、意外と大事な施設だったんです。尼崎は海抜0m地帯が3分の1もあって、尼ロックがなかったらすぐ水浸しになるんです。でも、ロックを住んでる人も知らない。ちょっと隠れた英雄。それが竜太郎さん(鶴瓶)かなっていう着想を得た」という。

最後に鶴瓶は「スケールはそんなに多くないんですけども、本当に温かいです。今必要だと思いますね。人の愛情とか、家族の愛情とか、思いやりとか、全てのものに生きてくるので、ぜひ観ていただくと分かります。それを楽しんでいただきたいと思います。いい家族です。よろしくお願いします」とアピールしてイベントを締めくくった。

映画『あまろっく』 4月12日(金) 兵庫県先行、4月19日(金) 新宿ピカデリー他全国公開。また、ユニコーンによる主題歌「アルカセ」のMVが解禁。MVは映画『あまろっく』のアナザーストーリーとして制作され、映画本編でおでん屋屋台の大将役を演じた駿河太郎が出演している。

トップ > PICK UP > 中条あやみ、笑福亭鶴瓶 “耳フーフー”の関係! 映画『あまろっく』完成披露舞台挨拶

Pick Up(特集)

error: コンテンツのコピーは禁止されています