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2024年3月20日 20:43

窪塚愛流「台本を読んで初めて涙して温かい気持ちに」 蒔田彩珠「ロリータファッションに挑戦!衣装の力はすごい」 映画『ハピネス』大ヒット祈願イベント

5月17日(金)に公開される映画『ハピネス』の大ヒット祈願イベントが3月20日(水祝)、都内の赤城神社にて行われ、W主演を務める窪塚愛流と蒔田彩珠が出席した。

本作は、嶽本野ばらによる同名小説の映画化。心臓の病気のため医師から余命1週間と告げられた高校2年生の由茉(蒔田)と彼女の突然の告白に戸惑いながらも、幸せな日々を一緒に作り上げることに協力する恋人の雪夫(窪塚)。残りの人生を笑顔で幸せに過ごすことを選んだ2人の7日間、純度100%のラブストーリー。

窪塚は「先ほど『ハピネス』大ヒットのご祈祷祈願をさせていただいて、自分の気持ちもハピネスですし、とても嬉しく思っております」、そして蒔田は「撮影から約1年が経って、あと2ヶ月で公開を迎えられることが本当に嬉しいです」と挨拶した。

台本を読んだときの感想を問われた窪塚は「台本を読んで、初めて涙して温かい気持ちになったんです。ストーリーは題名と真逆ですが、不思議な気持ちで、自分の中で納得できるようにもしたいと思いました。こんな素敵な作品で初主演を務めさせていただき、いろんなプレッシャーもあったんですけど、それよりも楽しんで心から挑戦しようという思いで臨みました」と強い気持ちをもったことを明かした。

一方、蒔田は「余命があるという役もそうですけど、ロリータファッションも今まで着たことがなかったので、初めて経験することが多い役柄だったんですけど、読んでみて挑戦したいなと最初に思いました」と話し、ロリータファッションについて「初めて衣裳合わせをしたときは、普段かわいらしい服装を着ないので、恥ずかしさはあったんですけど、実際現場で由茉として衣装を着てお芝居をしていたときは、衣装の力はすごいなと思いました」との感想を漏らした。

窪塚は蒔田とは読み合わせのときに初めて会ったそうだが、「会話が弾むような話とか、プライベートの話もせずに、作品の話だけをしたので、作品に集中して臨むことができました」と回想、蒔田も「(窪塚は)現場に入る前から台本を読み込まれているんだなって思って、私もついていけるように頑張らないと思ったのが、最初の印象です」と話した。窪塚も「そのときはガチガチに緊張していました。表に出ないと周りの方に言われるタイプなんですけど、内心すごい緊張してました」と苦笑していた。さらに「僕は自分の役を演じるので精一杯だったので、(蒔田とプライベートに)話す余裕がなく、カメラの前に立ったときに、作品の話や、『普段どんな食べ物が好きなんですか?』ぐらいで、特別なエピソードがあるっていうより、お互い幸夫と由茉として生きようとしている関係性を、カメラが回ってないところでもしっかり作り上げていた感じがします」と振り返った。蒔田も「唯一、二人が話すときはいつもカレーとか食べてるとき。撮影の後に、撮影で使ったカレーを最後まで二人で食べるのがルーティンでした」とうなずいていた。

3月20日は国連が定めた国際ハピネスデー。撮影中に何かハピネスを感じていたか?の質問が。窪塚は「想像以上にいろんな意味で追い込まれていた。毎日重いシーンが必ずあったので、正直ハピネスって感じる暇はなかったんです」と苦笑。「でも、しいて言うならば、撮影中に一度湯船を(お湯を)溜めたんです。温かいお湯に浸かったときに、一気に疲れがとれて、いつも以上にお風呂のありがたみを感じたり、蒔田さん含め、技術の方々にも支えられてるその嬉しさとありがたさを感じられることができました」と述懐した。

また、日常でハピネスを感じること? 窪塚は「東京、大阪、沖縄と日本各地に友達が多いんです。そういう友達に電話をかけるとき、最近何をしてるとか何を頑張ってるか?を聞くんです。ジャンルは違えど、みんな頑張っている姿を聞けば、自分も頑張ろうっていう前向きな気持ちになって、そういう会話をするときに、ハピネスって思います」と明かす。

蒔田は「私は朝起きて、アラームと一緒に猫が起こしに来てくれるんですけど、そのときが生きてて一番幸せです。猫にアゴを噛まれます。痛いんですけど、幸せなので怒らない」と笑顔で答えた。

そしてまもなく4月、新年度を迎え、新しく始めたいこと、挑戦してみたいことは?窪塚は「去年の10月ぐらいから自炊を始めているんですけれども、なかなか手をつけられていない料理が一品。それがカレー。自分に一番合うカレーを作りたくて、最近辛いものもだんだん食べられるようになってきたので、いろんなカレーを自分好みに変換して作っていきたいと思います」、そして蒔田は「私はゲームです。普段ゲームやらなくて、でも何がゲーム大好きで、ずっと横から見ていたので、今年はいろんなパソコンゲームにッ挑戦したいなと思ってます。(これからやってみたいのは)ホラーゲームです」と答えた。

最後に本作の魅力について、窪塚は「彼女の余命7日間。恋人目線ではなくて、家族目線からでも観て楽しんでもらえるかと思っています。作品のストーリーが自分の中で矛盾していると思って、自問自答し続けた結果、納得できる答えが出たんですけど、それが正解ではなく、観てくださった方々それぞれの思いが正解だと思います。自分はこの作品を受け止めきれたけど、皆様なら、どう受け止めますか。ぜひ、『ハピネス』を観ていただけたら嬉しいです」、そして蒔田は「私は自分の役を演じてるときに由茉を思いながら由茉に共感しながら演じていたんですけど、観る人によって共感できる相手がたくさんいるので、由茉だけでなく幸夫や家族、いろんな人に共感しながら、観ていただきたいなと思っていて、悲しい物語ではあるんですけど、観た後に悲しいじゃなく、温かい気持ちになっていただける作品になっていると思うので、よりたくさんの方に観ていただきたいです」と本作をアピールして、イベントを締めくくった。

映画『ハピネス』5月17日(金)より全国公開!
配給:バンダイナムコフィルムワークス
©嶽本野ばら/小学館/「ハピネス」製作委員会

 

 

 

 

 

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