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2014年3月17日 11:36

JUMP大阪公演を前に、出演者2人が来阪!抱腹絶倒のノンバーバル・パフォーマンス

韓国のソウルに常設劇場があり、世界各地でも公演を行ってきた韓国のアクションコメディステージ『JUMP(ジャンプ)』。この春日本ツアーを実施するにあたり、娘役を演じるパク・ソジンと、泥棒2役のホ・ヨプが、4月5日の大阪公演に先駆けて来阪、インタビューした。

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JUMPは、2002年の初演以来、韓国内外で1万回以上もロングランが続く大ヒット作。これまで400万人以上の観客を熱狂させてきた。武術一家の父、母、祖父、叔父、娘という5人の家に、泥棒2人が忍び込み、さらに娘の婿候補や謎の老人などが集まって起こる、笑いとアクションで見せる“笑”劇作。

人気の秘密は、ノンバーバル(非言語)パフォーマンスであること。言葉でなく身体でストーリーや感情を伝えていくので、国や年齢も関係なく、JUMPの世界に入っていける。笑いや東洋武術(マーシャル・アーツ)をふんだんにちりばめ、スピード感ある演出で、あっという間に終わってしまうおもしろさだ。

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パク・ソジンは2008年3月から、ホ・ヨプは2005年3月からJUMPに参加。二人とも大阪は初めてだが、日本は公演でも旅行でも、数え切れないほど訪れているそう。ソジンは1年間ジャズダンス留学で東京に滞在していた経験もある。JUMPに参加した理由をヨプに尋ねると、「総合的なパフォーマンスだから。体ひとつでいろんな表現ができ、毎日目標を見つけられます」と語る。「将来はつくる側になりたいです」ともいう。

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日本語を勉強していたり、日本のドラマが好きという二人。どんなドラマが好きなのだろう。

ヨプ「スペイン語と中国語も勉強していますが、日本語は一番むずかしい。今日もラジオに呼ばれて、まちがって『おめでとうください』なんて言ってしまいました。舞台は言葉を喋らないノンバーバル・パフォーマンスですが、韓国公演では、観客に学生が多いので、若い人が使う流行の言葉を勉強して舞台で少しだけ喋っています。日本のドラマでは、『ごくせん』『のだめカンタービレ』、アニメの『ワンピース』が好き。いつか海賊になりたい(笑)」

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ソジン「日本語や演技の勉強のために、『のだめカンタービレ』を見ていました。上野樹里が大好き。豊かな表情を見せてくれるので、今回の舞台でもそれを出せるようにしています。バラエティ番組なら、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』。絶対笑ってはいけないコーナーが大好き」

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舞台で激しく動き回る二人だから、さぞスポーツ万能かと思えば、ソジンは過去にやっていたスポーツは全くなく、この舞台が決まってトレーニングを始め、今はボクシングを習っている。一方、ヨプは、柔道、水泳、スカッシュ、テニスなど、あらゆるスポーツが得意。泥棒の役は二人おり、泥棒1は武術に長けていてすばしっこい役。泥棒2は、ちょっとおとぼけな役。スポーツ万能なヨプなら泥棒1が似合うところだが、「2は、舞台全体の笑いの要素を受け持っているキー的な存在なので、アクロバットのトレーニングよりも、コメディの演技のトレーニングが多い」という。

昨年結婚したばかりというヨプ。奥さんもミュージカル俳優で、「僕はJUMPに9年も出演しているので、マンネリ化していないか、たまに観に来てもらって助言をもらいます。音楽面でもコーチしてくれるので、僕は師匠と呼んでいます」と、オノロケ半分でエピソードを語ってくれた。

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ところで、今回の役どころと実際の性格とは、どれくらい違うのだろう?舞台での見どころと合わせて、二人に自由に語ってもらった。

ソジン「娘の性格とは反対で、私は女らしくないし、活動的」

ヨプ「でも、綺麗なところは舞台と同じだよね」

ソジン「(照れる)」

ヨプ「僕も違うところが多いかな。泥棒2は、抜けてるけれど、僕は全然抜けてない。口も達者だし、動きは華麗だし(笑)。だからそんな本当の自分を隠して演技するのが大変(笑笑)。共通しているのは、前向きな性格だね」

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ソジン「そうよね(笑)。娘も、最後には全く違った性格を見せるので、その逆転の魅力を見てほしいです。大変身なので、楽しみにしていてください。この日本ツアーの最初の大阪公演を大成功に収めて、日本でもっと公演ができるように、そしていつかJUMP劇場が日本にもできるように、がんばります!!」

ヨプ「大阪公演では、大阪弁も少し入れてしゃべろうと思っています。そうすることで、お客さんとの距離が少し近くなる。韓国のコメディの舞台を、笑いのメッカ、大阪でやるのは、大きな挑戦です。がんばります!」

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大阪公演は、シアターBRAVA!で4月5日、14時&17時半から。問合せは06-6946-2260。名古屋公演は、名鉄ホールで4月18日が18時半から、19日が12時&16時から。問合せは052-954-1107。

(文・撮影:西元まり)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大阪公演は、シアターBRAVA!で4月5日、14時&17時半から。問合せは06-6946-2260。名古屋公演は、名鉄ホールで4月18日が18時半から、19日が12時&16時から。問合せは052-954-1107。

 

(文・撮影:西元まり)

 

 

 

 

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