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2025年10月11日 09:22

ミュージカル『エリザベート』東急シアターオーブにて開幕! 望海風斗&明日海りお「これからは二人自立していかなきゃ!」 古川雄大&井上芳雄「今回は無理して必要以上に仲良くします!」

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ミュージカル『エリザベート』の10月10日開幕を記念し、初日前囲み取材が9日(木)に東急シアターオーブで行われ、エリザベート役の望海風斗明日海りお、トート役の古川雄大井上芳雄(井上は東京公演のみ)が登壇、初日を迎える思いや稽古場でのエピソードなどを語った。

本作は、1996年に宝塚歌劇団による日本初演、2000年の東宝初演から観るものを魅了し続けてきた大ヒットミュージカル。ミヒャエル・クンツェによる脚本・歌詞、シルヴェスター・リヴァイによる音楽・編曲、小池による演出・訳詞という最高のクリエイター陣が贈る作品で人気を博し、今回、3年ぶりに上演される。

初めに初日公演を迎え、望海は「私たちは本当に初めてなので、お客様がどんな感じでご覧になるのか、お客様の温度を本当に分かっていないので、とにかく落ち着いて一つひとつやっていこうと思います」、明日海も「私自身もシシィ(エリザベート)役として出演させていただくのは初めてなので、本当に必死で、いっぱいいっぱいですけど、『エリザベート』の世界がさらにパワーアップしている。私も、この熱い舞台に挑戦していきます」と二人とも初々しい表情を浮かべていた。

それに対し、男性陣の古川は「今回、新しいエリザベートの二人とともに稽古してきたんですけど、二人とも本当に素晴らしく、それぞれが違うタイプでもあって、たくさん刺激をいただきました。ほかにも新しいキャストの方がたくさんいるんですけれども、稽古最終日には新しいエリザベートカンパニーが出来上がったという実感です。なるべくたくさんの方に観ていただいて、エリザベートを愛していただけたらと思っております」と呼びかけた。

さらに、井上「東京での初演から25周年目という記念すべき年に、僕自身10年目のトートをできることが嬉しいです。今まで東京公演はほとんど帝劇でやっていたんですけど、今回は初めてのシアターオーブで、新しいシシィを二人お迎えします。長年やらせてもらっている作品ではあるんですけど、すごい新鮮な気持ちで稽古を重ねてきましたので、渋谷の『エリザベート』がどうなるのか、お客様の反応含め楽しみです」と期待を寄せた。

今回は不在の山崎育三郎含めトート役の3人との共演について問われ、望海は「私たちは必死すぎて・・・。でも、お三方はそれぞれのトート像を持って演じられているので、私たちもどうやってついていこうかと悩みましたけど、皆さんが大きな懐ですべて受け止めてくださるので、全然殺伐とした感じはなかったです」と温かく支えてもらったことを明かした。すると井上は「二人はめっちゃ仲いいなと思った。同期だし」、古川も「助け合っている感じがすごいありました」と二人の印象をコメント。

そこで、古川は「僕らはファンの方の間では、(井上・古川は)仲が悪いと思われていて『今回は仲良くしてくださいね』って、ファンの方からたくさん言っていただいたので、必要以上に仲良くします!」と誓うと、井上も「無理してね」と笑わせた。

さらに井上は「特に舞台稽古に入ってからは、いろんな話ができたような気がします。舞台稽古は育三郎も同じ楽屋だったので、三人並んで、すごい楽しかったです。「いろんな深い話ができたし、古川くんがいろんなものをくれるんです」と言うと、古川は「食べ物なので、絶対もらってくれないんですけど、仲が深まったという感じがしています」と更なる絆ができたことを明かした。

望海と明日海は宝塚時代の同期。望海は「私たちは音楽学校では寮が同室。二人部屋で入りたてのまだ初々しい頃が、一番思い出す時間だったなと思って、宝塚のとき以上に音楽学校のときの、夢を見た自分たちの姿や気持ちを思い出します。さゆみしちゃん(明日海)の稽古を見てうるうるする自分がいたり、(明日海の)通しが終わって泣いて立っている姿を見たら、たまらなく滝のように涙が出ていこともありました。でも、これからは二人、自立していかなきゃ」と奮起していた。

トートの演技について、井上は「大枠は決まっているんですけど、それぞれの個性を生かした演出で(三人とも)全然違う。古川くんは言われた振りをあんまりしないんです。僕は言われたとおりに、たくさん動いている」と話すと、古川は「僕は、今回いろんなものをそぎ落としてみようということで、シンプルな身振り手振りじゃなく内から出てくるものをいろいろ提案させていただいて、すごく甘えた結果、許してくださったので、今回は振りも含め自分なりのものができたのかなと思う。お互いシンプルに作ったものが、結果として三者三様になっているという感じですね」と解説した。

望海はトート(死の象徴を擬人化した役柄)との絡みについて「人間同士の絡みではないすごく特殊なもの。シシィとしてどうしたらいいんだろうと考えるのが、すごく楽しかったですし、逆にシシィは振り回されるのではなく、シシィがしっかりしていないと、その関係性が見えないなと思いました」とコメント。さらに「フランツ・ヨーゼフもダブルキャスト(伊藤あさひ/中桐聖弥)なので、キャストによって生まれる化学反応が楽しいなと思いました」と話した。

ルドルフも二人いるし、ゾフィーも二入いるという『エリザベート』の稽古について、井上が「ちょっと特殊というか、雰囲気が独特。殺伐としてはいないんですけど、イェイイェイって感じでもなく」と話すと、古川も「『エリザベート』はずっとそうです。なんか緊張感がある。今でこそ(年齢の)近い方がいますけど、昔はもっとも大御所の方が・・・。本当に帰りたくてしょうがなかった」と懐かしむと、井上が「僕は今もすぐ帰りたい。僕と古川くんはすぐに帰るんです。緊張感に耐えられないんですよ。必ず帰りのエレベーター一緒になりますよ」と笑わせた。

明日海は「私は毎日通うのに、緊張で呼吸の仕方がだんだん分からなくなって、時々窓から外を見てみたいな…『エリザベート』ならではの歴史の重みを感じるような稽古場でした」とコメント。望海は「別に厳しい!とかではないんですけれども、時間がないなかで作り上げなきゃと思いました」と振り返った。

井上がシシィ役の二人に宝塚の『エリザベート』との違いを質問。望海は「私は一回しかやってないから分かんないんですけど、なるべくみんな休憩時間には笑うようにしてました。作品が重たいから、楽屋とか休憩時間にはリフレッシュしようという意識を持ってやっていました」と回想。さらに「今は皆さんがすごくおおらかな方ばかりなので、何をやっても受け止めてくださる。スタッフさんや共演者がたくさんいらっしゃるので、中に飛び込んでいくのがすごく怖かったんですけど、自分のやりたいことを皆さんがちゃんと受け止めてくださる。これがエリザベートカンパニーの大きさなんだなと感じました」と自信を覗かせた。

そして最後に、望海は「今はまだどんなものになるのか想像がつかなくて、多分、私たち自身が一番ドキドキそわそわ、ワクワクしていると思うんですけれども、お客様に楽しんでいただけるように、一回一回を大切に演じていきたいと思います」、また、明日海は「どんなミュージカルとも違う、唯一無二の魅力が詰まった作品だと思います。皆さんとの化学反応が毎日シアターオーブで繰り広げられますので、ぜひ楽しんでいただきたいと思います」とPRして締めくくった。

ミュージカル『エリザベート』は、以下の日程で上演。
東京公演:2025年10月10日(金)〜11月29日(土) 東急シアターオーブ
北海道公演:2025年12月9日(火)〜18日(木) 札幌文化芸術劇場 hitaru
大阪公演:2025年12月29日(月)〜2026年1月10日(土) 梅田芸術劇場メインホール
福岡公演:2026年1月19日(月)〜31日(土) 博多座

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