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2025年6月7日 19:30

【前編】鈴木拡樹&安井謙太郎インタビュー 東映ムビ×ステ『死神遣いの事件帖 終(ファイナル)』は「全てが詰まった作品になっている」

左から)鈴木拡樹  安井謙太郎

東映、東映ビデオによるムービー(映画)×ステージ(演劇)の挑戦的な融合を目指すメディアミックスプロジェクト【東映ムビ×ステ】の最新作、『死神遣いの事件帖 終(ファイナル)』の映画版が6月13日(金)から公開される。シリーズを通して傀儡子・久坂幻士郎を演じてきた鈴木拡樹と死神・十蘭役の安井謙太郎に本作への思いや撮影の裏話を聞いた。

――2020年の「傀儡夜曲」「鎮魂侠曲」、2022年の「幽明奇譚」「月花奇譚」に続き、「死神遣いの事件帖」シリーズがついにファイナルを迎えます。改めて、今のお気持ちを聞かせてください。

鈴木:ムビ×ステでシリーズ化されたのはこの作品が初めてです。シリーズ1作目の「傀儡夜曲」から1作で完結する物語になっているので、毎週放送されるドラマのようなイメージで作ってきました。長く続けられたのは、期待してくださるお客さまあってのことなので、大きな反響をいただけてありがたく、ここまでたどり着けたことを嬉しく思っています。

安井:しっかりと全て(鈴木が)語ってくれました(笑)。今回、撮影所に入ると、これまでご一緒してきたクルーの皆さんがいらっしゃって、カメラマンさんや照明さんの顔を見たときに、これで一旦終わって、会う機会がなくなってしまうんだなと寂しさを覚えました。そうした寂しさがあって初めて「ファイナルなんだ」と感じました。

――たくさんの思い出があると思いますが、これまでのシリーズで特に印象に残っている出来事を教えてください。

安井:2作目の映画で、屋根の上で(幻士郎と十蘭)2人で話すシーンが楽しかったのを、今、ふと思い出しました。すごくワクワクして。

鈴木:僕も同じ感覚です。今回、再集合する前に、あのシーンが思い浮かびました。

安井:特別、熱を持って話すシーンでもなかったのになぜか覚えているんですよね。

鈴木:リラックスできたのがよかったのかな?

安井:そうかもしれないですね。2作目ではそういうシーンが多かった気がします。1作目の映画を撮影して、舞台をやらせていただいて、僕としては“戻ってきた”という2作目だったので、すごく自然体で演じられた思い出があります。

鈴木:今回の映画でいうと河原のシーンも印象に残っています。2人のコンビ感が絵に出ているように思えて。

安井:そうですね。幻士郎さんの抜けているところを十蘭が「ちょっと」と突っ込むという掛け合いのシーンもいいのですが、静かに時間が流れているシーンからは二人の関係の変化が感じられやすいのかなと思います。

――激しいアクションももちろんですが、人間ドラマや登場人物たちのやりとりもこの作品の魅力ですよね。

鈴木:そうした描写がしっかりしていればいるほど、登場人物それぞれの事情が理解できて、どうやって寄り添って生きているのかを感じていただけるのかなと思います。

――シリーズを通して、それぞれの役を演じる上でどのようなところを意識されたのですか?

鈴木:僕が演じる幻士郎は、分かりやすくおバカなキャラで、普段は頼りなく見えるキャラクターです。父親が当代随一の死神遣いだったので、その父親に対してのコンプレックスを持っていましたが、今作ではそれを乗り越えて成長する姿が描かれているので、そこはぜひ見ていただきたいです。

安井:十蘭は死神という特殊な役柄ではありましたが、シリーズを通してだんだんと人間っぽくなっていく姿を表現できたらと思っていました。血の通ったものになるようにと気をつけていましたが、それは拡樹くんと演じていく中で自然とそうなっていったような感覚があります。素直に出すところは出す。でも、死神らしさが必要なシーンでは、死神らしさもしっかりと出す。幅を出せるようにしたら、十蘭がより愛らしいキャラになるのではないかと思いながら演じました。

――お二人は本シリーズが初共演でしたが、撮影を通して新たに知った一面やお互いの印象の変化はありましたか?

鈴木:現場で作品を作る姿と主題歌を担当するアーティストとしての姿を持っていて、その二面性から「こんな一面もあるんだ」と感じました。

安井:僕はいい意味であまり意外なところはありませんでしたが、今回、初めてアクションに参加させていただいて拡樹くんの殺陣のすごさに驚きました。もちろんこれまでも映像で出来上がったものは観ていたのですが、現場で一緒にアクションを演じたのは初めてなので、普段、これほど穏やかな人が、アクションになると燃えたぎるような炎があるんだと肌で感じてゾクッとしました。

鈴木:今回は一緒に戦えたんだよね。

東映ムビ×ステ『死神遣いの事件帖 終(ファイナル)』
HP https://shinitsuka.com/
映画版 2025年6月13日(金)公開
舞台版
東京公演
2025年 8月7日(木)~ 17日(日)
サンシャイン劇場
福岡公演
2025年 8月21日(木)
福岡サンパレス
大阪公演
2025年 8月30日(土)・31日(日)
梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
石川公演
2025年 9月5日(金)・6日(土)
石川県小松市 團十郎芸術劇場うらら 大ホール
京都公演
2025年 9月13日(土)~15日(月・祝)
京都劇場

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※ご当選の権利は第三者への譲渡や現金とのお引き換えはできません。
※ご応募いただいた時点で、本応募要項に同意いただいたものとみなします。

鈴木拡樹衣装
〈シャツ〉 ¥39,600-
〈パンツ〉 ¥46,200-
共にCULLNI(クルニ)/Sian PR(シアン PR)
問:CULLNI FLAGSHIP STORE(クルニ フラグシップ ストア)
03-6416-1056
〈靴〉
DUSK STUDIO(ダスクスタジオ)/JOYEUX(ジョワイユ)
¥32,780-
問:JOYEUX 03-4361-4464

 

 




 

 

 

 

 

 

 

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