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2025年8月30日 22:12

【後編】小関裕太&太田基裕インタビュー 舞台『サヨナラソング-帰ってきた鶴-』希望のメッセージを伝えたい。

小関裕太  太田基裕

――今回演じる役について意識されていることは?‎

小関:今回二役(与吉と宮瀬陽一)なので、その対比を楽しみたいと思っています。あえて演じ分けようとはしてないんですけど、与吉はおつうを亡くしてしまったことで欲深くなってしまった人物なんですけど、でも、おっちょこちょいなところとか、チャーミングさも持ち合わせていて、そこに愛情の深さも持ち合わせているんですよね。おバカだなぁっていう部分も許しちゃうようなキャラクターですよね。そういうところでクスっと笑えるように本の中で書いてくださっているので、そこは大事なところかなと思っています。

宮瀬は純文学を描く小説家で、プライドが強く、妻が自分のファンだったという背景があって、才能に惚れたというバックボーンもある中で、妻のほうが小説家として売れてしまう。それがゆえに宮瀬自身のプライドが傷つき、様々な苦悩に耐えきれなくなるんですよね。与吉とは大きく違う人物の対比はしっかり演じられればと思います。

――太田さんはどのように役を捉えていらっしゃいますか?

太田:僕が演じる馬彦は、資本主義社会をうまく回していくために理想と現実の間をどう生きるかというのを考えている人物です。村の存続も含めて、人や金をどう扱って回していくかを考えていて、少し俯瞰で見ている立ち位置なのかなと思っています。それぞれの関係性でどう変化していくのか…。ある意味、中間管理職的な立場で、村長と村人の間をうまく取り持ちながら村を存続させようとしている人物かなと捉えています。

――現実の世界と物語の世界を行き来する本作ですが、演じてみて大変だと感じることはありますか?

‎小関:大変ですよね。何が、というよりざっくり大変です(笑)。

太田:(今は)セリフに縛られてるので、早くほどいて~みたいな状態ですね(笑)。

小関:あはは(笑)。そうですね。

太田:でもそれがほどけていくと、もっと楽しめるようになると思います。奥行きももっと感じるんじゃないかと思いますね。

小関:人物描写が丁寧に描かれた台本で、時間軸や小説家のリアルが鴻上さんご自身の知識に基づいて描かれているんですよね。オリジナル作品でありながら、考え抜かれた矛盾のない作品なので、それを崩したくないという思いはありますね。

――今は稽古の日々だと思いますが、お二人のリフレッシュ方法についてもうかがえればと思うのですが。

太田:買い物をしたり…あとは甘いもの好きなので…。

――和菓子?洋菓子?

太田:どちらも好きです。でも、ショートケーキですかね…イチゴとか。

小関:かわいい(笑)!

太田:スイーツはシンプルなのが好きですね。

――小関さんのリフレッシュ方法は?

小関:あまり頻繁には行けないですけど、旅が好きです。仕事も含めてはあるんですけど、6月はいろいろなところに行かせていただきました。広島、山口、鹿児島、大阪、京都、沖縄…。旅行くとリフレッシュできますね。

――ありがとうございます。最後に、本作は「生きのびること」がキーワードになっていますが、この言葉をどう捉え、どう考えているかお聞かせいただければと思います。

小関:この作品は観る方によって角度も違ってくるかとは思いますが、テーマは命になってくると思います。宮瀬は既に自死した状態から物語が始まり、彼の描こうとしていた小説の続きを妻が描くという展開なんですよね。残された側の思いと亡くなった側の本当の思いが作品を通して見えてきます。実は、僕自身もその「残された側」の経験というのがあり、そういう経験をされている方の心に寄り添う部分もある作品だと思っています。

鴻上さんが「生きのびること」をテーマにしたのは、お客様にポジティブなものを受け取ってほしいという思いからではないかと思います。

太田:「生きのびる」という言葉は切羽詰まった感覚がありますが、生きる選択肢はいくらでもあるよ、とも捉えられるし、そんなに切羽詰まらなくてもいいよ、っていう思いも含んだ言葉じゃないかと思っています。この作品では、心許せる人がそばにいることで自分を許し、人を許すことによって「生きのびる」選択肢が増えていくという希望のあるメッセージを届けられたらと思います。

KOKAMI@network vol.21『サヨナラソング ー帰ってきた鶴ー』
作・演出 鴻上尚史
出演 小関裕太 臼田あさ美 太田基裕 安西慎太郎
    三田一颯/中込佑玖(Wキャスト)渡辺芳博 溝畑 藍 掛 裕登 都築亮介
公演日 2025年8月31日(日)〜9月21日(日)@紀伊國屋ホール
制作協力 ニューフェイズ
企画・製作・主催 サードステージ
公式HP https://www.thirdstage.com/knet/sayonarasong/

 

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取材 文・田部井徹  撮影・間野真由美

 

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