最近のK-POPブームで次々と新しいグループが誕生する中、現在の韓国音楽番組やバラエティなどに盛んに出演し、パワフルで繊細な音楽性と個性的なキャラクターで人気急上昇中で注目の6人組バンド『Led apple(レッド アップル)』。バンドとダンスを合わせた“ハイブリッド”という新しいコンセプトで、女性の心をキュンとさせてしまうビジュアルまで兼ね備えた『Led apple(レッド アップル)』。
2010年デビュー後、メンバー交代を経て2011年から6人組みとして新しいスタートを切った。2月発売の『Time Is Up』に続き3月9日にデジタルシングル『SADNESS』を発売。前作のカジュアルで軽快なスタイルとは一変し、愛する人の別れと取り戻したい気持ちを切なく描き、彼らの無限の魅力を感じた人も多かったはずだ。その『SADNESS』を引っさげて、この度3月16日に中野サンプラザで行われた「K-ROOKIES PARTY VOL.1」にて初の海外公演を果たし、大きく注目を浴びた。
そんな彼らがRanRan Entertainmentのインタビューに応じてくれた。
彼らに会おうとソウルの某スタジオを訪れると、すでにアジア圏でも注目を浴びている彼らは海外雑誌の取材に大忙しだった。RanRan Entertainmentの取材担当を見るなり「アンニョンハセヨ~!」と元気いっぱいに挨拶してくれた。メンバーは180センチを超える長身グループだと聞いていたが、実際に会ってみるとずっと顔を見上げっぱなしになってしまう状態に・・・。スタイリッシュでまるで少女マンガから飛び出したかのようなルックスで輝いていた。
ハンビョル
Q :では皆さん、自己紹介からお願いします。
ハンビョル(ボーカル):歌を担当しています,ハンビョルです^^。オーストラリア出身で、デビュー前までオーストラリアにいました。家族は両親と僕で、一人っ子です。特技はバスケ、サッカー、スノーボードで、趣味は映画鑑賞です。
Q :ものまねが上手だと伺いましたが?
ハンビョル:はい、モノマネが好きです。でも、いままでずっとテレビでは編集されてしまって(笑)
Q :テレビ番組で見ましたが、お上手でしたよ^^。
ハンビョル:僕も悪くはないと思うんですけどね~(笑)
Q :一番自信があるのは、どなたのものまねですか?
ハンビョル:キム・ジョングク先輩や、キム・ヨヌ先輩が似てるかな~と思います。今度、是非お見せしますね^^
Q :韓国には一人で来たのですか?
ハンビョル:はい、そうです。母方の叔母の家にお世話になりながら、オーディションを受け歌手になるために頑張りました。
Q :親元を離れて一人で寂しくなかったですか?
ハンビョル:僕は一人っ子だったので、両親がいても寂しいことは多かったです。オーストラリアにいる時から、家にいるよりは友達とよく会っていましたね。
Q :デビュー前、オーディションを沢山受けたという話ですが?
ハンビョル;そうなんですよ!40回以上は受けたと思います。良く評価してくださったところもあれば、難しかったところもありました。当時、僕がちょっと太っていたので、それが落ちた原因の一つだったかもしれませんね(笑)。でもこの『Led apple』に出会えたのが一番良い機会を掴んだなと思っています。
Q :今の格好良さからは想像もつきませんね。
ハンビョル:ハハハ(笑)
グァンヨン
Q :さて、お次はグァンヨン君、お願いします。
グァンヨン(ベース):はい、僕はベースのグァンヨンです。出身は京畿道パジュ市で、家族は両親と姉と僕です。趣味はベース弾きとペン(ボールペンのこと)回しです。ファン(韓国語ではファンの発音はペンといって、ボールペンなどと同じ発音をする)の人を回すんではなくてボールペン回しですね。(メンバー苦笑)。
Q :ファンを回しちゃったら大変ですよね~(苦笑)。ところで、ベースはいつから始めたのですか?
グァンヨン:高校1年の時から始めました。友達の影響もありましたが、音楽が好きだったのでベースを選びました。
Q :ギターから始める人が多いのではと思うのですが?
グァンヨン:はい、初めは父がギターを進めてくれたのですが、ギターは、弦が多いせいか難しく見えたんですよね。ベースは弦が4つしかないので、もっと簡単だろうとその時は思いましたが、それが大きな間違いでした(笑)。ベースの先生が「弦が少ないからといって甘く見たらだめだよ」と教えられました。演奏してみるとベースなりの良さがあり、どんどんその魅力にはまり、むしろベースにして良かったと思っています。
Q :ある映像を見たのですが、日本語がとてもお上手ですね。どうやって勉強されたのですか?
グァンヨン:僕の姉が日本の曲を推薦してくれました。その曲がずっと耳から離れなくて、もっと聞いてみたいと思って自分でも探して聞くようになり、そのうち日本の漫画やドラマも、音を日本語で聞いて字幕で見るようになって、少しずつ日本語がわかるようになりました。
Q :他のメンバーはどの様に学ばれましたか?
ギュミン(ボーカル、ラップ):僕はまだ日本語は不足な部分も多いですが、日本語で書かれた看板などを見ながら日本語ではどういうのかを学んだりしています。
Q : グァンヨンさんは主にどんな漫画を参考にしましたか?
グァンヨン:大衆的なもので、NARUTOや、クレヨン新ちゃん、ドラえもんや、BLEACHなどを姉と一緒に見ました(笑)。
ヨンジュン
Q :ではリーダーのヨンジュンさん。
ヨンジュン(リーダー、ギター):はい、ギターを弾いているヨンジュンです。生まれは全羅南道で、現在はソウルの龍山に家族で移り住んで20年になります。家族は5人で、長男です。犬が2匹います。
Q :リーダーの趣味は何ですか?
ヨンジュン:僕の趣味は瞑想で(メンバーが思わず“お~!”と声を上げる)、特技は暗い中でのギター弾きです。
Q :瞑想はどういう時に?
ヨンジュン:休みがある時はいつでもしています。疲れた体を回復させるためによくやります。
Q :ギターはいつから始めたのですか?
ヨンジュン:僕は23歳ですが、17歳から始めました。
Q :リーダーという役割はいかがですか?
ヨンジュン:大変な面もあるし、良い面もあるしで半分半分ですね。(淡々と語るクールなヨンジュンさん^^;;)
ヒョソク
Q :はい、ではヒョソクさん。
ヒョソク(ドラム):ドラムのヒョソクです。出身はソウルで、家族は両親と兄、僕です。
Q :お父さんが有名な方ですよね?
ヒョソク:父がコメディアンです。(お父さんがコメディアンのキム・ウヌさんです)
Q :お父さんからバラエティなど出演する際に何かアドバイスがありましたか?
ヒョソク:はい、MBCのバラエティ番組に出演する時に、父のギャグをあらかじめ教えてくれたので、やってはみたものの、編集されてしまいました(笑)。
Q :芸能界に入ることに関してお父さんの反応はどうでしたか?
ヒョソク:父が業界を良く知っているので、最初はずっと反対していました。ドラムを中1から始めましたが、父に内緒で練習していました。高校も芸術高校に父に内緒で進学しましたが、それを父が知ってからは「努力すれば大丈夫だ!」と後押ししてくれるようになりました。
Q :デビューしてお父さんは喜んでくれたでしょうね^^。
ヒョソク:はい、喜んでくれました^^
Q :趣味や特技は?
ヒョソク:ネットで漫画を見たりとか(笑)ツイッターやサイワールド、フェイスブックなどをするのも好きです。
ギュミン
Q :では、ギュミンさん。
ギュミン(ボーカル、ラップ):(日本語で)「僕の名前はギュミンです。[Led apple]のセクシーなボーカルです。出身はソウルです。」
Q:日本語が上手ですね^^。ご家族は?
ギュミン:両親と弟がいます。
Q :趣味は何ですか?
ギュミン:趣味はピアノ弾きとラブロマンスの映画を見ることです。日本映画も良く見ます。岡田将生さんの『僕の初恋をキミに捧ぐ』を見ました。韓国映画では『悲しみよりもっと悲しい話』(クォンサンウ主演)が好きです。後クローズZEROです(笑)。(それはロマンスではないでしょう!とメンバーから突込みが^^)
Q:(笑)ではピアノはいつから習い始めましたか?
ギュミン:6歳から始めました。
Q :歌手になろうと思ったのはいつからですか?
ギュミン:小学校5年の頃からですが、父の反対が強くて3年間はケンカをしていました。でも僕が夢を貫いていく姿を見て、今では応援してくれています。
Q:趣味と特技は?
ギュミン:サッカーと作詞作曲ですね。沢山はないですけどね。
Q :いつか自作の曲を発表する時が来そうですね。
ギュミン:はい、そうですね^^
ゴヌ
Q:それではゴヌさんお願いします。
ゴヌ(DJ,キーボード):名前はゴヌです。[Led apple]ではDJとキーボードを担当しています。ソウル出身で両親と3兄弟中長男です。趣味は読書、料理、バスケで、特技は作詞作曲です。
Q :どんな本が好きですか?
ゴヌ:自己開発書ですね。
Q:『シークレット』とか?
ゴヌ:はい、そうですね。
ハンビョル:『シークレット』読んだことありますか?
Q:買ってはあるけど、まだ読んでないですよね・・^^;;(内心あせる取材担当)
ハンビョル:あれは良いですよ^^
Q:ところでゴヌさん、音楽はいつから始めましたか?
ゴヌ:6歳くらいからピアノを習い始めました。
Q:あるプログラムでコインのマジックを披露しているのを見ましたが。衝撃的なダンスもしてましたよね?
ゴヌ:ああ(笑)見たんですか? あのマジックは、グァンヨンから教えてもらいました(笑)。
グァンヨン:僕もあれ一つしか知らないです(笑)
Q :そうだったのですか(笑)。でも人に何かを見せるのがお好きなほうじゃないですか?
ゴヌ:そうかもしれませんね(笑)
Q :さて、皆さんオフの日は何をしていますか?
ゴヌ:2つのタイプがあるのですが、友達と会って楽しく遊ぶか、あるいは家でしっかりと休むか。そのどちらかですね。
ギュミン:僕は午後3時まで寝ます(笑)。そしてご飯を食べた後、夕方からは町内の友達とサッカーをします。
Q :今、有名になって町で声かけられたりしませんか?
ギュミン:はい、その時は「僕がそうで~す。」と挨拶します(笑)。
Q :凄いですね(笑)。ではヒョソクさんは?
ヒョソク:まだ休んだことがなくて(笑)。でも、もし休みができたら友達に会って映画も見たいし、ぐっすり寝たいし、美味しいのも食べたいし、どこかに出かけてみたいし・・やりたいこといっぱいあります!普通の日常生活をしたいですね
Q:なるほど~忙しいとなかなかできないですよね。では、リーダーは?
ヨンジュン:僕は休暇の時ほど黙ってますね。
Q: え?もしかして瞑想を?(メンバー爆笑)
ヨンジュン:はい、そうですね。でも本当に休暇の時は一日寝そべっていますね。ギターを弾く時もあれば外に出るときもありますが、基本的に動くのがいやで、本当に用がある時は夜遅くに出かけます。そうでなければ朝から出かけるようなことはありませんね。
Q:夜中どこに行くのですか?(笑)
ヨンジュン:友達と出かけるのですが、主に夜動くのが好きで陽が昇っているうちに動くのは嫌なんです。だから目がいいのかな?(逆に目が悪いのではとメンバーから突込みが入る)
グァンヨン: 僕は主に休みの日は両親のお店を手伝います。(メンバーから“オ~!”と声が上がる)両親が飲食店をしているので、人手が必要なときは僕が手伝っています。そして本当に何かやりたいことがあれば友達と映画をみたり、ゲームをしたりします。
Q:ご両親が喜ばれそうですね。グァンヨンさんがいるとわかってくる人もいるでしょう?
グァンヨン:時々そういう方もいますね。それでも僕は休みの時は最大限、両親を手伝うようにしています。
ハンビョル:(冗談交じりに)僕も眩しいのが嫌で(笑)。夜は顔が生き生きするし、顔の腫れも引いてもうちょっとかっこよく見えるかな?と思うので夜が好きです(笑)。実は、僕は一日中映画を観るのが好きで、人気のある映画など一日10本位まとめて観ますね。
Q :3月16日に日本で開催された「K-ROOKIES PARTY VOL.1」に参加されて、出場グループの中でも特に熱い声援を浴びたということでしたが、いかがでしたか?
ヨンジュン:僕たちは海外公演が初めてで、それがこの日本公演だったので期待しながら参加しました。実際行ってみるとファンの方がこんなにいるとは思わず、予想以上に皆さん暖かく迎えてくださったので楽しく公演できました。
★「K-ROOKIES PARTY VOL.1」 時の写真は所属事務所提供
Q :日本で美味しかった食べ物や行ってみたい場所はありましたか?
ギュミン:メンバー全員、たこ焼きが好きです。韓国でもよく買って食べます。あと、僕は原宿に行ってみたいですね。(日本語で)「日本にはないブランドがあるからです。」
ヨンジュン:僕は、たこ焼きに生姜が沢山入っているのを見てびっくりしました。とても不思議でおいしく食べました。^^
(お寿司も美味しいなどと、各自話すメンバー達)
Q :ハンビョルさんはオーストラリア出身ですが、たこ焼きを食べていかがでした?
ハンビョル:韓国でも食べましたけど、日本の方がやはり元祖だからおいしいですね(笑)
ゴヌ:僕は銀座に行ってみたいですね。面白そうです。
Q :6月に再び日本での公演が控えていると聞きました。日本の皆さんにメッセージをどうぞ!
ヨンジュン:僕たちのバンドのコンセプトが、日本ではまだ無かったものだと聞いています。僕たちのような構成のバンドの面白さを、皆さんに感じていただければと思います。また、前回日本に行ってみて、日本語での交流がもっと必要だなと思いました。今、一生懸命日本語も勉強していますし、もっと僕たちのいろんな面をお見せできたらと思っているので皆さん期待してください!
朝から収録に雑誌インタビューをこなし、スケジュールの都合上、限られた時間の中でのインタビューでしたが、一人一人目を輝かせながら、私たちの取材に疲れも見せず対応してくれた『Led apple』のメンバー。ボーカルのハンビョルも体調が優れない中、精一杯明るく応じてくれたことに彼らの意気込みを感じました。
雑誌のフォトタイム中も各自個性的なポーズで魅力を発揮し、撮影の合間にもネットで面白いものを見つけては周りを笑わせるメンバーもいたり、和気あいあいとしたの中での取材でした。
今後が楽しみな「Led apple」のメンバーは、4月末に誕生日パーティを兼ねたファンミーティングを計画中。150名限定ということで、サイン会などもあるとか。そのホットな現場をRanRan Entertainmentで後日お伝えする予定ですので、ぜひお楽しみに!!