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2018年10月2日 16:36

【前編】女優・宮下かな子、初の連ドラでコメディに挑戦!「苦手なものを克服して前に進みたい!」

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

映画『曇天に笑う』や舞台『転校生』に出演し、CM「ビタミン炭酸 MATCH」やグラビアでは透明感のある清楚な美しさを披露して話題を集めた宮下かな子が、HTB開局50周年ドラマ「チャンネルはそのまま!」に出演する。
同作品はシリーズ累計発行部数100万部突破した佐々木倫子の同名人気漫画を原作に、不思議なパワーを持つ主人公に振り回される同期や周囲のテレビマンたちを描く痛快コメディ。本作で宮下は、主人公の同期でしっかり者の新人アナウンサー花枝まき役で自身初の連ドラに挑む。インタビューでは、役作りをはじめ、ドラマへの意気込みや自分磨きのためのルーティンなどについて話を聞いた。

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――今回、HTB開局50周年ドラマ「チャンネルはそのまま!」に出演されますが、宮下さん演じる花枝まき役はどのような女性で、役にはどのように取り組まれていますか?

演じる花枝まきは、新人アナウンサーなのに新人感がなく、そつなくこなせてしまう女性なんです。撮影はこれからですが、先日北海道に行って、テレビ局を訪問させていただき、アナウンサー研修を体験させていただきました。現地に行く前にまず、「どうすればアナウンサーになれるのか」、「倍率はどのくらいなのか」、「ニュースを読むまでにどのような準備をしているのか」などいろいろ疑問が浮かんだので、本屋さんに行って本を買ったり、アナウンサーの試験を受けたことのある友達に聞いたりして調べました。それでも解決できない部分は研修で質問させていただきました。

――アナウンサーの方はテレビ以外でどんなお仕事をされていたのですか?

ニュースが始まる前には新聞のチェックをはじめ、原稿のチェック、番組の流れや立ち位置の確認、緊急放送の練習など、入念な準備をしていました。午前10時くらいから夜のニュースまで一日中、見学させていただきましたが、発声練習も毎日1時間くらいされているそうで、10年のキャリアのある方でも、毎日やらないと自信を持ってカメラの前に立てないし、話し方も変わってくるそうです。そんなことも教えていただいてとても参考になりました。

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――実際、発声練習は体験されたのですか?やってみていかがでした?

やりました!日頃、発生・滑舌のレッスンも受けているので、そこで教わったことを家でも練習していたのですが、アナウンサーの方の発声練習とは違いましたね。アナウンサーの方が新入社員として入社したときに配られる早口言葉や難しい言葉などが書かれたアナウンサーの冊子をいただいたのですが、最近はそれを元に毎日、発声練習をやっています。でも、最初は口の周り(の筋肉)が痛くなってしまって(苦笑)。私は福島出身なのですが、福島はわりと口をあまり開けないでしゃべる地域だとも言われていて。でも、きちんと癖をつけておかないと収録本番でこなれた感じが出ないと思って毎日やっています。まだまだ練習が必要ですが(笑)。

――具体的に、発声練習は一日にどのくらい練習していますか?

発声は毎朝、1時間くらいやっています。そのあと原稿読みの練習をして、その様子を家族にビデオを撮ってもらい、動画をマネージャーさんに送ってアドバイスをもらっています。

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――研修では、アナウンサー役の心得なども教えていただいたのですか?

カメラ前でも見ている相手がいると思うことが大事だと教えていただきました。その人たちに伝えようとする気持ちが一番大事だと。それはお芝居にも通じるものがあると思いました。また、アナウンサーらしく聞こえるコツなども教えていただきました(笑)。たとえば、「が」を「んがぁ」と発音するとか。これがまだ上手くできなくて今、練習中なんです(苦笑)。また、北海道は地名も難しくて。どれもはじめて聞く地名ばかりだったので、まずは地図で場所の確認からしています。

――演じられる役柄は同期の中でも“できる”キャラクターですよね?

新人のフレッシュさを感じさせない、なれた感じをださないといけないキャラクターなので、仕事ができる雰囲気を自然にだせるように今、がんばっているところです。でも緊張します(苦笑)。

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――「Edion」のCMでも、メガネをかけてPCに向かう姿は仕事ができるキャリアウーマン風で素敵でしたよ。

先輩感でていましたか?よかった~(笑)。年上の役は多いのですが、学生の役はあまりやったことがなくて。若く見せる方が不安というか(笑)。でも、機会があればやってみたいと思っています!

――マンガが原作ですが、すでにキャラクターが出来上がっているものを演じることにプレッシャーなどは感じますか?

原作のあるキャラクターは初めてなのでプレッシャーも感じています。花枝まきをしっかり研究して演じ上げ、原作ファンのみなさんに良いところをお見せしたいです。プレッシャーに打ち勝つためにはやはり、日々の練習しかないと思っています!

――本作は痛快コメディですが、コメディはやってみたかったですか?

ぜひやってみたいと思っていました!花枝さんは芯の通った冷静な人物ですが、対照的な雪丸さんのような役もやってみたいですね。

――演じられる花枝まきとご自身との共通点はありますか?

花枝さんは自分と真逆な性格なのですが……。花枝さんも負けず嫌いで努力家な一面があるので、そのような部分は共通していますね。自分がなりたいと思うことにまっすぐな感じは似ていると思います。

後編に続く~

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HTBの開局50周年企画ドラマ「チャンネルはそのまま!」は、札幌のローカルテレビ局を舞台に、謎の‟バカ枠”で採用された不思議なパワーを持つ新入社員、雪丸花子を主人公に、彼女に振り回される同期や周囲のテレビマンたちを描く痛快コメディ。2008年から2013年まで週刊ビッグコミックスピリッツ(小学館)に連載され、「ローカルテレビ事情がリアルすぎる」と大人気になった話題作。メガフォンを取るのは、「踊る大捜査線」シリーズをはじめ、映画『亜人』『曇天に笑う』など、巧みな演出、大胆な映像技術で描き出す本広克行監督。さらに大人気バラエティ番組「水曜どうでしょう」の名物ディレクター藤村忠寿と嬉野雅道が強力タッグを組む。

地上波はHTBが北海道ローカルで、NetflixがHTBの放送前に先行独占配信で、2019年3月の放送・配信を予定。

 ■プロフィール
宮下かな子(みやした・かなこ)
1995年7月14日生まれ。福島県出身。
舞台『転校生』田島めぐみ役(2015年)、映画『曇天に笑う』蘭役(2018年3月)。
CM『ビタミン炭酸MATCH2018~バスケ篇~』『ケアリーヴ治す力』『エディオン』
ラジオ:JFN PARK「恒松祐里・宮下かな子Girls&Film」
グラビア:週刊プレイボーイ、スピリッツ

公式ホームページ:http://artist.amuse.co.jp/artist/miyashita_kanako/

 

 

 

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