左から）木戸邑弥 永田崇人
――お互いの印象を教えてください。木戸さんは、初めて永田さんに会ったとき、どんな印象を抱きましたか？
木戸 最初に会ったときは、天真爛漫で、無邪気な子だなっていう印象でした。ですが、今はだいぶイメージが変わりましたね。もちろん、今でもそうした部分はありますが、怖がりというか、最初のイメージとは逆の部分も持っている人だなと思います。
――初めて会ったのはいつ頃なんですか？
木戸 C.I.A.として会ったのが最初なので、6年前くらいです。6年も一緒にいるので、お互いに深い話をしたりとか、弱音を吐けたりとかもするようになりました。
――木戸さんからみて、永田さんのここには敵わないなと思うところは？
木戸 どう言葉にしていいかわからないけれども…一緒に活動をしていて、「永田崇人を一番知っているのは永田崇人なんだ」というのを感じました。
永田 そうなの（笑）？ 自分では全然わかってないって思っているけど。
木戸 僕は人から言われて初めて気づくことも多いですし、自分ではこうだろうと思っていたことが他の人から見たらそうではなかったという経験も多い。でも、彼を見ていると「永田崇人を知ってるからこそ、永田崇人を見せられる力がある」というのを感じるんです。そこがすごいなと思います。
――永田さんから見た木戸さんについても聞かせてください。第一印象と今の印象は変わりましたか？
永田 全く違います。先ほども話しましたが、僕、被害妄想がひどかったんですよ。だから、嫌われているんじゃないかと最初はすごく怖かったんです。それは別に木戸くんに限ったことではなく、みんなに思っていたことなんですが。だから、話しかけることもできなくて…。そんな初対面だったので、今とはまるで違います。今は、兄ちゃん。「お兄ちゃん」と呼べるのは、C.I.A.では木戸くんだけです。年上のメンバーは他にもいますが、みんな「お友達」のような感覚があって、なぜか「お兄ちゃん」という感じはしないんです。ですが、木戸くんは「お兄ちゃん」なんですよ。特別な感じがします。
――普段からアドバイスをしてくれるとか、お兄ちゃんっぽい行動をしているということですか？
木戸 してないと思います（笑）。
永田 そもそもC.I.A.の中でも木戸くんは大黒柱のような存在だと思います。木戸くんが持っている「軸」のようなものがあって、それを絶対にブラさずにいてくれるから、みんなそこに戻ってこれるような感覚があります。リーダーという感じがします、僕は。
――永田さんが、木戸さんのここは敵わないなと思うところは？
永田 まず、ダンス。後輩たちもよく言っていますが、本当に数秒で覚えてしまうんですよ。
木戸 あはは（笑）。みんなそれ言っているけど、それ、都市伝説だよ（笑）。
永田 それくらい早いんです（笑）。僕はダンスがあまり得意じゃないので、余計に木戸くんの速さはすごいと思っています。僕は自分も動きながら振りを覚えるんですが、木戸くんは体育座りをして先生が座っているのを見た後すぐに踊れるんですよ。自分の中に動きを入れるんじゃなくて、頭の中でも踊っているんだと、すごくかっこいいなと思いました。あとは、先ほども言ったリーダー的なところもすごいところだと思います。後輩たちにも優しくて、ライブの時も「大丈夫だから、前に行け」と背中を押してくれる、かっこいい人です。お芝居の現場でまだ一緒になったことがないんですが、いつか共演したいです。
――ありがとうございました！ では、今年の年末の「SUPER LIVE FINAL」はどんなライブになるのでしょうか？
永田 炎が出て、雨が降る空中ステージです。回転もします。魔法だと勘違いしてしまうような素晴らしいライブを届けたいと思います。
木戸 実際にはそんなことは起きませんが（笑）。
永田 ごめんなさい、起きません（笑）。
木戸 でも、そんな魔法がなくてもこのメンバーがいればきっと素晴らしいステージになるのではないかなと思います。
永田 卒業ですから、特別なものになると思います。まだ僕たちも細かいことはわからないのですが、歌って、踊って、皆さんと盛り上がれればと思います。「卒業」は一つのテーマになるとは思うので、僕も楽しみにしています。
――最後に、改めてライブに向けての意気込みやファンの方にメッセージをお願いします。
永田 今回のライブで卒業します。本当に応援してくださったお客さまをはじめ、一緒に頑張ってくれたチームのみんな、関わってくださったすべてのスタッフさんに、何か恩返しができる公演にできたらいいなと思っています。今回は、声も出して楽しめますので、ぜひ皆さん、発声練習をしてきて、大きな声を出して楽しんでいただけたらと思います。
木戸 僕たちは卒業しますが、C.I.A.の活動はこれからも続いていきます。来年、新しい一歩を踏み出し、それぞれの道で歩んでいくためにも、みんなで笑いあったり、楽しんだりする時間を共有できる特別な1日になればいいなと思っているので、お客さんたちも自由に楽しんで、遠慮することなく声を出してもらえればと思います。C.I.A.が好きだという気持ちは一緒だと思うので全力で楽しんでいただければなと思います。
「SUPER LIVE」オフィシャルサイト
https://cia.cubeinc.co.jp/feature/SUPERLIVEFINAL
