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2024年9月23日 00:29

Micro(Def Tech)、平間壮一、松下優也ら豪華キャスト勢揃い! 日本版上陸10周年!Broadway Musical『IN THE HEIGHTS イン・ザ・ハイツ』天王洲 銀河劇場にて開幕!

後列左から:KAITA、MARU、エリアンナ、TETSUHARU(演出・振付)
前列左から:豊原江理佳、平間壮一、Micro(Def Tech)、松下優也、sara

Broadway Musical『IN THE HEIGHTS イン・ザ・ハイツ』が天王洲 銀河劇場にて、9月22日(日)に開幕。初日公演に先駆け、公開ゲネプロ及び取材会を行われ、取材会にはMicro(Def Tech)、平間壮一、松下優也、sara、豊原江理佳、エリアンナ、MARU、KAITA、そして演出・振付のTETSUHARUが登壇した。

マンハッタン北西部、移民が多く住む町ワシントンハイツ。ドミニカ系移民のウスナビ(Micro/平間壮一)は両親の遺した商品雑貨店を守りながらドミニカで暮らす事を夢見ている。タクシー会社で働くベニー(松下優也)は、経営者夫妻の娘ニーナ(sara)に想いを寄せている。ハイツの希望の星として名門大学に進学したニーナは、ある秘密を抱えて帰ってきた。ウスナビが恋心を寄せるヴァネッサ(豊原江理佳)はダニエラ(エリアンナ)の経営するヘアサロンで働きながらハイツの外の世界に憧れている。そんな中、皆から慕われているアブエラに奇跡が起きる! 狂喜乱舞する住人達。しかし予想もしなかった混乱と不安が突然ハイツを襲う。ウスナビとヴァネッサ、ベニーとニーナの恋の行方は?ハイツの未来は? 大切にしたい自分の居場所はどこにあるのか・・・。

登壇者のコメントは次のとおり。

TETSUHARU 【演出・振付】 3回目の上演ということで、キャストに恵まれていると思っています。パワフルで鮮やかで、個性的な方々が揃っていることもあり、各所に見どころが存在していて、素晴らしいパフォーマンスを見せてくださっているので、皆さんの素晴らしいエネルギーとパフォーマンスを十分に楽しんでいただけるような作品になっていると思います。ダンスしかり、歌やお芝居全てにおいてリニューアルされた中でブロードウェイミュージカルの歴史や作品においての在り方をキャストの皆さんと話し合いながら大事に作り上げてきました。日本版の『イン・ザ・ハイツ』をぜひ劇場で体感していただきたいです。

Micro(Def Tech) 【ウスナビ 役(Wキャスト)】 完璧なものになりました。今回のカンパニーは、とにかく歌がスゴい! 最終稽古で僕はMARUさん演じるピラグア屋の歌で大泣きしました(笑)。(豊原)江理佳ちゃんも、saraちゃんも、エリアンナさんも、(松下)優也くんもそうですが、みんなピカイチです! KAITAくんが入ってきてくれたことによって踊りにも言うことがございません。とにかく凄いです! KREVAさんの訳詞も素晴らしいです。
稽古場での出来事でいうと、「BLACKOUT」という曲のときに、曲中は暗闇になるので着替えていたら突然明かりがついてみんなの前でパンツ一丁になってしまったことがありましたね・・・(笑)。ハラスメント講習を受けた後に稽古場コンプライアンス違反をしてしまいました(笑)。
日本において3度目の『イン・ザ・ハイツ』ですが、僕にとっては3度目の正直でもあります。初日を迎えて、来てくださったお客様が何度でも観たくなるような作品にしたいですし、そのために僕ら一人一人がステージで輝いていなければいけないと思います。
 (平間)壮ちゃんのおかげでウスナビの人間力が高まりました。僕は目の前の人に尽くし抜くこと、楽しませること、喜ばせることが 人間力だと思っていています。ここを徹底してカンパニーの皆さんと最後まで走り抜いていきます!

平間壮一 【ウスナビ 役(Wキャスト)】 今回のカンパニーの魅力は、怖いもの知らずが多いというか、勢いで突破して体当たりで舞台に向かっているところが素晴らしいと思っています。
音楽とセリフ、ラップ、演出と作ってきたスタッフさんに感謝し、リスペクトして舞台に立つだけで素敵なものになる。ものすごくシンプルだけど難しい事をやっているので、その部分を素直に頑張り、作品の素敵を伝えていきたいです。
キャストのみんな、そして一緒に作ってきたスタッフさんたちの気合いがビンビン伝わってくるので、最終確認をして初日を迎えたいと思います。皆さんにとってのホームでもあるように、帰ってきたよ!と伝えられたらいいと思いますし、初めて観る方にはまた新しい居場所ができたと思ってもらいたいと思っています。

松下優也 【ベニー 役】 10年前の初演の時は、今ほどミュージカルをやっていなかったので、ミュージカルに対してアウェイな気持ちがどこかにある中での参加でしたが、作品的にはホームのような感覚も感じていました。ただ、この10年の間でお芝居やミュージカルをやらせていただくようになって、過去を振り返ると、音楽が素晴らしかったり、パフォーマンスが派手だったりする分、初演は勢いだけでやっていたなと思います。
分かりやすく変わったことは、履いている靴がブーツからスニーカーに変わりました! スーツスタイルでもスニーカーを履く方がベニーらしさがあると思ったので、靴を変えるのはどうかと提案しました。

sara 【ニーナ 役】 稽古が始まったばかりの頃は、お父さんとお母さんにニーナとして大事なことを話すシーンがガチガチに緊張してる状態だったのですが、稽古期間中に戸井さんと彩吹さんにご飯に連れて行っていただいたり、役者の先輩としても両親役としても、もがいている自分を包み込んでくださるように接してもらえたことで、私としても役を超えたものが生まれていく感じがしているので、感謝しかないです。お二人に芝居でスパークさせられるようにこれからの本番で出していきたいと思います。

豊原江理佳 【ヴァネッサ 役】 ずっと『イン・ザ・ハイツ』のヴァネッサ役に憧れていたので、ヴァネッサが1人で歌う「It Won’t Be Long Now」をステージで歌ったときに、客席に小学生の頃の自分がいるような気がして、「私、ここでヴァネッサを演じてるんだ」と夢なのか現実なのか不思 議な気持ちになって、すごくその頃の自分に誇らしい思いで今回の舞台に立ちたいと思います。

エリアンナ 【ダニエラ 役】私がこの作品に感じているのは、移民問題であったり、ニューヨークの話であったりと、日本とはベースは違いますが、“人間賛歌”だな、人生をセレブレ ートしている作品だなと感じています。2024年の『イン・ザ・ハイツ』は、ステージに立っている私たちも、観に来てくださる皆様にとっても、セレブレーションのある空間にしたいなと思っております。

MARU 【ピラグア屋 役】 これまでブロードウェイ版や映画版では男性が演じてきて、今回初の女性ピラグア屋ということで、男だから女だからというよりは、自分が唄う歌でシーンの色が変わるというか、そういう役回りが大事なのかなと思うようになったので、ピラグアの“売るぞ!”という奮い立つ気持ちを意識して歌うようにしています。

KAITA 【グラフィティ・ピート 役】 今まで自分が培ってきたダンサーとしてのヒップホップマインドとか、ダンサーとして大事にしているものを、グラフィティ・ピートに投影させることが、僕が出演することの意味であると思うし 前回の『イン・ザ・ハイツ』よりレベルアップしたものできるのではないかと思うので、そういうところを意識して今日からやっていこうと思っています。初ミュージカルということで、今日から上下左右、隅から隅まで踊り狂いたいと思います!

掲載写真・撮影:引地信彦

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