ブロードウェイミュージカル『RENT』が、日米合作により8月に上演される。本作は、プッチーニのオペラ『ラ・ボエーム』をもとに、NYイースト・ヴィレッジに⽣きる若者たちの姿をビビッドに描き、ピュリツァー賞やトニー賞などに輝いた、ロック・ミュージカルの⾦字塔だ。
1998年に初の日本語版に出演した山本耕史が26年のときを経て、再びマーク役に挑む。山本が⾃らの原点となった作品と話す『RENT』。初めてマークとしてスポットライトを浴びた瞬間、役者として、これまでに感じたことのない何かが弾ける感覚に衝撃を受けたという。「いつかまた RENTのステージに⽴ちたい」との願いが実現する。
今回上演されるのは、1996年に作者ジョナサン・ラーソンとともに『RENT』を⽣み出したマイケル・グライフによるオリジナル演出版。ブロードウェイ版でマーク役を演じたこともあるトレイ・エレットが演出を担う。ロジャー役には、最近ではブロードウェイで『ディア・エヴァン・ハンセン』(コナー・マーフィー役)に出演の Alex Boniello(アレックス・ボニエロ)が決定。オリジナル版でイディナ・メンゼルが演じたモーリーン役をブロードウェイミュージカル『ピピン』⽇本語版に出演し、読売演劇⼤賞優秀⼥優賞を受賞した Crystal Kay(クリスタル ケイ)が演じる。そのほか、エンジェル役には、『ヘイディズタウン』ほか多くのブロードウェイ公演に出演の Jordan Dobson(ジョーダン・ドブソン)などが来⽇する予定だ。なお、本公演は全編英語での上演となる。
⽇⽶合作 ブロードウェイミュージカル『RENT』
【出演】⼭本耕史、Alex Boniello、Crystal Kay、Chabely Ponce、Jordan Dobson、Aaron A. Harrington ほか
東京公演: 2024年8⽉21⽇(⽔)〜9⽉8⽇(⽇) 東急シアターオーブ 全23公演
⼤阪公演: 2024年9⽉11⽇(⽔)〜9⽉15⽇(⽇) SkyシアターMBS 全7公演