2017.01.15 取材:記事・写真/RanRan Entertainment
1月15日、ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』の囲み取材が行われ、ロミオ役ダブルキャスト古川雄大、大野拓朗、ジュリエット役ダブルキャスト生田絵梨花(乃木坂46)、木下晴香のほか馬場徹、矢崎広、平間壮一、小野賢章、渡辺大輔、広瀬友祐等豪華出演陣と演出の小池修一郎が登壇した。
広瀬友祐 小野賢章 矢崎広 馬場徹 平間壮一 渡辺大輔
木下晴香 大野拓朗 古川雄大 生田絵梨花 小池修一郎
囲み取材前には場面公開も行われ、劇中曲から『世界の王』『バルコニー』『エメ』を圧巻のパフォーマンスで披露した。
フレッシュな新キャストと”現代版”の新演出も加わり、過酷だったと各々が口にするほどの稽古期間を終え、初日を前にした出演者のコメントは以下である。
古川雄大:いよいよこの日が来ました。前回ロミオ役をやらせていただいた際の千秋楽のときからもう一度この役をやろうと密かに思っていました。新演出でもありますし、皆さんを驚かせたいです。
大野拓朗:僕の初日は明日なのですが、休む間も無く稽古をした成果を早く届けたい気持ちでいっぱいです。何度も見に来た大好きなミュージカルで自分がロミオをやるとは思わず、役ができる幸せな気持ちを明日の初日にぶつけたいです。
生田絵梨花:ジュリエット役を演じることが決まったのは1年前で、やっと今日幕が開きます。エネルギーいっぱいの熱い舞台で、自分もエネルギーを発せるように一歩一歩進んでいきたいです。
木下晴香:役が決まり、稽古が始まってから今日まであっという間でした。小池先生や先輩方に指導していただきながら積み重ねたものを発揮できるよう頑張ります。
馬場徹:ようやくこの日が来たなという気持ちです。僕が演じるベンヴォーリオは最後まで生き残る役ですので、最後まで楽しみたいと思います。
矢崎広:怒涛の稽古を終えついに幕が開きます。稽古でやってきたことを信じてぶつけるだけです。
平間壮一:個性的なメンバーが集まり、今回のメンバーにしかできないものができたのではないかと思います。その中でも自分にしかできないマーキューシオをえんじたいです。
小野賢章:今日までがあっという間でした。僕は明日が初日ですが気持ちはもう初日です。若者のエネルギッシュな舞台をお届けできたら嬉しいです。
渡辺大輔:稽古場から和気藹々としていて、みんなで頑張ってきたので自身はついていると思います。一日一日を楽しみながら進化していけたらと思います。
広瀬友祐:前回の公演を見て、強く深く、誰よりもこの役を演じたいと思ってきました。全員で突っ走りたいです。
また今回演出を務める小池修一郎は昨日の古川ロミオ、生田ジュリエットバージョンのゲネプロを観劇し、「生田絵梨花のジュリエットには新しいミュージカル女優の誕生を見ました。これだけ清純で、最初はキャラを作っているのかな?と思ったのですが(笑)全くそんなことはなく普段からきっちりしていて生き方がジュリエットとオーバーラップしました。」と大絶賛。それに対していやいや・・・と謙遜しつつ生田は「自分の現状に常に満足せずに高みを目指していきたいです」と瞳を輝かせた。
また、もう一人のジュリエットで小池自らが選出した木下に関しては「これからのミュージカル界だけでなく、音楽の世界でも大変や活躍をすると思う」と実力派女優の誕生に華を添えた。
最後に二度目のロミオ役となる古川が意気込みを聞かれ、「僕たちももちろんなのですが、ベンヴォーリオやマーキューシオ、ティボルトなども魅力的で、とても大切な役なんです。」とコメントをすると後列の各役から「ありがとう!」と掛け声が。おなじく見所を聞かれた大野は「僕もそれ言おうと思ったんだよ!」と付け加え、稽古場の和気藹々とした空気を感じさせるやりとりを見せた。
ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』
東京公演 1月15日〜2月14日 TBS赤坂ACTシアター
大阪公演 2月22日〜3月5日 梅田芸術劇場メインホール
【スタッフ】
原作:ウィリアム・シェイクスピア
作:ジェラール・プレスギュルヴィック
潤色・演出:小池修一郎(宝塚歌劇団)
振付:KAORIalive小㞍健太
【キャスト】
ロミオ:古川雄大/大野拓朗(Wキャスト)
ジュリエット:生田絵梨花(乃木坂46)/木下晴香(Wキャスト)
ベンヴォーリオ:馬場徹/矢崎広(Wキャスト)
マーキューシオ:平間壮一/小野賢章(Wキャスト)
ティボルト:渡辺大輔/広瀬友祐(Wキャスト)
死:大貫勇輔/宮尾俊太郎(Kバレエカンパニー)(Wキャスト)
キャピュレット夫人:香寿たつき
乳母:シルビア・グラブ
ロレンス神父:坂元健児
モンタギュー卿:安部裕
モンタギュー夫人:秋園美緒
パリス:川久保拓司
ヴェローナ大公:岸祐二
キャピュレット卿:岡幸二郎
R&Jダンサー(他)