取材:記事・写真/RanRanEntertainment
俳優、タレント、振付師として幅広く活躍する屋良朝幸の総合プロデュースによる新感覚ダンス&ライブエンターテインメント『THE YOUNG LOVE DISCOTHEQUE 2019』が、5月21日(火)東京・品川プリンスホテル クラブeXで開幕する。これに先駆け、同日公開ゲネプロと囲み取材が行われ、屋良をはじめ、浜中文一、いつか(Charisma.com)、DJ U-ICHI(HOME MADE家族)、草間リチャード敬太(Aぇ! Group/関西ジャニーズJr.)、末武幸紘(ジャニーズJr.)、女性ダンサーのUNOとsuzuyaka、そして音楽監督を務めるm.c.A・Tが登壇した。
後列左から:suzuyaka、草間リチャード敬太、末武幸紘、UNO
前列左から:DJ U-ICHI、浜中文一、屋良朝幸、m.c.A・T、いつか
屋良は本公演について「前回(昨年公演)とはガラッと変えて、音楽も(全22曲のうち)7曲新しく書き下ろしていただいて、今年もかっこいい曲を用意できたので本当に楽しみです」と期待を寄せる。さらに「前回以上にお客さんを巻き込むスタイルを作ったので、そこは楽しみでしかない」と言う。
具体的な内容は、浜中が「今年はスパルタで行きます。ホームページにのっています」と語り、屋良がきちんと説明する。「観に来ていただくお客さんに宿題を出す。(お客さんはダンスを)覚えてきていただいて、開演前のときから一緒に踊る空間ができればいいなと思っています」と屋良が言うように、開演直前に浜中演じるハイビスカスオがステージ中央にお客さんを集め、ダンスを覚えてもらう、または覚えてきたダンスを再確認するという。
屋良が代表して、「1,2、3,・・・・、右を出す、左を出す、・・・、ここが重要です!クルクル回って・・・」と実演し、「今回頑張ってくれたお客さんの中から、“ディスコ・クイーン”を決め、スペシャルなサプライズを用意しています 」と本番が待ちきれない様子だ。
ディスコについて、屋良は「僕もその世代じゃないですから、そのときの空気感は分らないですけど、皆が同じ曲に合わせて同じ振付を踊るという、お客さんを巻き込んで一緒にできる空間を作れないかなと思って、DISCOTHEQUE(ディスコテック)という作品を作ったんですけど」と語った。
屋良は共演者の草間について「(前回とは)ものすごく変わった。Aぇ! Groupと組んで、責任感、自分でやるべきことが見えている。彼に頼っている部分があって、本番はすごい楽しみです」と語る。また、ジャニーズの中で無所属の末武については「うちの事務所のダンス・レッスンを見に行って、(末延の)踊りを見た感じ、踊りが好きなのかなと思って、決めました」と末延本人とは一言も会話せずに決めた経緯を明かした。末延は「パンフレット撮影のとき、初めて屋良くんにお会いした。この作品に出られ誇らしいことだと思います。ダンス・レッスンでしかダンスをやったことがなく、稽古では皆さんにご迷惑をお掛けしたので、本番では皆さん、お客さんと楽しめるよう頑張ります」としっかり前を向いていた。
屋良は「キャスト全員に新しいチャレンジをしてもらった。いつか(Charisma.com)にも新しい要素をいくつかやってもらうし、U-ICHIくんにもおふざけ部分があったり、皆で切磋琢磨して作っていきます」とキャストへの叱咤激励とともに自ら気を引き締めていた。
最後に屋良は「観に来るというより、一緒に踊るという気持ちがあれば、本当に楽しめる空間なので、ぜひ踊らされる、あるいは踊る覚悟で遊びに来てください。会場でお待ちしております」と締めくくった。
囲み取材終了後に行われた公開ゲネプロでは、ダンスを習っている小学生から大人までが招待され、開幕直前に行われたハイビスカスオによるダンスレッスンでは小学生の女の子が見事ディスコ・クイーンに選ばれた。会場のお客さんと一体となったゲネプロは最後の局面でハプニングが発生!屋良がキャストの紹介をするところで、なんとDJの電源が落ちていまい、ミュージックが止まってしまった。「ライブではよくあること。でも本番までには復旧するかな」と不安な表情を見せたが、しばらくして復旧。素晴らしいゲネプロとなった。
公演予定
5月21日(火)~6月2日(日) 品川プリンスホテル クラブEx 全17公演
6月15日(土)・16日(日) 愛知・穂の国とよはし芸術劇場PLAT 全3公演
6月22日(土)・23日(日) 福岡・大野城まどかぴあ 大ホール 全3公演
6月29日(土)・30日(日) 大阪・Zepp Namba 全4公演