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2019年6月11日 09:07

佐藤二朗、全5作品全てに出演 “佐藤二朗を探してください!” 『このミステリーがすごい!』大賞関連作品のラインナップ発表記者会見

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

7月4日(木)よりU-NEXTで配信、カンテレで放送開始される宝島『このミステリーがすごい!』大賞関連作品のラインナップ発表記者会見が6月10日(月)、都内で行われた。『このミステリーがすごい!』大賞は宝島社がミステリー&エンターテインメント作家・作品の発掘・育成を目的に、2002年に創設した新人賞で、これまでに東山彰良、柚月裕子、海堂尊などの作家を輩出している。

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U-NEXTとカンテレでは、『このミステリーがすごい!』大賞関連作品の中から計5タイトルを選定、『このミス』大賞ドラマシリーズとして制作。本会見には、第一弾作品『時空探偵おくう 大江戸科学捜査』主演の佐久間由衣、第二弾『名もなき復讐者 ZEGEN』主演の阿部進之介、第三弾『死亡フラグが立ちました!』主演の小関裕太、そして第五弾作品となる第18回『このミステリーがすごい!』大賞(2019年10月発表)の特別審査員かつ全作品に特別出演する佐藤二朗が登壇した。

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第一弾作品『時空探偵おくう 大江戸科学捜査』は、現代でさえない生活を送っている女性が、祖母の死をキッカケに江戸時代にタイムスリップ。そこで殺人事件に巻き込まれ、現代の科学捜査を用い殺人犯を突き止めるが、どう説明するのか頭を悩ませる・・・・。

佐久間は「ユニークな設定には愉しませていただきながら撮影させていただきました。何よりも、彼女が現代では冴えなくて、江戸時代に行ってからいろんな人に出会って、いろんな出来事を乗り越えて、自立していくところが見ていただきたいです」と見どころを語った。

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第二弾『名もなき復讐者 ZEGEN』は夜の街に生きる男・女衒(ぜげん)の復讐劇を軸にしたダークなエンタメ作品。主演を演じる阿部は「未だ撮影は始まっていないが、脚本を一気に読んで、泣いちゃったんですけど、自分にとって共感しやすい役。愛情を求めるが故に、愛情を与えていく男がいるということを観ている人に伝わればと思う」と語った。

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第三弾『死亡フラグが立ちました!』は狙ったターゲットを完璧に仕留める殺し屋“死神”を都市伝説ライター(小関)が追うというハラハラドキドキのジェットコースターミステリー。しかもコメディータッチなストーリーということだが、小関は「主役の陣内君自体はコメディ色が強くなく、すごくモテる相棒とか周りの面白いキャストに持っていかれる様が面白いと思う。自身ツッコミが苦手なので、(役柄として)ほっとしています」と役柄が気に入っている様子だった。

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そして未だ決まっていない第五弾。5月31日に締め切られた応募作品の中から選ばれるが、佐藤二朗がその選考委員を務めており、さらにドラマにはクリエーターとして関わることになっている。佐藤はその経緯について、「何でオレに?とよく分らなかったんですけれど、ちょうどそのとき、今年の2月に僕が脚本を書いていた映画の監督をしていた。それと世に出ていない原作を選ぶということは今までにやったことがなく、50歳になって初めてやってみるのも面白いと思ってお引受けしました。(クリエーターについては)選んで、はいお終いは寂しい。選んだ作品がどうドラマ化されるのか興味があるので何かの形で関われないかと思った」と語った。

さらに佐藤は役者としても関われるよう全5作品に特別出演する。「(観る側には)作品それぞれいろんな愉しみ方がるのだけど、たくさんある愉しみ方のひとつとして“佐藤二朗を探せ”じゃないですけど・・・。第一弾では1シーン出演しています。まだ撮っていない阿部君、小関君の作品では、通りすがりとか横顔だけとか、台詞がなくて、それくらいの方が良いような気がする。僕がけっして台詞を覚えたくないとか、ローカロリーでやりたいという訳でなく・・・(笑)」と目論見を披露した。

阿部が「僕の作品は風俗店が出てきたりするので、お客さんがいいんじゃないかな」と声を掛けると、佐藤が「何?おまえの主演は風俗店の話か。オレ、がっつり出るわ」と言って、かなりの意欲を示していた。

『このミス』大賞ドラマシリーズ 公式サイト:ktv.jp/konomys 公式ツィッター:@konomys_drama

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