主演・佐藤二朗 映画『さがす』 ティザービジュアル&場面写真解禁
主演・佐藤二朗 ×監督・脚本:片山慎三による映画『さがす』のティザービジュアルおよび場面写真が解禁となった。本作は、2022年 テアトル新宿ほか全国公開される。第26回釜山国際映画祭ニューカレンツ(コンペティション)部門への出品も決定している。
この度解禁されたティザービジュアルは韓国の気鋭デザイン会社Propaganda(プロパガンダ)が本作のロゴ・超ティザービジュアルに続いてデザインしたもの。本編撮影前から台本を読み込んだPropagandaデザイナーによる渾身のビジュアルだ。
指名手配犯の張り紙が一面にずらっと貼り付けられた壁の前で、正面を向くのは消えた父・智(佐藤二朗)。その表情からは感情が全く読み取れない。しかし、佇まいからは、これまでの彼のイメージからは想像しがたいほどに不穏な空気を纏っている。その一方で伊東蒼演じる娘・楓は背を向けて、指名手配犯のチラシを見つめながら智の隣に立っている。父が消え、ひとり残された彼女はいったい何を思うのだろうか?孤独と不安を押し殺しながら、父の行方をさがし始める楓の視線の先には、指名手配中の連続殺人犯・山内(清水尋也)の手配チラシが。300万円の報奨金がかけられた彼と父娘はどのようなかかわりを持つのだろうか?
また、解禁となった場面写真では、娘・楓の前で肩を落とす父・智の姿や、連続殺人犯・山内と楓が対峙している場面、車イスに乗るムクドリ(連続殺人犯とかかわりをもつ女性:森田望智)の後ろでどこか不安そうに電話をかける智の姿などが切り取られている。どの場面からもひっ迫した雰囲気や、さまざまな選択に直面する登場人物たちの表情が印象的に収められており、それぞれに異なる思惑や葛藤を抱えていることが見て取れる。ティザービジュアルと併せて見ても、予測不可能な展開が待ち受ける本作のカギとなるシーンを集めた場面写真となっている。
さらに、竹野内豊、行定勲監督、内田英治監督の絶賛コメントも到着した。
竹野内豊(俳優)コメント
終始予測の出来ない展開。
観終えた後の余韻に、うまく言葉が見つからない。
今の現代社会において私たちは「さがす」というタイトルに込められた意味を、考えずにはいられないだろう。
行定勲(映画監督)コメント
映画で描かれる顛末のパズルをはめていく。足りないピースを拾い集め、空間を埋めていく。
最後に残った歪なカタチのピースはどうやってもはまらない。
「君は一体誰をさがしてんの?」という言葉が頭の中をリフレインする。
スリラーでありサスペンスであり青春映画でもある見応えのある映画だった。
内田英治(映画監督)コメント
人間心理に潜む恐怖と、親子の純愛を見事に融合させた傑作。
日本と韓国の映画界で学んだ監督・片山慎三の才能には嫉妬しかない。
映画『さがす』(配給:アスミック・エース)
2022年、テアトル新宿ほか全国公開
©2022『さがす』製作委員会