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2021年7月6日 14:54

演出・松尾スズキ×作・藤本有紀 COCOON PRODUCTION 2021+大人計画『パ・ラパパンパン』 松たか子が!神木隆之介が!大東駿介が!皆川猿時が!早見あかりが!小日向文世が!

COCOON PRODUCTION 2021+大人計画『パ・ラパパンパン』

パ・ラパパンパン組み写真1-(002)

COCOON PRODUCTION 2021+大人計画『パ・ラパパンパン』が2021年11月3日(水・祝)~11月28日(日)Bunkamuraシアターコクーンにて上演される。2020年1月にシアターコクーンの芸術監督に就任した松尾スズキが新たに演出を手掛けるのは、藤本有紀の脚本による現実と物語が交錯するゴージャスでファンタジックなミステリーコメディ。

当代随一のコメディセンスと心に染み入る印象的なセリフを書かせたらピカイチの藤本が、松尾のラブコールを受けて、松尾のホームグラウンドである舞台で“演出家と作家”として初タッグを組む。

本作で、本格ミステリーを書く羽目になったティーン向け小説家を演じるのは松尾の舞台初出演の松たか子。そのティーン向け小説家に振り回される担当編集者役には、映画『100日間生きたワニ』、ドラマ「コントが始まる」など次々と注目の映画やドラマに出演、2019年松尾スズキ作・演出の『キレイ-神様と待ち合わせした女-」で舞台デビューを飾り、2度目の舞台出演となる俳優・神木隆之介物語の中に登場する極悪非道の守銭奴と名高い貸金業者・スクルージ役には、ドラマ「イチケイのカラス」で裁判官役の記憶も新しい、独特の雰囲気を持つ個性派俳優・小日向文世

さらに、大東駿介、皆川猿時、早見あかり、小松和重、菅原永二、村杉蝉之介、宍戸美和公、少路勇介、川嶋由莉、片岡正二郎、オクイシュージ、筒井真理子、坂井真紀と総勢 16名の豪華絢爛なエンターテイナーが大集結する。

COCOON PRODUCTION 2021+大人計画『パ・ラパパンパン』
東京公演:2021年11月3日(水・祝)~11月28日(日)Bunkamuraシアターコクーン
チケット一般発売: 2021年9月12日(日)
主催:Bunkamura 大人計画
大阪公演:2021年12月4日(土)~12日(日)森ノ宮ピロティホール
チケット一般発売: 2021年11月7日(日)
主催:サンライズプロモーション大阪

 

▼あらすじ
鳴かず飛ばずのティーン向け小説家(松たか子)は困っていた。つい雰囲気に流されて、書き方も分からない「本格ミステリーを書く!」と宣言してしまったのだ。
担当編集者(神木隆之介)は呆れながらも構想を尋ねると、どれも見事にアガサ・クリスティーの超有名なミステリーのパクリや犯人が一瞬で分かる設定。あれこれ修正すると作家は逆ギレする始末。
仕方なく編集者は構想を手伝うことにする。作家は壮大なイメージだけは描いており、世間はクリスマスシーズンという思い付きから「クリスマス・キャロル」の世界を舞台にし、そこに登場する極悪非道の貸金業者・スクルージ(小日向文世)が殺されるというミステリーを考え始める。
やっと書き終えたと安心して寝ようとした瞬間、「彼は犯人じゃない!!!」と気づいてしまう。書き直しをしようと慌てて編集者に連絡を取ろうとしたその時、現実でも事件が起きる――。

演出:松尾スズキ コメント
数年前に藤本さんと初めてテレビで仕事をさせていただき、そのコメディセンスと洗練されたストーリーテリングに「これは勝てない」と感動し、お友達になっていただきました。それ以来、俳優として出演ばかりしている関係でしたが、このたび、初めて藤本さんの戯曲を演出するという長年の夢がかなうのです。出演者も松さん、神木くん、小日向さんを初め、盤石とも言えるつわ者が一同に介し、僕がこれまで作ってきたものとは趣を変えた、一大エンターテインメント作品が立ち上がる予感、それしかしていません。コロナの時代だからこそ、困難に明るく立ち向かいたいものです。

作:藤本有紀 コメント
松尾さんから与えられた最初のキーワードは「ゴージャス」でした。ゴージャスなミステリーをつくりたい。極上のエンターテインメントにしたい。でも一番大事なことは、それがコメディであること。「エンターテインメント精神に満ちたゴージャスなミステリーコメディ」。なんですかそれ。そんな芝居があったら観たいです。でも、そんな芝居を書けたなら幸せです。いえ、私はとっくに、この上なく幸せです。松尾スズキにコメディの脚本を依頼されたのですから。
キャストをご覧いただければおわかりのように、すでにゴージャスです。絢爛豪華なエンターテイナーがそろっています。目標の半分は達成されたも同然です。残りの半分「ミステリーコメディ」に「ファンタジー」をつけ加えて書いてみました。クリスマスの近づくころ、みなさまに楽しんでいただけましたら幸いです

主演 松たか子/鳴かず飛ばずのティーン向け小説家 コメント
松尾スズキさんの舞台に、初めて出演させていただくことになりました。
横文字の登場人物達、有名なクリスマスソング、二重構造の物語、、、。その中に自分がいることが許されるのか、まだドキドキしています。
「リトル・ドラマー・ボーイ」を頭の中で鳴らしながら、ただただ稽古、本番に向けて、突き進んでいきたいと思います。
どんな芝居になるのかまだ誰も、松尾さん以外?わかりません。でも、きっと、必ずや、、、頑張ります

神木隆之介/ティーン向け小説家の担当編集者 コメント
人生2回目の舞台です。
そして、松尾さんの作る作品にまた携われることが、この上なく光栄です。前回参加させてもらった『キレイ-神様と待ち合わせした女-』では、とんでもなく緊張していましたが、松尾さんがリードしてくださり、やり切ることができました。今回2回目。やはり今から緊張しています。
松尾さん、そしてキャストの皆様の胸をお借りする思いで、全力で挑みたいと思います。ひたすら頑張ります。

小日向文世/小説「クリスマス・キャロル」に登場する極悪非道の貸金業者・スクルージ コメント
初めて松尾君の作・演出の舞台に参加してから17年が経ちました。50歳の時でした。
人生経験を重ねればすこしは楽になるのかなと期待してたけど舞台の厳しさと大変さは今も変わらない・・・。不安はますます膨らみます。
でもとにかく楽しみたい。ワクワクしながらシアターコクーンの舞台に立てますように。
松尾君、藤本さん早く台本ください!!

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