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2021年8月30日 12:00

中村勘九郎、中村七之助の『赤坂大歌舞伎』 11月に上演決定! 演目は『廓噺山名屋浦里』ほか

中村勘九郎、中村七之助『赤坂大歌舞伎』

TBS70周年記念『赤坂大歌舞伎』組み写真-(002)

TBS開局70周年を記念し2021年11月11日(木)〜11月26日(金) TBS赤坂ACTシアターにて、『赤坂大歌舞伎』の上演が決定した。赤坂大歌舞伎とは、十八代目中村勘三郎の「芸能の街・赤坂で歌舞伎を!」という一言から2008年にスタートし、誰にでも親しみやすい演目で幅広く人気を博してきた名物シリーズ。

2013年からは中村勘九郎、中村七之助兄弟が亡き父の遺志を継いで公演を続け、昨年5月、6回目の上演は中止を余儀なくされ、演目も新たに今年の11月に上演が決定した。尚、劇場は年内から改修工事が(当面の間、舞台「ハリー・ポッター」の専用劇場として運営される)予定されており、この赤坂大歌舞伎が、いったんの節目を飾る作品となる。

上演される演目は、『廓噺山名屋浦里』(さとのうわさやまなやうらざと)、『越後獅子』、『宵赤坂俄廓景色』(よいのあかさかにわかのさとげしき)の3作。

『廓噺山名屋浦里』は、江戸時代に名を馳せた花魁「扇屋の花扇」にまつわる実話で2015年、このTBS赤坂ACTシアターにて、笑福亭鶴瓶が落語として披露。その翌年には「この落語を歌舞伎にしたい」と熱望した中村勘九郎が、中村七之助らとともに、八月納涼歌舞伎の一演目として舞台化。以来、再演を待ち望む声も多いこの作品が、ゆかりの地TBS赤坂ACTシアターで、5年ぶりの上演を果たす。

『越後獅子』は長唄にのせて、手おどり、足拍子、布さらしと、様々な踊りの表現を披露。舞台を締めくくる『宵赤坂俄廓景色』は、今回の赤坂大歌舞伎ならではの趣向を取り入れ、赤坂がかつて花街だった時代を想起させるような、華やかな作品。

記念すべき第1回公演に出演の中村扇雀をはじめ、片岡亀蔵、中村虎之介、中村鶴松と魅力溢れる顔ぶれに加え、勘九郎の長男、中村勘太郎と次男、中村長三郎が『赤坂大歌舞伎』に初登場する。

TBS開局70周年記念 赤坂大歌舞伎
日程 :2021年11月11日(木)~11月26日(金)
会場 :TBS赤坂ACTシアター

一、
『廓噺山名屋浦里』
出演:中村勘九郎 中村七之助  中村虎之介 中村鶴松 片岡亀蔵 中村扇雀
原作 :くまざわあかね
脚本  :小佐田定雄
演出 :今井豊茂
美術 :中嶋正留
二、 
『越後獅子』長唄囃子連中
出演:中村勘太郎
『宵赤坂俄廓景色』長唄囃子連中
出演:中村勘九郎 中村七之助  中村虎之介 中村長三郎 中村鶴松 片岡亀蔵 中村扇雀

チケット一般発売:9月25日(土)10時~
公式サイト: https://www.tbs.co.jp/act/event/akasakadaikabuki2021/

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