『ミス・サイゴン』日本初演30周年記念公演 開幕！
7月24日からプレビュー公演を開催する予定となっていた『ミス・サイゴン』日本初演30周年記念公演は公演関係者に新型コロナウイルス感染症の陽性反応が確認されたことから7月24日(日)～7月28日(木)、7月30日(土)昼の部を中止。
医療専門家の監修のもと、公演関係者の経過観察期間を経て、7月29日(金)夜の部より公演を開始した。エンジニア役には日本初演から足掛け30年間この役を演じる市村正親、そしてキム役には今回の『ミス・サイゴン』が初出演の高畑充希。
日本プロダクション演出のジャン・ピエール・ヴァン・ダー・スプイ、振付補のリチャード・ジョーンズら 海外クリエイティブスタッフは、初日開幕後離日する予定が、日本滞在期間を８月２日まで延長、開幕後も公演の合間に舞台稽古を重ね、作品をブラッシュアップさせた。
以下、エンジニア役の4名、およびキム役の3名より初日を迎えた喜びのコメントが届いた。
市村正親（エンジニア役）
「ミス・サイゴン」の音楽が鳴ると、母の胎内に戻ったような懐かしい錯覚すら覚える…そんな世界を感じました。お客様の熱い視線を体いっぱいに浴びて幸せな初日を終えました。
駒田一（エンジニア役）
２年越しの初日が開いた。今回も紆余曲折あった。この思いは一言では語れない。でも開いた！
ホッ。しかし大事なのは、誰一人欠けること無く全員で完走する事。
ラストまで皆さんと一緒に楽しんで進んで行きましょう！
伊礼彼方（エンジニア役）
2020 年･･･そして今年も数公演中止になり、その大きな壁を乗り越えて一丸となってなんとか初日を迎えられた事、心から感激感謝しております。
待ちに待った「この特別な時を」キャストスタッフ関係者各位・そしてお客様と共に噛み締めて、忘 れられない 30 周年記念にしたいです。
東山義久（エンジニア役）
キャスト、スタッフ、観客の皆様の愛と想いが詰まった素晴らしい初日を頂けたこと、心から感謝して おります。一回一回を丁寧に大胆に演じ、大千穐楽の市村さんへと繋ぎたい。そして皆でこの偉大な作品の 30 周年をお祝いしたいと思います。
顔晴ります！
高畑充希（キム役）
やっと幕が開きました！
カンパニー全員がこの日が来ることを祈っていたので、本当に幸せです
初めての帝国劇場の舞台から見る客席の景色は壮観で、カーテンコールでふと我に帰った時、腰が抜けそうになりました（笑）
ここから 1 日 1 日、皆さんと大切に過ごしたいです。
昆夏美（キム役）
まずは無事に開幕できた事が何より嬉しいです。このような状況下です。中止になってしまった公演もありました。明日上演できるかもわかりません。それでも私たちは、今この作品をお届けする意味があると思っています。楽しみにしていただけると嬉しいです。
屋比久知奈（キム役）
2020 年を経ての今回。悔しくも中止になってしまった公演がありますが、開幕出来たことは本当に嬉しく、感無量です。長く上演されてきたこの作品ですが、いまだからこその見え方や解釈がある。その意味と深く向き合いながら、最後まで走り抜きたいと思います。
市村正親 7/29 初日カーテンコールでのあいさつ
本日は『ミス・サイゴン』初日ご観劇誠に有難うございました。
二年前にコロナで中止になった『ミス・サイゴン』
今回は無事に初日をあけることができました。
本当に有難うございます。
この公演は１１月まで続きます。
何とか完走できるよう皆さんどうぞ応援の程よろしくお願いします。
本日は誠に有難うございました。
『ミス・サイゴン』2022年公演は、帝劇公演の後、大阪、愛知、長野、北海道、富山、福岡と続き、最終地川越（市村正親の出身地）・ウエスタ川越大ホールでの11月13日大千穐楽まで続く。
≪帝劇公演チケット≫
前売券、補助席は完売。
当日券お問い合わせ 0570-035-061
（ご希望公演日の前日 16:00～予定枚数終了まで）
