取材・撮影/RanRanEntertainment
加藤和樹が出演する「裸足で散歩」が、9月17日(土)から上演される。(プレビュー公演は9月13日に開催)本作は、新婚夫婦と新居のアパートに暮らす変わり者の住民たちが繰り広げる、喜劇作家ニール・サイモンによるコメディの名作。1867年にはニール・サイモン自身が脚色し、主演はロバート・レッドフォード&ジェーン・フォンダで映画化もされ、ラブコメディの名作として世界中から愛されている作品だ。そんな本作で、加藤は真面目な新米弁護士ポール役で出演。高田夏帆が演じる妻・コリーとすれ違いながらも支え合う姿を描き出す。加藤に本作への意気込みや見どころを聞いた。
――まずは、この作品に出演が決まった時のお気持ちから聞かせてください!!
これまでずっと、コメディに挑戦してみたいと思っていたので、それが叶って非常に嬉しかったです。
――コメディの魅力はどこにあると考えていますか?
観ている方が幸せな気持ちになれるところだと思います。僕が出演する作品は、誰かが死んでしまったり、苦しみ続けていたり、暗い話が多いんですよ(笑)。なので、久々にハッピーな作品に出演できることで、僕自身も心が軽くなりますし、観てくださる方にとっても暖かい気持ちになってもらえると思うので、コメディっていいなと思います。人の心が豊かになる作品を作り上げられるよう頑張ります。
――確かに、このところ重厚感のある作品への出演が続いていた印象があります。
そうですね。僕は、あまり芝居や作品に引きずられるタイプではないんですが、誰かが誰かを愛して裏切って、殺して殺されてという作品が続くと、心が苦しくなりますね。
――今作では今までとはまた違った加藤さんの姿が見られそうですね。
何も考えずに観に来て楽しんでいただければいいなと思います。
――加藤さんがコメディに挑戦したいと思っていたのは、先ほどお話いただいたような魅力を感じているからですか?
それもありますし、僕自身がコメディを観るのが好きだというのもあります。なので、自分がその世界に入ったらどういう芝居になるのかと、今は純粋に楽しみです。
――今作の台本を読んだ感想を教えてください。
細かいところまで計算されている作品で、どんどん物語が転がっていくさまが面白いと感じました。登場人物は、みんな癖の強い人ばかりですが、それぞれの輪郭がはっきりしていて、そこにきちんと物語がある。キャラクターを生かすも殺すも我々役者たちの芝居次第なんだと思ったので、自分の役はもちろん、他の役も生かせるよう、お互いに芝居で支え合ってやっていきたいと思います。
――コメディ作品ならではの難しさは感じていますか?
シチュエーションが変わるわけでもなく、会話が続いていくので、会話が面白くなければ一気につまらない作品になってしまうという難しさはあると思います。なので、飽きさせないセリフ回し、芝居の囲み方や動きが大事になってきますし、しっかりと計算をしながら演じていかなければならないと感じています。それから、(役者同士が)コミュニケーションを取ることでどんどん良くなっていって、思いもよらない楽しさが見つかると思うので、そうした新しい発見を稽古でどんどん見つけていきたいと思います。
――セリフ量も膨大ですよね。そのセリフを覚えるだけでも大変そうです…。
僕は割と覚えるのは早い方だと思いますし、以前に台本の半分以上を僕が話すという作品もありましたが、逆に長いセリフが続いている方が覚えやすいんですよね。短いセリフの応酬だと、会話をしないと覚えないので。それに、セリフと同時にテンポ感も体に染み込ませなければいけないので、稽古をしながら、その会話の中で覚えていこうと思っています。
――では、加藤さんが演じる弁護士のポール・ブラッター役については、今現在はどのように演じたいと考えていますか?
堅物で真面目な人物なので、そこは真摯に取り組みながら、少しユーモアを交えて演じていけたらと思います。彼の真面目さや頭の固い部分は自分にも似ているところがあると思うんですよ。なので、あまり飾らずに、気負わずに素直に演じていけたらと思います。
――今回、高田さんが妻役ですが、どのような夫婦像を作り上げたいですか?
お互いに言いたいことが言い合える、遠慮のない関係性を作り上げられたらと思います。高田さんとは初共演なので、稽古ではコミュニケーションはたくさん取っていけたらと思っています。
――高田さんだけでなく、本間ひとしさん、松尾貴史さん、戸田恵子さんと実力派が揃っています。共演で楽しみにされていることはありますか?
皆さんのお芝居を目の前で見られるのが楽しみですし、吸収できることも多いと思うので、勉強をさせていただけたらと思っています。経験値の差はどうしたって埋められないと思いますが、ディスカッションをしながら、いい作品を作れるよう頑張ります。
後編へ続く
舞台『裸足で散歩』
原作 Neil Simon BAREFOOT IN THE PARK
作 ニール・サイモン
翻訳 福田響志
演出 元吉庸泰
出演 加藤和樹 高田夏帆・本間ひとし・松尾貴史 戸田恵子
公式サイト https://hadashidesanpo.jp/
公式Twitter @hadashide_sanpo
テーマ曲 「君と僕」
作詞:福田響志 作曲:栗山梢
歌:加藤和樹 高田夏帆
PV:(https://youtu.be/5JKWFxmCdoY)
企画・製作 シーエイティプロデュース
公演スケジュール
【プレビュー公演】 2022年9月13日(火) 有楽町よみうりホール
【東京公演】 2022年9月17日(土)~9月29日(木) 自由劇場
【兵庫公演】 2022年10月1日(土)・2日(日) 兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
【大阪公演】 2022年10月5日(水) 枚方市総合文化芸術センター 関西医大 大ホール
【神奈川公演】 2022年10月8日(土)・9日(日) KAAT 神奈川芸術劇場 ホール
【東京多摩公演】 2022年10月11日(火) パルテノン多摩 大ホール
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