取材・撮影/RanRanEntertainment
吉沢亮が主演するドラマ『PICU 小児集中治療室』(フジテレビ系/毎週月曜午後9時放送)で、主人公の志子田武四郎の幼なじみで医師の河本舞を演じ、注目される菅野莉央。2歳の頃から子役として活動し、これまで数々のドラマや映画に出演してきた。今回は、『PICU 小児集中治療室』撮影時のエピソードや見どころ、さらには俳優業への思いなどを語ってもらった。
――ドラマの放送がスタートし、大きな反響が寄せられています。改めて、菅野さんが演じている河本舞という役柄について教えてください。
主人公の武四郎の幼なじみでありながらも、同じ丘珠病院で働く医師です。最初は、小児外科医として働いていましたが、3話からPICUのチームに正式にメンバーとして加わりました。武四郎とは何でも言い合える仲で、相談をしたり、ふざけ合ったりもできる同志のような関係です。
――菅野さんにとっては、初めての医師役だそうですね。医師役ならではの難しさはありますか?
普通の台本のほかに、医療台本というものをいただいています。医療台本には、患者さんがきてから治療をしていく過程が、役柄ごとに描かれているんです。細かい動き方や器具の名前などが書かれているのですが、文字で見ても分からないことも多いので、撮影前に役柄の名前をつけたプロの方たちが、実際に動いて見せてくださいます。自分の名前をつけた方をひたすら目で追いかけて動きをその場で覚えていくのですが、それが何シーンも続くこともあるので、それは大変です。
――ほかのドラマとはまた違った大変さがあると。
そうなんです。初めて使う器具も多いので使い方も分からなくて…。それは毎回、苦労している点です。舞はベテラン医師ではないので、そこまで高い技術が求められているわけではないのですが、それでももたつかないように見えないといけないと思いながらやっています。
――特に印象に残っている医療シーンは?
本編ではそれほど長くは映っていませんでしたが、オペのシーンで手元だけを拡大して見せるシーンの撮影は難しかったです。私は浮田先生(正名僕蔵)とペアを組んでオペをするというシーンだったのですが、浮田先生の手元はプロのお医者さんが代わりにやることになったのに、なぜか私は自分でやることになったんです(苦笑)。プロの方に手取り足取り教えていただきながら練習をして本番を迎えたのですが、とにかく緊張しました。
――そうした医療シーンがある一方で、幼なじみ同士のわちゃわちゃしたシーンも印象的です。1話では、広大な自然の中でキャンプするシーンが目を引きました。
あのシーンは、実際に北海道で撮影しました。カヌーは、事前にみんなで練習したので、まるで部活をしているような楽しさがありました。カヌーって力が均等でないと、まっすぐに進まないんです。まっすぐに進むのはすごく難しくて、本番中でも何度もぶつかってしまったのですが、それも使われていたので、すごくリアルなシーンになったと思います。北海道でのロケがあったことは、この作品に臨む上ですごく大きなことだったと思います。
――幼なじみ4人のシーンは、息が詰まる展開の中でもほっこりできる貴重なシーンだと思いますが、舞がPICUに入ることでこれからは医療現場のシーンが増えていくのでしょうか?
先日、監督とお話した時に、武四郎の家に幼なじみたちが集うシーンは、このドラマの中で唯一、平和なシーンなのでなくしたくないとおっしゃっていました。私も視聴者の方も息をつけるシーンがあった方が良いと思います。
――では、菅野さんから見て、舞のどんなところが魅力的ですか?
とても頭の回転が速くて、思ったことをそのまま口に出せるところに好感を持っています。きっと裏表がない子なんだと思います。それから、仕事をプライベートに持ち込まず、オンオフがはっきりしていて引きずらないというのも魅力だと思います。
――幼なじみを演じる吉沢さん、高杉真宙さん、生田絵梨花さんの印象を教えてください。
吉沢さんはすごく少年っぽさを感じさせる方です。最初の頃は寡黙なイメージがあったのですが、カヌーのシーンではしゃいでいたり、美味しい食べ物に純粋に喜んでいる姿を見て、少年らしさもあるピュアな方なんだなと思うようになりました。高杉さんとはゲームの話をよくしているようですが、“兄弟”のような感じですごく微笑ましいです。生田さんはきっと自分ではあまり気づいていないと思いますが、マイペースな方だと思います。丁寧な話し方をするのですが、突然、全く関係ない質問を吉沢さんたちにして二人を困らせていることがありました。皆さんマイペースで、個性的で楽しい方ばかりです。
――印象に残っている撮影中のエピソードは?
4人でジェンガをするシーンで、ジェンガが倒れなくて…みんなでどうやったら倒れるか真剣に考えたことがありました。ジェンガを“倒す”方法を考えることはなかなかないですよね(笑)。なんだか本当にお友達の家に遊びに行ったような感覚になって撮影できました。4人のシーンは基本的に楽しい気持ちで撮影できることが多いです。
――今作に出演したことで医療や小児科、医師について思うことはありましたか?
撮影前に実際のPICUの見学に行かせていただいたのですが、その時に医師の方が「この作品を通じてPICUの存在をもっと多くの方に知っていただきたい」と、おっしゃっていました。人手も足りないとおっしゃっていて、改めて、とても大変なお仕事だなとお話を聞いて感じました。私自身もこの作品を通して、PICUを知ってもらえたらいいなと強く思っていますし、自分の判断が患者の子どもたちの人生を左右してしまうというプレッシャーと毎日闘いながら、命と向き合うことは本当にすごいことだと思います。誰もができることではないので、尊敬しています。
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