取材・撮影/RanRanEntertainment
『JOHNNYS’World Next Stage』が1月1日、帝国劇場にて開幕した。出演はHiHi Jets、美 少年、少年忍者 他ジャニーズ Jr.総勢50名。演出には東山紀之、堂本光一、井ノ原快彦が新たに就任、堂本は全体の構成も担当。歌やダンスなどで魅力的かつ壮大な舞台を繰り広げた。
舞台は2幕構成。1幕前半は堂本の演出による『ジャニーズ・ワールド』の名場面の数々を再現。ジャニー喜多川さんが、帝国劇場へ全世界から観に来てほしいと願って演出した、オリジナリティあふれる名シーンの数々を凝縮して再現した。
東山が担当する戦争シーンは、戦争にほんろうされる若者の愛をテーマに、フォーリーブスの名曲「急げ若者」からはじまり、東京大空襲、ジャニーさんが大切にしたライフルを用いたダンスと従来からの名場面を再構成。また、愛する人のために命を散らす特攻隊のシーンでは、井上瑞稀、川﨑皇輝が切ない演技を魅せる。ウクライナ戦争で再注目されたSMAPの名曲「Triangle」をジャニーズ Jr.がパフォーマンス。
そして井ノ原演出の1幕ラストは2023年の公園が舞台。橋本涼、織山尚大らが演じる悶々とする少年たちに、誰かが手を差し伸べ、未来へ向けて前進させるという物語。『ジャニーズ・ワールド』屈指の名曲「Not Enough」へと繋がっていく。
2幕の前半はジャニーズの歴代珠玉の名曲を新たな振付によるショー。少年隊の「Act-Show」を皮切りに、身体能力、ダンス力が必要とされるパフォーマンスが続き、「宙船」「ルパン三世のテーマ」、そしてジャニーズのスーパーヒット曲「硝子の少年」「スニーカーぶる~す」「Real Face」「夜空ノムコウ」も。
2幕終盤には井ノ原が手掛けた新曲を披露。HiHi Jetsは「NEVER STOP -DREAMING-」、美 少年は「吉吉 Bang!Bang!!」、そして少年忍者は「Journey Must Go On」。そして堂本が作詞・プロデュースを手掛けた新テーマ曲『天からの手紙』により全員がジャニーさんを振り返っていた。50人のメンバーが時間の感覚を忘れるほどの熱いパフォーマンスを披露した。
オフィシャル提供写真
1月3日上演後の会見ではHiHi Jetsの高橋は「こういうご時世ですけど、最後まで全員で走り切りたいと思っています。この帝国劇場改装(で休館)まであと2年ぐらいですが、しっかりとジャニーさんが愛した舞台を盛り上げて、そして帝劇自体を盛り上げたいと思っています。そのためには皆さんのお力添えが不可欠です。これからも僕たちをよろしくお願いします」と会見を締めくくった。
『JOHNNYS’World Next Stage』
出演:
HiHi Jets(髙橋優斗・井上瑞稀・橋本涼・猪狩蒼弥・作間龍斗)
美 少年(岩﨑大昇・佐藤龍我・那須雄登・浮所飛貴・藤井直樹・金指一世)
少年忍者(ヴァサイェガ渉・川﨑皇輝・北川拓実・織山尚大・黒田光輝・ 安嶋秀生・内村颯太・深田竜生・元木湧・檜山光成・青木滉平・豊田陸人)
2023年1月1日(日・祝)~1月26日(木) 帝国劇場(36回公演) 全日程即日完売御礼!