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2023年3月6日 19:49

石丸幹二、井上芳雄、安蘭けい、夢の競演! 日生劇場9月公演『ラグタイム』上演決定

石丸幹二、井上芳雄、安蘭けい ミュージカル『ラグタイム』

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ミュージカル『ラグタイム』が2023年9月、日生劇場にて上演される。ブロードウェイ発、驚異のミュージカル叙事詩が、日生劇場60周年イヤーを飾る!

物語は20世紀初頭のニューヨーク。アメリカの移民の約9割がやってきたといわれる激動の時代。ユダヤ人、黒人、白人。それぞれのルーツをもつ3つの家族が固い絆で結ばれ、差別や偏見に満ちた世界を変えていこうとする―。

娘のためにラトビアから移民としてアメリカにやってきたユダヤ人のターテ役を石丸幹二。 新しい音楽“ラグタイム”を奏で、新時代の到来を目指す黒人ピアニストのコールハウス・ウォーカー・Jr.役を井上芳雄。そして、正義感にあふれ人種の偏見を持たない、裕福な白人家庭の母親マザー役を安蘭けい。現代日本ミュージカル界における「BEST=最高」と呼ぶに相応しい3人が夢の競演を果たす。

石丸は「ブロードウェイの初演を観た時の、深い衝撃は忘れられないですね。うねるような物語の壮大さ、そして、多彩なメロディーが飛び交う音楽の豊かさ!」と本作出演に胸を躍らせ、「異なるバックグラウンドの者たちがひと所に共存する難しさ、大切さを描いていきます。今の世界情勢をみると、その道は想像を遥かに超えて厳しく困難なものかもしれない。けれども、いつの日か大きな輝きになると信じたい。まずは、冒頭の大合唱を聴いてください。さまざまな民族を演じる出演者全員が心を合わせて歌います」とコメント。

井上は、三人の共演について「石丸さんは大学の同じ門下の大先輩なのですが、やっと共演できる!という喜びでいっぱいです。安蘭さんともミュージカルでの共演は初めてなので、ワクワクしています。お二人ともストレートプレイもミュージカルも両立されている憧れの先輩なので、一緒にお芝居させてもらう中で得られるものがたくさんあると思います」と期待感いっぱい。

そして、安蘭も「お二方の名前を聞いた時、とても豪華だし、これは凄い作品になるな!と思いました!私もその一員になれることが本当に嬉しいです!」と今から出演を楽しみにしていた。

本作の日本初演の演出に挑む藤田俊太郎は「『ラグタイム』は遠い国の遠い過去の話なのではなく、特に2020年以降を生きる私たちの現在形の作品なのだと感じています。決して悲しいシーンばかりではなく、未来への夢が詰まったエンターテインメントを是非、楽しんでいただけたらと思っています。お客様に心からの愛を込めて、劇場でお待ちしております」とのコメントを寄せた。

 

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あらすじ: 1902年。ユダヤ人のターテ(石丸幹二)は、娘の未来のために移民となり、ラトビアからニューヨークにやってきた。黒人のコールハウス・ウォーカー・Jr.(井上芳雄)は才能あふれるピアニスト。恋人は彼に愛想をつかし、二人の赤ん坊を、ある家の前に置き去りにしてしまう。赤ん坊が置き去りにされたのは、経済的に豊かな白人家庭の母親マザー(安蘭けい)の家だった。偏見を持たず、正義感にあふれるマザーは、夫が出張中で不在ではあったが、赤ん坊を拾い上げ家に迎え入れる。
そんなある日、街でターテとマザーは偶然出会う。マザーのターテへの敬意にあふれた対応に、ターテはマザーに対して好感を抱くのだった。恋人を取り戻すために彼女の元に通い詰めるコールハウスは、今や“ラグタイム”を奏でるピアニストとして注目され始めていた。フォード車を買うことができるくらいまで稼げるようになったが、黒人であるがために、車を 焼き討ちされてしまう。人種差別に対する窮状を訴えるコールハウスではあったが、誰も彼の話に耳を貸さないのだった・・・。

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