トップ > PICK UP > 【後編】溝口琢矢&大平峻也インタビュー ドラマ『あいつが上手で下手が僕で シーズン2』ノノクラゲの2人が語る“コンビ愛”

2023年4月25日 12:14

【後編】溝口琢矢&大平峻也インタビュー ドラマ『あいつが上手で下手が僕で シーズン2』ノノクラゲの2人が語る“コンビ愛”

取材:写真/RanRanEntertainment

103s

左から) 溝口琢矢  大平峻也

 

――(笑)。先ほど、大平さんはツッコミの人ではないというお話がありましたが。

大平 そうですね、ツッコミではないと思います。ボケてるつもりもないですが。

溝口 峻也くんの場合は、ツッコミではないというのは確かに分かるけれど、ボケかと言われたそれもまた難しいところです。峻也くんがツッコミじゃないというのは、優しいからだと思います。ツッコむことに罪悪感を覚えるタイプは、ツッコミにはなれないんですよ。ツッコむにはある程度の毒が必要なんだと思います。峻也くんは「これを言ったら相手が傷つくかも」と思う人なので。(本作にも出演している)染谷(俊之)さんも同じようなタイプだと思うんですが、染谷さんはそれも分かった上で、わーっと突っ込んだ後に「ありがとうな」って小さな声で言ったりするんです(笑)。似ているけど、ちょっと違うところがある。

大平 じゃあ、今度から僕も「ありがとうな」って言おうかな(笑)。

075s


――溝口さんは、普段はツッコミなんですか?

 溝口 どうなんですかね。あまり言われたことがないですね。お笑いに対する感覚が鈍いとは言われます(苦笑)。今回、ノノクラゲの漫才を舞台でやった時は、自分たちがやりやすいように話し合いをしたのが良かったのかなと思います。

049as


――なるほど。では、この作品に携わったことで、お笑いを見る時の意識は変わりましたか?

大平 変わりました。自分たちがやっていることとお笑い芸人さんは全然違うということにも改めて気づきました。他の現場でもお笑い芸人さんと共演させていただく機会がありますが、その時は色々な質問をさせていただいて、お話をたくさん聞いてます。お笑いを見る時も、漫才に注目してしまいますね。僕は元々、コントが好きだったんですが、今は漫才も奥が深いものだと気づき、芸人さんたちの技術に驚かされてます。

溝口 僕は今までお笑いはボケる人が面白いから面白いんだと思っていたんですが、今はツッコミをじっくり見るようになりました。もちろんボケの方も凄いんですが、ツッコミによってボケが生きているんだなと。

大平 今回のドラマの中で、みんなで漫才するシーンがあるのですが、そのシーンでの鳥越裕貴もすごかったです。普段から笑いを求めて、全てを拾い集めている人なんですが、そのシーンでは本当に生き生きしてました。今回、他のメンバーの漫才を見ることも勉強になりました。

069s


――この作品での経験は、今後、俳優としてのお仕事に生きてくると思いますか?

 溝口 そう思います。ただ、相方である峻也くんがいたからこそできたことだったとも感じています。他の現場で漫才ができるかと言われたら、僕は無理だと思うんです。峻也くんと一緒に作ってきたのと同じような工程を踏むなら話は変わりますが、それがあったから今があると思うので。だから、相手が変わると難しいと思います。

 大平 確かにそう考えたら、やっぱり舞台を最初にやらせてもらえたから、お互いに人となりも知ることができたし、スムーズにいったんだと思います。

057s


――では、そんな相方の魅力を教えてください!

溝口 あまりみんなに伝えたくないから言葉を選んで言いますが(笑)。

大平 え? なに、どういうこと(笑)?

溝口 いいところばっかり言っても…と思って。

大平 いやいや、ちゃんと言ってよ(笑)。

溝口 先ほど、僕が峻也くんは優しいからツッコミに向いてないって言いましたが、だからこそ、ツッコミでいてくれてよかったなと思うんです。

大平 どういうこと(笑)?

溝口 峻也くんは、自分はツッコミにそれほど向いてないというスタンスでいてくれたので、僕の意見もどんどん受け入れてやってみてくれたんです。しかも、受け入れてくれた上で、峻也くんの意見も言ってくれる。だから、僕も新しい見方に気づくことができた。それはやっぱり、峻也くんが優しい人間だからだと思いますし、そんな峻也くんがいたからこそ、この僕たちの関係性が生まれたんだと思います。…きっと、僕の言いたいことは10分の1も伝わっていないように思いますが(笑)。

大平 琢矢くんは向上心と度胸があるので、何にでも前向きにのめり込めると思います。僕はすぐ不安になってしまうので、琢矢くんがいると心強いです。思い通りにいかないことも多い中で、彼は自分が提案したことに対して、責任を取ろうとしてくれます。だから、僕も信頼して寄り添おうと思いますし、話し合いもきちんとできるんだと思います。本職の芸人さんたちが実際にどうやって漫才を作っていくのかは分かりませんが、今回、琢矢くんと一緒にこのドラマに出演したことで「芸人さんたちもこんなことを思っているのかな」と思える瞬間がたくさんありました。そう思えたのは、やっぱり琢矢くんとコンビだったからだと思います。すごく感謝しています。

溝口 今回は、僕たちがメインとなる回もあるので、そこを見ていただいたら、この関係性もきっと分かると思います。

大平 そうですね、そこが今回のドラマの見どころです。

――ありがとうございました!

097s


ドラマ『あいつが上手で下手が僕で シーズン2』は、4月25日(火)から毎週火曜24時59分~25時29分にて日本テレビで放送。読売テレビでは、5月6日(土)から毎週土曜24時58分~25時28分にて放送予定!

■キャスト
荒牧慶彦 和田雅成 染谷俊之 溝口琢矢 大平峻也 木津つばさ 中尾暢樹
/ 鳥越裕貴 陳内将 梅津瑞樹 橋本祥平 田中涼星 ・ 崎山つばさ / 和田琢磨 ほか

■スタッフ
脚本監修:上田誠(ヨーロッパ企画)
脚本:左子光晴、大歳倫弘、橋本尚和(ヨーロッパ企画)
企画・演出:橋本和明(WOKASHI)
演出:山口淳太(ヨーロッパ企画)、岡本充史(AX-ON)
制作協力:AX-ON
制作プロダクション:ウインズモーメント
製作著作:カミシモ2製作委員会(日本テレビ、FAB、読売テレビ)
公式サイト:https://www.ntv.co.jp/kamishimo2/
公式Twitter:@_kamishimo

 【プレゼント

319A1192-2s

【プレゼント】
サイン入りチェキをプレゼントいたします!
<応募方法>
(1)ランランエンタメの公式Twitterアカウント「https://twitter.com/ranranentame」をフォローする
 (2)【前編、後編】の両方の記事を、リツートする。
<応募締切>
2023年 5月29日(月)23時59分
<当選発表>
締切後、厳正なる抽選の上、当選者を決定。ご当選者様には、ランランエンタメ公式アカウントよりTwitterのダイレクトメッセージにて当選連絡をいたします。2日以内にご返信がない場合は当選の権利が移ります。
当選者発表までに少々お時間を頂戴いたします。ご了承ください。
<ご応募について>
※リツイートは、公式リツイートに限定させていただきます。
※Twitterアカウントを非公開にしている場合、リツイートを確認することができないため、応募対象外となります。
※ご応募後のキャンセル、変更、返品、お届先の変更はできかねますので、ご了承ください。
※当選結果に関するお問い合せは受け付けておりませんので、ご了承ください。
<商品発送について>
※商品の配送は日本国内のみとさせていただきます。お届け日は、指定できません。
※当選者の長期不在や、賞品お届け先ご住所や転居先が不明等の理由により、賞品のお届けができない場合は、ご当選を無効とさせていただく場合がありますので、予めご了承ください。
<注意事項>
※プレゼントの応募によりお預かりした個人情報は商品の発送にのみ使用いたします。
※ご当選の権利は第三者への譲渡や現金とのお引き換えはできません。
※ご応募いただいた時点で、本応募要項に同意いただいたものとみなします。

ヘアメイク:竹内研登・番やよい(マービィ)
スタイリング:稲葉江梨

取材・文:嶋田真己 / 撮影:篭原和也

 

 

トップ > PICK UP > 【後編】溝口琢矢&大平峻也インタビュー ドラマ『あいつが上手で下手が僕で シーズン2』ノノクラゲの2人が語る“コンビ愛”

Pick Up(特集)

error: コンテンツのコピーは禁止されています