人気上昇中!クォン・ヒョンサンのスペシャルインタビュー!!
2013/9/8 13:52
ヴァンパイア検事~残された赤い記憶」で人気上昇中のクォン・ヒョンサンのスペシャルインタビューをお送りいたします。
『ヴァンパイア検事』シーズン1は見ましたか?
はい! ワオ! 韓国でもこんなシリーズ物が出るなんて…と。思いましたね。最初は、「韓国でヴァンパイアなんて幼稚だな」と思ったのですが、いざ観てみたらとっても面白かった。すごく引き込まれますし、ストーリーの展開も興味津々でした!
プレッシャーなどはありませんでしたか?
プレッシャーよりは、早く演じてみたい!という気持ちがより強かったです。まず、ヴァンパイアだということ。また、僕が演じるLはヨン・ジョンフンさん演じるミン検事と相反するキャラクターなので、面白そうだなとやる気が出ました。
撮影前にLという役柄についてどこまでご存じだったんですか?
最初は元祖ヴァンパイアであるということのみでした。殺人に明け暮れている。つまりミン検事とは正反対ですよね。非常に長い間生きており、過去もすごくミステリアスな人物だと。むしろ、演じながらLを知っていったと思います。
ヴァンパイアを演じるために参考にした作品などはありますか?
『トワイライト』など、ヴァンパイアの登場シーンを見たりもしたんですが、ちょっと違うなと。むしろ『ヴァンパイア検事』シーズン1のほうがより参考になったと思います。やっぱり、その土地に合うヴァンパイアがいるわけですし、作品によって性格も、ビジュアルも、イメージも異なるじゃないですか。
ヴァンパイア役を演じるために、とくに工夫したところはありましたか?
すごく冷静で、冷徹な部分を見せることに力を入れていました。ヴァンパイアの時、そうではない時との変化をつけるために、カラーコンタクトレンズをつけたり、アイラインを入れたりとメイクにも気を遣いました。アイラインは、人生初の経験だった気がします。
この役を準備する過程で体もかなり鍛えられたと聞きました。
はい。「すごくシャープでセクシーなイメージが望ましい」という話があって、1か月近くものすごいトレーニングをしたんですよ。撮影中にも暇さえあればジョギングしてました。2週間くらいで7〜8キロくらい減量したと思います。
本編中にヨン・ジョンフンさんとの過激な格闘シーンなども出てきますが、練習など事前にされたのでしょうか
武術チームの指導の下で、カリという武術を習いました。ただ、撮影までに時間があまり無かったので、ついていくのが大変で。ヨン・ジョンフンさんにかなり助けていただきました。
Lを客観的に説明したらどんな人物でしょうか
物語を最後までご覧になるとわかると思いますが、すごく痛々しい過去をもつ一人の人間だと思います。ただ、自分の欲望、痛みの表現方法が普通の人と違う。ある意味で僕は、毒気や痛みを抱えたもっとも人間らしい人間ではないかとも思いました。もちろん殺人はいけないことだし、その方法は間違っていますが、そういう感情には共感できる部分もあります。
共演した吉高由里子さんの印象はいかがですか?
華奢な方だなと(笑)。何せ言葉が通じないので、ある意味フィーリングだけで合わせていましたね。韓国の俳優同士だと、事前に相談もできるのですが…。でも、そういうのがなくても息はよく合っていました。そこが不思議な感じでした。言葉が通じなくてもできるものなんだなと。吉高さんは首を絞められたり、大変なシーンも多かったのに、いつも明るくて、よく笑っていて大人気でした。日本に帰られた時、みんなが非常にさびしがってましたよ。
ずばり!クォン・ヒョンサンさんが考える本作の見どころは?
Lの登場!? ハハハ。もちろん、Lにも注目していただきたいんですが、毎エピソードごとにそれぞれのテーマがありますので、1話も見逃してはいけない気がしますね。それに、Lの登場から細かな伏線が敷かれているので、そこを逃すと面白みが半減すると思います。とにかく1シーンも見落とさずにご覧になればと思います。絶対面白いですから!
子供時代から俳優を夢見てきたと聞きました。お父様が映画監督という環境が影響されていると思いますか?
もちろんです。でも、家族にはずっと反対されていました。あの環境で反対されたのが、僕にとってはより刺激になり、より強く夢見るようになったと思います。対抗というか、反対されるほどに、夢が膨らんでいったんです。でも、表には出せず、心の中で夢を育んでいましたね。
何か準備してきたことはありましたか?
ん〜、準備をしてきたわけじゃないですが、子供のころから、本当にものすごい数の映画を観てきました。映画が大好きなんです。中学生のころも毎日のように友達と映画館に通っていましたね。公開された映画はほぼ全部見た気がします。自宅でもいつも見ていましたし…。ですから、自然と映画俳優の夢ができたと思います。
俳優としての夢や、目標はなんですか?
僕の作品を観て「次期作が気になる!」そんな俳優になりたいです。僕がまさにそうなんです。ある作品で目立っていた俳優がいたとすると、その俳優の次の作品がすごく気になるんです。僕も、観客からそんな風に思われる俳優になりたいですね。次はどんな挑戦をしているか、どんな演技、変化を見せてくれるだろう、そういう期待感のある俳優になりたいです。
最後に、ファンの皆さんへメッセージをお願いします
アンニョンハセヨ。『ヴァンパイア検事〜残された赤い記憶』を楽しみにされている皆様、こんにちは。L役のクォン・ヒョンサンです。韓国でも初めてチャレンジしているヴァンパイアのシリーズ物ですが、毎回話題を集めるほど非常に破格の、面白いストーリーです。ぜひお見逃しなくご覧ください。特に、シーズン2はLが登場します。Lの登場から、よりスペクタクルで、面白いドラマになりますので、お見逃しなく! たくさんのご視聴、ご声援、口コミをお願いします。ありがとうございます。
クォン・ヒョンサン 183cm
檀國大學校演劇映画科 1981年生まれ